goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

9月23日金曜日、東北UIJターンイベントのトークセッションに参加します-2

2016-09-27 08:43:05 | 建築つれづれ…
 9月23日。出演依頼を受けた「東北にある、あなたの活躍の場」というUIJターンイベント。東京はしとしとと雨が降っていた。

 会場に着くと、あらかじめ送ってもらっていたレジメに従って担当者と簡単に打合せ。

 いよいよ本番。こじんまりしたセミナールームに集まってくれた方は10名。それに主催者スタッフ入れて総勢15名程度。肩肘張るような人数ではない。

 

 主催者の方が司会をして私との対談が始まった。自己紹介から始まりトーク開始。

 司会者の方が軽妙に話しかける。そのテンポに乗って私も答える。いいテンポでトークは弾む。

 Uターンへの思い、決め手となったこと、地元での再就職活動の仕方、再就職後の仕事ぶり、地方で働くということ、独立起業への思い、独立起業の決心…等々。自分の言葉で飾らぬように答えて行った。

 

 対談自体は楽しく饒舌になった。自分のUターンと独立企業の経験を話すには40分という時間は余りにも短かった。後半の独立企業についてはきっかけの入り口しか話せなかった。

 対談後の交流会でも参加者とトークセッション。アルコールの勢いもあり饒舌になってたに違いない…。

 いきなり「私、3ヶ月ほど酒田に住んでたんです。」と同じ歳の男性に話しかけられ盛り上がる。彼は学生時代、自動車免許を取得する為に酒田で合宿免許を取ったそうだ。

 

 交流会の最後に話した30代後半ぐらいの男性は、私の言葉で印象深かったのが「地方はすべてが縁故です。」という言葉だったそうだ。

 縁故は少しかっこ悪いと思うかもしれない。がしかし、信頼しているあの人からの紹介だから信頼できる人だ、地方ではそんなことだらけ。

 仕事、プライベート、全てにおいて縁故からつながる、それが地方の鉄則だと思ってる。縁故は何も恥ずかしいことではない。

 仕事の仕方・働き方は朱(地方流)に交わらなくてもいいと思っているが、こういうところは朱に交わって朱になったほうが絶対いい。何をするにも人脈、パイプ作りから始まる訳だもの。

 さて、私の体験談は集まってくれた10名の方々の胸に響いたのだろうか。地方での転職、UIJターンを考えている10名の背中を少しでも押せたのだろうか。

 答えは私の中にはないが、彼らが答えを出すことだろう。そんなことを考えつつ2次会に向かったのであった…。


 ~終わり~

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする