徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

何回が正しいのか?

2014-04-18 08:27:17 | 今日のひとり言・雑談
 ここ半年で通夜・葬式に参列すること4回。しかも、身内や恩師といった切っても切れない間柄の葬儀。何回参列してもよくわからないのが葬儀時のマナー。葬儀場で司会の方が、お焼香は1回とします、というところも最近では増えた気がします。ハテ?焼香って何回が正解なのか…。

 

 焼香はお仏前を荘厳にすることによって、敬虔(けいけん)な心をささげるという意味があるんだそうです。香は「心身を清める」「心を落ち着ける」「仏様のお食事」等をあらわします。もちろん消臭の意味も。

 焼香の作法は、各宗派によって焼香の回数が違っていたり作法が違うようです。(下記参照)

 天台宗  1回または3回(特にこだわらない)
 真言宗  3回
 臨済宗  1回
 曹洞宗  2回(1回目は額におしいただき、2回目はいただかずに焼香する)
 浄土宗  特にこだわらない
 浄土真宗 本願寺派 1回(額におしいただかずに)
 浄土真宗 大谷派  2回(額におしいただかずに)
 日蓮宗  1回または3回
 日蓮正宗 3回


 香を「いただく」というのは、顔の前に香を持ち上げる仕草のことを指します。浄土真宗で香をいただかないのは、念を込めなくても阿弥陀様を頼れば救われるという「絶対他力」の考えに基づいているからだそうです。

 先に書いたように会葬者が多い場合は、焼香は1回だけ行うことが宗派問わず慣例化しているようです。次回からは宗派に合わせて焼香してみようかと…。でも願わくば、葬式は出席しない方が喜ばしいですね。これも無理な話かもしれませんが…。

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