猛威の前

2014-08-11 23:23:34 | Weblog

  雨時々曇り。降ったり止んだりを繰り返す、鬱陶しい天気。

 もの凄い風だった。台風が日本海側を通過している時であると思われるが、とにかく凄い風だった。時折、そのもの凄い風に加えてざっと横殴りの雨が降りしきっていた。こういう天気の中、旅人達(ライダー、チャリダー)は自然の猛威に晒されながらも走っていた。

 以前から降り続いた強雨に加えて台風まで襲来し(それも動きの極めて遅い台風)、四国地方を中心に甚大な被害が出た。四国って、いつも渇水渇水騒いでいるのに、この異常な雨量は一体何なんだ? 二メートルの降雪量なら想像出来るが千五百ミリとかそういう量の降水量って想像もつかない。驚くのは、そんな悪天候も通り越した暴風雨の中、サーフィンに出かけた輩が居る事。荒波を求めて行くんだろうけど死ねば意味は無い。ある意味本物のサーファーなのかも知れないが、ここはやはり「自重」が大切だったのでは、と思う。こういうのってけっこうあり、氾濫寸前の川を見に行って溺れたり用水路に落っこちて溺れたりとちょっとした自重で防げる死が数多存在している。どうしてなんだろうか。そう言えば、東日本大震災の際も、津波が押し寄せている川を野次馬達が見に出かけており、逃げろ逃げろの声も無視していた光景が録画・放送されていたっけ。荒れた天気で海水浴に出かけたりととかくアホな行動が目につく。消防士の皆さん、お疲れさまです。本当にそう思う。