一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

今年の将棋ペンクラブ・関東交流会は5月25日!!

2024-05-22 22:49:31 | 将棋ペンクラブ
今年の将棋ペンクラブ・関東交流会が迫ってきたので、あらためて告知をしておこう。

日時:5月25日(土)10時10分より受付開始。
場所:御徒町将棋センター 5階研修室
   台東区上野3-21-10 宝島ビル(JR御徒町南口から徒歩1分)
会費:3,500円(一般参加は4,000円)、指導対局は一局1,000円
内容:将棋会…10時30分~16時
   表彰式…16時~
   懇親会…17時~19時
会費の中には、軽食、懇親会費も入っている。また、抽選で棋書や色紙が当たる(ハズレなし)。以前は指導対局も無料だったから、大盤振る舞いだった。さすがに指導対局は有料になったが、それでも安いと思う。なお、今年の指導対局者は、堀彩乃女流初段、加藤結李愛女流初段である。

関東交流会は、2018年まで、東京・将棋会館で行われていた。いつもは4階の対局室で行われており、そのことに加え、奨励会員が使用する盤、駒が使えるのがウリだった。
私は4階まで階段で上ったが、2階から上は「関係者以外のご利用はお控えください」の立て看板があり、「きょうは関係者だから」と、その脇を抜けて上に行くのが格別だった。
2011年には、会場の隣の部屋で公式戦が戦われたこともあった。この3日前、第52期王位戦白組リーグで羽生善治名人VS村山慈明五段戦が行われ、羽生名人が勝った。この結果両者のプレーオフとなり、それが急遽その日に組まれたのだった。
すぐ隣の部屋に羽生名人がいると思うとドキドキしたが、こちらも将棋会に集中していたので、この時点ではそれほどの騒ぎにはならなかった。
だが、懇親会に入ってはダメである。懇親会だからおしゃべりするしかないが、つい声が大きくなってしまう。そのたびに誰かが「シッ!」と言って、場を静かにするのだ。両対局者には本当に迷惑を掛けてしまったと思う。
2018年には、気鋭の中村太地七段が顔を見せてくれ、女性参加者がわじゃわじゃと中村七段の近くに集ったことを思いだす。
だがその将棋会館も、2019年から使用できなくなった。事前の申し込みが1年前から3ヶ月前に短縮されたこと、土日の公式戦が多くなったことなどが理由だが、それは表向きで、実際は将棋ペンクラブが煙たかったのかな、などと邪推してみたりする。
いやいやでも、日本将棋連盟には記譜スクラップを閲覧させてくれたりして、感謝はしているのだ。
御徒町将棋センターに移ってからは棋士のサプライズ登場もなくなったが、こちらも気兼ねする必要がなくなったので、のびのびとやっている。
そんな交流会は、ふだん名前しか知らない人と交流できる面白さがある。
大昔、懇親会で私の向かいに座ったひとが、「むかし会報に載ってたんだけど、ある中学生と近所のおじさんとの将棋対決をして、中学生がだんだん強くなっていく話、あれは面白かったなあ……」と言った。それは私の掲載2作目「運命の端歩」だったので、「それ、オレが書いたやつだよ」と言ったら、目の前の彼は「ホントに!?」と感激したふうだった。彼こそ作家のA氏で、それが私とA氏とのファーストコンタクトだった。
私は昨年は参加しなかったが、今年はいまのところ、参加できそうである。私は最近、他者との交流がなく、棋友とは、昨年の社団戦最終日以来、誰とも会っていない。久々の再会を楽しみにしている。
コメント
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