カブ旅二日目 〜旅のお宿は地獄天国〜

2023-10-17 21:58:47 | バイク:モーターサイクル

  雨又は曇り、後晴れ。午前中は雨が降ったり止んだりのすっきりしない天気だった。午後からようやく安定して晴れ始めた。けっこう寒い。

 世界中が不穏な空気に包まれている、そんな気がする情勢ですが、日本国内は相変わらず平和ボケ全開のようです。おかしな差し水ばかりで、根本問題が何も解決できないので全く代わり映えしません。経済第一主義のような考え方はもう捨てるべき。

 カブ旅二日目。

 津軽民のルーツ(?)でもある国道七号線元標を見るべく、新潟市を目指す旅路です。

 

 快適に宿泊できた「かしわや旅館」と、あつみ温泉郷を後にします。こういう温泉郷は、今後もずっと残っていて欲しいです。

 天気が良く、シーサイドラインを満喫。バカ〜はどこにでも居て不愉快な面もありましたが、基本的に快適に走り続けられました。村上市の西側、ツーリングマップルに記載されていた、「日本屈指のシーサイドライン」というのは本物で、バイクだらけ。あれだとバイクで来たくなるのは無理もありません。トライアンフTR6/SSで走りたいコースでした。

 新潟市内は車だらけで不愉快なエリア。秋田県と山形県のドライバーは基本的に穏やかでしたが、新潟ナンバーのドライバーは乱暴者が多い印象を受けます。暴力的な運転の嵐で、まるでマリオカート。亀の甲羅とバナナの皮が欲しくなりました。それより、スターで無敵になった方がいいか? とにかくうんざりです。

 

 暴力的ドライバーどもの猛威に晒されながらも何とか無事に到着できました。交差点にひっそりと佇む、これが国道七号線の起点、元標です。

 

 元標を確認し、昼食。仲間がどうしても食べたいというので、バスカレーなるカレーを食べに中心市街地を走ります。これがまた大変。バイクを駐車できるスペースがなく、押して歩いて駐輪場になんとか停めることが叶いました。この時、既に後の不運が始まっていたようです。

 

 これがバスカレー。素朴な味わい。行列ができていましたが、供給が早いので思った以上に早く順番がきました。大盛りにしましたが、普通盛りで十分です。物凄い分量でびっくり。

 素朴な味わいのカレーを堪能し、出立します。新潟市内を北上するのは骨が折れましたが無事に突破。再び快適なシーサイドラインに到達です。

 

 あれだけのカレーを食べたのに、どうしても食べたいので日本海ソフトクリームを。道の駅・笹川流れ、です。ほんのり塩味の美味しいソフトです。日本海の夕日と共に……。

 

 大分日が傾き、日本海の美しさに感動します。こんな自然を汚す我々人類のなんと愚かなことよ。

 シーサイドラインは、とにかく釣り人だらけでびっくり。海にゴミを捨てるなよ。海岸ではゴミを拾っている人も多かったです。

 

 美しすぎます。

 暗くなってきたので、この日の宿泊施設のある鶴岡市内に急ぎました。ここからが不幸の始まり。真っ暗になった頃に(でもまだ十八時頃)到着し、早々に休むつもりでしたが、予約した宿が何と、駐車場無し(!)。バイクを停めるスペースすらなく、しかもホテル側は「自分達で探して下さい」の一点張り。挙げ句の果て「キャンセル料はいりませんので駐車場のある宿を探して下さい」だと。びっくりするような最低対応。疲れもあって皆んな怒ります。とにかく、宿泊できる宿を見つけなければならなくなったので、手当たり次第に素泊まり可能ホテルに電話。内一つが、神対応で宿泊可能。しかも「バイクですと雨に濡れますので軒下に駐車して頂いていいですよ」とのこと。即決。

 

 その神ホテルが「αー1」さんでした。助かったぁ! ホテルに入り、熱いシャワーを浴びて復活。朝食はつけましたが、基本素泊まりですので、夕食は外食。

 

 山形牛の「べこめし」を食べました。

 あわや野宿、という危機的状況を打開。危険な市街地走行と、宿泊施設の探索で疲れ、二日目もバタンキュー。



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