TRIUMPH・1962TR6SS トライアンフメンテナンス祭り4 〜秋季大会〜

2019-09-14 18:08:04 | バイク:モーターサイクル

  晴れ。暑さは先日の異常さに比べると格段に収まった。

 予定通り、朝からトライアンフTR6SSのメンテナンス作業を実施。異常な暑さで疲れ切ったオイルなどを刷新します。

 

 案の定、疲れ切ったオイルが出て来ました。走行距離は前回からおよそ千キロに満たないのですが、季節の変わり目には必ず交換するようにしています。コレ見ると、なんだか当たり前のことのように思えますね。

 

 新調したトレーもいい感じです。地べたにボルトとか工具とかをそのまま置くのが嫌いなので。実際、ゴミもつきませんし、なくす確率も格段に減ります。作業能率も上がるのは、火を見るより明らかです。

 

 オイルを抜いている間にスイングアームのピボット部分へのグリス注入を行います。ご覧のように、古いグリスが「う×こ」の如く溢れて来ました。綺麗なグリスが出て来たら、充填完了です。

 

 オイルが抜けきったらオイルタンク内の清掃。ヘドロのようなもの(スラッジ、というのか?)を除去します。新規導入した道具ですが、イマイチでした。やっぱり長いピンセットの方がいいみたいです。もう買ってしまったものですので、やや使いにくいものの、このまま使います。ま、針金よりはぜんぜん楽ですが。

 

 エンジン下部からも抜きました。蓋にメタフォームガスケットがくっついてしまっていますが、無理に剥がしません。なぜなら、無理に剥がすとせっかく再使用(2回に一回は交換する)出来る今回の作業なのに、新品を使う羽目に陥るからです。オイルをマメに交換していますので、ご覧のようにコーヒー牛乳もなく、異物もなく、良好な状態でした。

 

 新品のオイル投入。

 

 プライマリーオイルも交換します。ちなみにプライマリーチェーンの張りも調整しようと張り具合を確認したところ、大丈夫でした。ま、調整してから大した距離は走ってないので。リアのチェーンも通常の範囲でした。次回、つまりシーズンオフ直前か、来春の乗り出し時には必要です。

 

 オイルを投入。入れすぎました……。ま、漏れる量が多くなるだけなんですが……。

 

 プラグチェック。やや煤っぽいか?

 

 もう片方もチェック。概ね同じような状態です。

 タペットクリアランスも調整しました。相変わらずチョ〜〜〜〜〜〜微妙な作業でイライラしますが八つ当たりしたところで何ら解決には至りません。黙って作業しました。SR400なら得意で簡単に出来ますが、トラはなかなか面倒です。エンジン下部よりオイルを抜いたので、炎の空キックでオイルを回します。エンジンを始動し、少し減った分を追加したらまたも入れすぎました……。疲れてるのか?

 手がギトギトになっているので写真の撮影はしていませんが、クラッチとブレーキのレバーも掃除してグリスアップ、リアチェーンも清掃済みです。全部完了し、全体にガラスコーティングして全ての作業が完了しました。ここでふと気づいたのですが、フロントフォークのオイルを交換できません。バイク屋さんへ行って講義を受けた際、抜き方は教わりましたが入れ方を聞いてませんでした。どうしよう。

 試走する積りでしたが作業完了時は既に十六時を回ってしまい、断念です。

 

 昨日、現場に行った際、大鰐町の「なでしこ」さんでランチしました。トラメンテナンスで疲れたので(昼に)、今日も食べに行こうかと目論見ましたが、連日の昼食代出費は痛いので自重(笑)。

 我がトライアンフTR6SS、今シーズンの残りも快調に走ってくれればいいですね