利権=理研?

2014-04-10 00:06:16 | Weblog

  晴れ後曇り。

 先日から世間を騒がせている、画期的発見であるSTAP細胞の小保方さんが会見を行った。若い人材をリーダーにして研究するというのは責任を与え、育てるという柔軟でいい考え方だと思っていたが、いざ不祥事(今の所、本当かどうかも不明)を起こせば個人に罪を全て押し付けてハイ、サヨナラ的な扱いに豹変してしまう理研のやり方は如何な者かと思う。理研も結局は超天下り団体と化し、怪し気な役職が乱立、チェック機能も失われてしまっているらしいではないか。役職が増え過ぎた組織は末期症状だとどこかで読んだ記憶があるが、本当にそうだな。一例を上げると「課長代理」とか。「代理」なんだから決定権は全くない、はっきり言ってお飾りの給与泥棒の地位。今回の理研だって「ユニットリーダー」だのという、よく分らない役職がついていた。「研究員」、上司である「主任研究員」か「教授」くらいでいいのではないか? 結局は天下りの受け皿なんだろう。今日の会見をちらっとみたがすぐに止めた。マスコミも調査、取材の矛先がおかしいものね。

 研究が上手く行った暁にはその利益は全て独占し、失敗すれば個人に全ての責任を押し付けるという、正に「終わってる」組織の体質をまざまざと見せつけてくれた理化学研究所、「理研(りけん)」と呼ばれているが、実体は「利権」しか興味ないんでしょうね。ああ、鬱陶しい。あの会見した御エラいさん達をまとめてエボラ出血熱が収束していない西アフリカへ送って人のために働かせればいい。上役どもにも責任をとらせなけりゃなるまい。