忙しい日々も一段落し、そろそろ趣味の時間も作れそうなので、模型でも造ろうかと思い検討した結果、楽なMGとは考えましたが、やはり旧キットへのチャレンジを選択しました。
発売当初から通算で3回程度は造った記憶があります。1回目はストレート組み、2回目は迷彩版、3回目は変形しないウィングキャリバー状態でとやっているので、今回はHGビルバインを参考に気になる部分を改造しながら、オーラバトラー状態とウィングキャリバー状態での見た目を良くしようかと思います。
今回は足首と脛部分です。
このキットの最大の欠点は、足首というものが無い事だと思います。
その為、脛の内部に付けるバーニアと爪部分を、プラ版とプラ棒を使って、可動範囲(ウィングキャリバー時の固定位置)を確保しながら、足首として作り直しました。
見た目分かり難いですが、爪自体も先端はエッジを立てて、そこ以外は全体的に丸みを付けるように削り込んでいます。
脛の方はキットの爪取り付けの軸を全て削り落とし、足首の接続部を造ってあります。
この画像で見ると分かると思いますが、上のほうにはポリキャップを埋め込んであります。
これは足首の左右への可動を補助するための工夫です。次の画像を見ると意味が分かると思いますが。上下左右の可動に加え、左右へは足首がずれる様にしてあります。
前の画像のポリキャップに、ボールジョイントを差し込む形になっています。
ジョイントだけでも可動に問題は無いのですが、脛の中で足首全体が可動する構造なので、基部自体を左右に移動させないと、脛の側面が邪魔でうまく動きません。
足首自体を下方向に移動させれば済むと考えるかもしれませんが、足首がむき出しになると、非常にみっともないものになるので、そんなことは出来ませんでした。
画像のような状態で納まります。
爪の取り付け位置を上にすると、変形時にバーニアと接触して可動範囲が狭くなります。
爪部がキットより下に移動しましたが、HGビルバインと同じ位の位置になったので、良しとしています。
この状態になるまでに3日程悩んで。5回程試作の可動部を造ってみました。脛のパーツが下側に向かってウェーブしているのが問題です。
この改造で感じたのですが、この頃のキットのプラの厚さは、強度の関係とは無関係に、抜き易いか抜き難いかで決まっているような気がします。
まだ左足しか出来ておらず、右足は途中の段階でストップしているので、同じようになってから、クリアランスを取り直します。
設置状態、可動共に時間はかかりましたが、思い通りになったので、現状では満足しています。