◇まちづくり争点に
旧安土町との合併に伴う新・近江八幡市長選が4月18日に告示される。いずれも無所属の旧近江八幡市長、冨士谷英正氏(63)と前県知事公室長、深井俊秀氏(55)=民主、社民推薦=の一騎打ちの公算が大きい。3年余りの冨士谷市政の評価に加え、合併を巡り旧安土町民らが激しい反対運動を繰り広げただけに、新市のまちづくりが争点になりそうだ。【斎藤和夫】
◇3年余の実績訴え--冨士谷氏
◇県の経験を古里に--深井氏
冨士谷氏は旧近江八幡市長就任直後から「株式会社近江八幡」を旗印に「病院PFI」を解約、総合医療センターを市直営にするなど、さまざまな行財政改革に取り組んだ。旧安土町との合併協議会長も務め、「合併を進めた責任者の一人として、合併して良かったと思われる町づくりをしたい」と訴える。
深井氏は住民団体などの薦めで「近江八幡は豊かな自然が残り、住民の自治も根付いた素晴らしい町。県行政で培った経験を生かし、古里に恩返ししたい」と、昨年暮れに32年務めた県職員を辞し転身を決意。「結果重視ではなく、市民と情報を共有して対話で新しい町づくりに取り組みたい」と強調する。
冨士谷氏は昨年9月、深井氏は同12月末に出馬表明し、既に激しい前哨戦を展開。ともに決起集会を済ませ、15日朝には両氏がJR安土駅前で鉢合わせする場面もあった。
また、ぎりぎりまで候補者擁立を模索していた共産は自主投票を決定。公明は「中立」、自民党県連も15日、自主投票を決めた。
立候補届け出の受け付けは18日午前8時半~午後5時、投票は25日。同日午後9時15分から同市鷹飼町のサン・ビレッジ近江八幡で即日開票される。
【関連ニュース番号:1004/130、4月18日;1004/122、4月16日など】
(4月17日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100417ddlk25010410000c.html
旧安土町との合併に伴う新・近江八幡市長選が4月18日に告示される。いずれも無所属の旧近江八幡市長、冨士谷英正氏(63)と前県知事公室長、深井俊秀氏(55)=民主、社民推薦=の一騎打ちの公算が大きい。3年余りの冨士谷市政の評価に加え、合併を巡り旧安土町民らが激しい反対運動を繰り広げただけに、新市のまちづくりが争点になりそうだ。【斎藤和夫】
◇3年余の実績訴え--冨士谷氏
◇県の経験を古里に--深井氏
冨士谷氏は旧近江八幡市長就任直後から「株式会社近江八幡」を旗印に「病院PFI」を解約、総合医療センターを市直営にするなど、さまざまな行財政改革に取り組んだ。旧安土町との合併協議会長も務め、「合併を進めた責任者の一人として、合併して良かったと思われる町づくりをしたい」と訴える。
深井氏は住民団体などの薦めで「近江八幡は豊かな自然が残り、住民の自治も根付いた素晴らしい町。県行政で培った経験を生かし、古里に恩返ししたい」と、昨年暮れに32年務めた県職員を辞し転身を決意。「結果重視ではなく、市民と情報を共有して対話で新しい町づくりに取り組みたい」と強調する。
冨士谷氏は昨年9月、深井氏は同12月末に出馬表明し、既に激しい前哨戦を展開。ともに決起集会を済ませ、15日朝には両氏がJR安土駅前で鉢合わせする場面もあった。
また、ぎりぎりまで候補者擁立を模索していた共産は自主投票を決定。公明は「中立」、自民党県連も15日、自主投票を決めた。
立候補届け出の受け付けは18日午前8時半~午後5時、投票は25日。同日午後9時15分から同市鷹飼町のサン・ビレッジ近江八幡で即日開票される。
【関連ニュース番号:1004/130、4月18日;1004/122、4月16日など】
(4月17日付け毎日新聞・電子版)
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20100417ddlk25010410000c.html