打合せに心躍る

　昨日、あるメーカーの方と打合せを行った。当たり前のことはしたくない性分の私。当たり前のことをするのにメーカーとの打合せは必要ない。製品の仕様や納まりを相談し、設計に反映させる。自分なりに考えていたこと、やりたいことが現実味を帯びていく。打合せをしていくうちに胸躍る自分に気付く。

　久しぶりだ、こんな感覚…。打合せしてるのが楽しい。最近、メーカーの人と面白いこと、オリジナルの仕様を考えていくことが少なかった…。日頃、業務に追われるとこんな感覚を忘れることが多い。「仕事をこなす」ことばかり考えているとつまらない。とりわけ、昨日の打合せは「仕事を創造する」ということか。心が躍った。

　やっぱ、設計って楽しい。でも苦しいときもある。こんな楽しい打合せを何万回もしたいものだ。楽しい打合せの回数だけ、良い作品が生まれるだろう、きっと。間違いない。