goo blog サービス終了のお知らせ 

幻影日記

仕事と猫の世話をしながら、新旧織り交ぜて造りたい物を感じるままに造っています。

1/48 ビルバイン(第6回)

2010-04-15 02:28:50 | 模型改造

予定通りにオーラキャノンの基本部分と、武器関係及びコンバーター部分の改造が終了しました。

100412_2356171 オーラソードライフルの基本的なギミックは問題無いので、ソード時のビーム刃だけを造ってみました。

透明パーツを色々と探して(軟質素材も検討しましたが、当時のキットには無い物なので、除外しました。)、1/72ビランビーの羽根パーツのライナーを使用しています。

取り付け部を抜き差しできるように削り込んで、全体的に先端に向かって削り込んでいます。






 



100412_2357451 右コンバーターに取り付けるオーラソードの鞘ですが、キットのままだとプラプラしていて不安定なのと、余りにみっともない形状なので、鞘側にプラ棒とポリキャップで受けを造り、コンバーター側から軸を出してあります。

こうすれば回転もしますし、隙間も無くなり、見栄えは良くなり可動もします。

一応危険防止で、軸側にはブラ棒で抑えを造っておきました。



 

 




100412_2357131 羽根ですが、他のオーラバトラーを比べて結構きつめになってはいるのですが、後々緩くなる事も想定して、ポリキャップを薄くしたものを仕込んであります。

二枚の羽根で1セットの加工にしてありますので、可動時に同時に動いてしまいますが、硬さと安定性は良くなっています。

開口の際に、透明な羽根の方は結構割れやすいので、注意しながら少しずつ進めないと危険です。



 

 




100412_2359061 オーラキャノンですが、キットの可動レールは過去数回どのようにしても塗装面が干渉して、苦い思いをしていたのですが、HGビルバインで可動軸を使用して造られた構造を見て、「これは1/48に使える!」と思っていましたので、実現してみました。

本体はレール時の取り付け穴を塞ぎ、裏打ちした後で稼動軸のポイントに穴を空けてあります。

キャノン本体と主軸はそのまま使って、軸受け(赤い部分)か形状変更、後はプラ棒で軸部分を造り、ポリキャップ用の可動部と接着してあります。

出来たばかりで、まだしっかりと定着していないので、後で削りこんで形を整えます。


1/48 ビルバイン(第5回)

2010-04-14 00:48:53 | 模型改造

胴体部と脚部の改造が終了しましたので、微調整をしながら状態の確認を行いました。

100411_1856351 この状態で、足の設置面はピッタリと決まります。

余り開きすぎると、股の部分の軸の長さが足りない事に気付いたので、3mm程延長してあります。

腰部と胴体部の回転も考えましたが、機首の可動時の溝(腰部)を塞ぐ作業は簡単なのですが、可動させる際に背中のオーラキャノンが問題になるので、現状ではキットのままで良しと思っています。







 


100411_1857371 足首の可動部もそんなに目立たないのと、間接色に塗装するので、この位は見えていても大丈夫でしょう。

太腿は全体のバランスを見直す際に、削り込むかもしれませんが、少し丸みを持たせる程度でもいいかなと考えています。

足首自体を造った関係で、膝下の長さが増して脚部全体のバランスは良くなったように思います。




 

 




100411_1857591 こうして見ると太腿と脛の対比が、殆ど同じように見えますね。

設定画で見ても同じような感じなので、このままでもいいような気がしますが、この部分はちょっと悩みます。

部分的に曲線で構成されたパールが多いので、成型し直す場合は部分的に造り直さないと無理だと思います。

多分このままの状態で、あちらこちらを削り倒して完成させるような気がしてきました。




 



100411_1859301 鳥のような背面状態です。

この後、オーラキャノンの改造に入りますが、キャノン用のレール取り付け部(3箇所)は塞ぎます。

さて、そうした場合にどうやってキャノンを可動させるかは明日までのお楽しみ…(現在奮闘中ですので、間に合うかどうかは定かではありません。)


1/48 ビルバイン(第4回)

2010-04-13 00:56:25 | 模型改造

脚部が終了したので、次の問題点として考えていた、ウィングキャリバー時の機首の改造に入りますが、同時に頭部と胸部も合わせながら改造して行きます。

100411_1851111 最初に機首部分を延長します。

この部分が空きすぎていて、変形時に下側から頭部が丸見えになるのが気になっていたので、塞いでみました。

この部分を延長する際に、オーラバトラー時のフォルムと、可動ラインの確保を、幾度と無く試してみた結果、どうやっても干渉するので、すき間を埋める長さを画像の状態で確定いたしました。

このパーツが重くなったので、可動部のパーツをポリキャップ(MGの余りパーツの中で、斜めにカットされたポリキャップがあったので、それを更にカットして使用)に変更しています。

 



100411_1848181 オーラバトラー状態では、画像のような状態になります。

延長部のカット部分は、ウィングキャリバー時に頭部が収まる部分になります。

胸部の上面は1mm程度削り込んで、機首の延長部分も上部に向かってカーブする様に削り、干渉せずにスムーズにスイングするまで調整しています。

この状態ですき間が出来ると、改造した為にオーラバトラー時の見栄えが悪くなったような事になるので、細かく細かく削って行く事になり、結構大変な作業になりました。


 




100411_1845561 裏側はこれまた大変なことになりました。

機首が収納できないので、胸部の出っ張ったパーツを、全て削り落としたまでは良かったのですが、緩いウエーブの利いた面校正なので、塞ぐ作業がえらく面倒な事になりました。

側面を塞いで、上蓋を造って塞いでから表面を塞いだのですが、削っては曲げて又削りを繰り返す事になりました。

接着剤が乾いてから、ひたすら成型し直して、最後に首が干渉しないように中央部を削り込んでいます。



 



100411_1846211 綺麗に塞がって、すき間もありません。

1mmプラ版の二重張りで仕上げたので、ガッチリと固まって良い感じになりました。

胴体部は、オーラバトラー形態の際のコックピットハッチ取り付け位置の変更をやる予定ですので、この段階である程度はしっかりと作業しておかないと、後々泣く羽目になりそうな気がしているので、少し時間をかけて造ってみました。






 


100411_1849501 ウィングキャリバー状態に顎程度は見えますが、このすき間を埋める為には、HGの様に肩の中央部を全て可動させる方法しかないので、今回は諦めました。

基本的に機首が伸びたので、側面から見るとイメージ的には良い感じになっています。(機首の目の部分を塗装してから掲載します。)

頭部はピッタリと挟まるような感じになったので、自分的には満足しています。


1/48 ビルバイン(第3回)

2010-04-12 12:27:56 | 模型改造

脛まで出来た後で、膝の回転するパーツで悩んでいました。中途半端な円なので丸くしようかと思ったのですが、間接部とぶつかってしまう為、無理はせずにそのままで行く事にしました。

100410_2124471 そんな訳で、膝パーツはそのまま使い脛の稼動軸の方にポリキャップを仕込んでみました。

これが以外と大変な作業で、稼動軸の径が2mm強、受け側が3mm強といった具合に、通常のポリキャップでは合うものがありません。

仕方が無いので、ポリキャップ自体の内径と外径を研磨して合わせたものを作ってから仕込んでいます。

キットのままでもそれなりにしっかりしてはいますが、この部分は変形時に一番可動する場所なので、保険の為にもやっておかないと後で泣きを見ることになると思います。

 




100411_1503541 続いては太腿ですが、これも膝間接同様の方法で片側の軸にポリキャップを仕込んであります。

両方とも入れようかとも思ったのですが、結構シビアな作業なので、失敗すると壊れる可能性が高く、手間もかかる為、この部分と膝間接部は全て片側のみの加工で終了しました。

画像にはありませんが、太腿の反対側の膝関節受け軸にもポリキャップを仕込んでいます。

ここまでやっておけば、余程のことがない限りはヨレたりはしないと思います。

 




100411_1836151 股間接部ですが、当初ハの字開きの為に、前後スイングも考えていましたが、太腿との位置関係と、変形時の安定を考慮して今回はポリキャップの仕込みだけで止めておきました。

変形を止めて、オーラバトラー形態だけで作る際はやって良いかと思いますが、結構脚部の重量があるので、変形を考えるとこの状態のほうが得策です。

接続面のモールドは残して、ギリギリの位置で仕込んでみました。


1/48 ビルバイン(第2回)

2010-04-11 03:14:58 | 模型改造

何とか足首は出来上がりました。

100410_0829041 可動用のボールジョイント自体を左右に移動できるようにしたので、画像程度は楽に動きます。(ギリギリまで可動すると倒れてしまうので、この程度で止めています。)

爪の可動部も軸自体は隠れるようにしたので、この程度は見えていても問題無しとしました。

完全に可動部が隠れた状態で、キット以上の可動を確保する事は構造的に不可能だと思います。

一応前後への可動も出来ますが、左右ほどの大きな動きはせずに、爪自体の可動である程度はサポートできるようになっています。

 




100410_0829281 後方の可動部もうまく隠せました。

後ろ爪ですが、結構あちらこちらを削っておかないと、この状態の際にやたらと干渉します。稼動軸付近は、キットの状態から約半分程度は削り落ちしています。

爪の間隔は、キットとさほど変化のない場所で作り直してあるのですが、上下位置が変わるとかなりイメージが違って見えます。

この後は、膝の軸にポリキャップを仕込む工夫をしてから、接着して最終的な削りこみに入ります。



 



100410_0831171 ウィングキャリバー変形時は、画像のように上下の爪がピッタリと設置するようにしてみました。

本当はこの状態の際に、足首を引っ込めるギミックを入れたかったのですが、多分何処かのパーツが引っかかりそうなのと、足首の強度が落ちるのも嫌なので、中止にしました。

昔から気になっていたのですが、この後ろの爪ってどういう感じで可動するのか、余り見たことがないので、今でも不思議に思っています。



 

 



100410_0830281 足首のバーニアは、こんな感じで見えています。

これがなければ、もう少し簡単に足首の基部が造れたのに…。

以外とこの方向から見ると、空間が有り過ぎて見栄えが悪いのですが、この部分を詰めると可動しなくなるので、仕方がない状況です。(変形を考えなければ爪の可動がいらないので、何とかなると思います。)