滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【1001/185:ハイチ大地震】ハイチ大地震被災者支援へ募金活動 長浜北中の生徒ら

2010-01-25 23:49:28 | Weblog
【写真:ハイチ大地震の被災者支援のため、募金活動する生徒ら=長浜市八幡中山町で】

 カリブ海の島国ハイチで起きた大地震の被災者支援のため、長浜市長浜北中学校生徒会の役員21人が1月24日、市内のスーパー「フタバヤ長浜店」で募金活動をした。

 生徒たちは2カ所の出入り口前に立ち、地震の被害を伝える新聞の切り抜きを張ったボードを掲げながら「ご協力をお願いします」と呼び掛けた。買い物客は「ご苦労さま」とねぎらいながら、募金に応じていた。

 生徒会長の稲葉元太君(2年)は「困っている人たちを助けたかった。できれば、ほかの場所でも募金活動をしたい」と話していた。  (対比地貴浩)

【関連ニュース番号:1001/153、1月22日】

(1月25日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20100125/CK2010012502000004.html

【1001/184:県幹部汚職】SILC実現へ足踏み 、立て直しへ思惑交錯

2010-01-25 23:42:47 | Weblog
 米原市で進む「滋賀統合物流センター(SILC)」事業などをめぐり県幹部職員が収賄容疑で逮捕された事件で、運営会社のSILC社(大阪市)は、幹部職員がSILC事業で中心的な役割を果たしてきたとして、県が責任を持って事業を主導するよう求めている。一方、県は企業誘致などの支援にとどめる考えを示している。事業継続には運営会社や行政側の態勢立て直しが必要だ。

【関連ニュース番号:1001/172、1月24日;1001/148、1月21日;1001/125、1月18日など】

(1月25日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010012500211&genre=C4&area=S00

【1001/183:外来種生物】高島にも外来シジミ、湖西で初確認 / 県全域で繁殖拡大裏付け

2010-01-25 23:37:35 | Weblog
【写真:川底をすくうと小石に混じって、多くのシジミが捕れた。これまで辰巳川にシジミはいなかったという(高島市今津町)】

 滋賀県高島市今津町で外来種とみられるシジミが見つかった。外来種シジミは、大津市や草津市、長浜市湖北町で確認されているが、湖西で確認されたのは初めて。以前から懸念されていた外来種シジミの繁殖拡大が県内全域に広がっている可能性をあらためて裏付けた。

 高島市今津町北仰(きとげ)、農業橋本昭也さん(65)らによると、同町北部を流れる上郷(えご)川の支流辰巳川や田んぼの用水路で6年ほど前、これまで見かけたことのないシジミを発見。シジミ以外の二枚貝はほとんど見つからない一方で、ここ3年ほどでシジミは急激に数が増えた、という。

 昨年4月に行った川掃除では、スコップ一杯の中に小石などに混じり体長5ミリから1センチほどの黄褐色のシジミが50個以上もあった。

 琵琶湖博物館の松田征也専門学芸員によると、色や生息状況などから、県内で生息が確認されている外来種のタイワンシジミの可能性が高い、という。

 タイワンシジミはアジア原産で、食用として韓国や中国などから輸入され、商品価値のないものが、河川などに放たれ野生化したと考えられている。兵庫県などでは増加する一方で、在来種のマシジミが減ったという報告もある。

 松田専門学芸員は「国内でタイワンシジミの生息範囲は拡大している。タイワンシジミは雌雄同体で繁殖力が強く、急激に増えることがあり、生態系に影響を与える可能性もある」と指摘している。

(1月25日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010012500036&genre=K1&area=S10

【1001/182:産業振興】予算獲得へ再発進 、「しが医工連携プロジェクト」

2010-01-25 23:28:02 | Weblog
【写真:医工連携による新産業創出に向け、関係者が今後の展開について意見を交わした会議(大津市・コラボしが21)】

 地域の新産業創出などを目的に、滋賀県内の企業や大学、県などでつくる「しが医工連携ものづくり産学官連携拠点」の第1回会議が1月25日、大津市のコラボしが21であり、行政刷新会議の事業仕分けで廃止された予算枠に代わり、新設された文科省の事業に応募することなどが報告された。

 同拠点は昨年6月、国の集中支援を受けられる「地域中核産学官連携拠点」に選ばれた。県内企業や滋賀医科大学が開発に成功した高機能の内視鏡などを使った患者負担の少ない治療システムの実用化を目指していた矢先に、事業仕分けで、今後の補助事業が「廃止」になった。

 代わりに、全国7地域程度に1~2億円を3年間支援する「重点支援枠」が設けられ、同拠点も応募して予算獲得に乗り出すことになった。

 会議には拠点に参画する各機関の代表約20人が出席。同拠点推進本部(本部長・県知事)を設置し、研究開発▽治験等▽事業化-の各専門推進部会で具体的な事業を検討することも決めた。

【関連ニュース番号:0912/113、09年12月13日】

(1月25日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010012500198&genre=A2&area=S00

【1001/181:障害者支援】「緑化」で共同作業所支援 / 滋賀県就労センター、仕事発掘

2010-01-25 23:22:22 | Weblog
【写真:植栽に使用するセダムと竹繊維のマット(草津市・滋賀県社会就労事業振興センター)】

 障害者の自立支援に取り組む滋賀県社会就労事業振興センター(草津市)は、緑化の仕事に取り組む共同作業所を支援する事業を始める。竹繊維マットに、高速道路の路肩などの緑化に用いられるセダムという植物を植える。不況で福祉施設の仕事が減っているため、環境関連で新たな仕事を発掘した。

 セダムは、サボテンに近いベンケイソウ科の多肉植物で、乾燥にも強い。竹繊維マットは、竹林整備などに取り組むNPO法人(特定非営利活動法人)「きょうと京北バイオマス・デザイン」(京都市右京区)が放置竹材を利用して開発し、マットの穴にセダムの苗を植える。

 マットは雑草を防ぐ効果もあるため、屋上緑化や高速道路沿いの植栽にもよく用いられている。マットの活用を通じ、竹林整備に貢献する狙いもある。

 共同作業所は当面、セダムの植栽だけを行うが、今後、苗木栽培にもかかわるようにしたいという。同センターの城貴志コーディネーターは「環境保全と障害者の所得向上につながるようにしたい。趣旨を理解し、多くの企業に協力してほしい。滋賀県の竹でマットを作ることも検討したい」と話す。

 第1弾として27日午後1時から、2月に新規オープンする「ローソン野洲菖蒲店」(野洲市菖蒲)でセダムの植栽を行う。市内の5つの共同作業所で働く障害者約15人が、同店の駐車場周辺の約150平方メートルに苗木約3800株を植える。

(1月25日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2010012500024&genre=A2&area=S00