経験と知識と教訓

2023-10-12 21:15:30 | 読書、書物

  晴れ。朝晩の冷え込みは厳しくなってきたが、日中は半袖で過ごせるような丁度いい陽気だった。

 アルベール・カミュ著「ペスト」を読み終わりました。行きつ戻りつちまちまと、長々と読み続け、名作であると再認識。完全に隔離された街の中で繰り広げられる感染爆発との戦いによって、巨大な閉鎖空間の中で、人々がどのように行動するのか、何を考えるのかがリアルに描かれます。ああ、あの人が……、という悲しい場面も多いですが、それがむしろ作品により現実味を与え、描写を迫真のものとしていました。忘れられたパンデミック化してしまっている新型コロナウィルスの感染拡大の、初期段階でも似た様な状況かと思います。今も昔も人は何も変わらんのだな、と経験と経験から得られる知識、教訓を忘れてしまう人間の性、というものが残念に感じました。

 明日からカブ旅。現在は期待と緊張に満ちた、微妙ないつもの感覚です。タイヤに空気を入れるために動かすと、やたらとシャリシャリ音がするのでリアチェーンの張りを確認し直すと、ダルめいていましたので再調整。シャリシャリ音は消えました。これで万全。シートバッグをケチったので荷物が二つになってしまうという残念な状態ではありますが、大いに気をつけ楽しんで来たいと思います。

 明日は早起きしなければなりませんのでこの辺で



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