予定の期間内には完成しましたが、作業的には予想以上に時間がかかったような気がします
関節部の内部加工がメインだったので、見た目で大きな変化は無い様に見えますね
前腕部の二重関節と、肩部のランダムスレート以外では、足首の関節の位置と可動範囲が変更になった程度です。
全身の関節にポリキャップを仕込んでありますので、関節の寄れ等は起きませんが、パーツ劣化による破損は起きそうな気がします。
背面側も、踵のパーツを別パーツにして可動させた以外は、見た目の変化はありません
グルーン自体が、当時のキットの中でも、かなりスタイルのまとまった優秀なキットなので、無理に関節を弄って、手足の長さのバランスを変更すると、恰好が悪くなります。
造ってみると分かりますが、パーツ同士の合いの悪さや細かいバリ等の処理は、どうあってもついて回るので、かなり大変な作業になります。
前腕部の二重関節と、手首の回転を追加しただけで、ロングスピアが楽に構えられます
角度変えて検証しましたが、手首の回転だけの加工でも、結構良い感じになりそうなので、一度お試し下さい。
掌は、関節単位で切り離し、一度接着後に各指を切り離してから、角度と長さを調整しています。
太腿のサイドカバーですが、可動自体にかなり自由度が出来たのですが、どうやっても何処にも干渉しないので、ポージングの見た目にしか影響しないですね
足首の加工ですが、脛のカバー自体が大きめなので、可動軸自体が見えなくなりますから、キットのままで補強だけするというのも有りかもしれません。
参考までに、前腕部の可動部分ですが、パーツの湾曲面で、画像のような位置までは可動しますが、これ以上は関節軸が剝き出しになります。
結局ランダムスレートの軸は、もう片方も破損したので、左右共に1mm真鍮線を軸に造り替えました
可動部にポリキャップを埋め込んだ関係で、軸自体が耐えられなくなったのは分かるのですが、実際に取り付けて見てみると、かなり本体と干渉しますね。
この部分、そうは可動させる場所ではないので、キットのままにしておいても良かったかもしれません。