30代の10年間はほぼ他人軸で生きてきた。
他人の言動にビクビクしながら、自分の気持ちを押し殺し他人に合わせてきた。
私のために主人はじめ、義実家に迷惑をかけていたため、
私の思っていることを素直に言えなかった。
私の心は徐々に疲弊し、時々動悸がしたり、発作のように叫んだりしたことが何回かあった。
私のことを娘のように思っていると言ってくれる人でさえ、私の辛い気持ちや私の身体の状態まで寄り添ってくれるわけではなかった。(当たり前だが)
相談し、何度も「まかせなさい」と心強い言葉をかけてくれたが、
上手くいかなかった時、「私は知らない」と言われた私はかなりショックだった。
この10年間は何だったのか。
もう取り返しがつかない…
始めは、その人を恨んだけれど、
その人の言う事に従ったのは自分の選択だ。
自分の状況を一番分かっているのは自分
自分に一番親身になれるのは自分
一番納得のいく答えをだせるのは自分
意思決定は自分で行う
自分の人生に責任をとれるのは自分自身しかいない
どんなに親身になってくれる人でも最終的に私の人生に責任を取ってくれない、というより他人の人生は責任をとれないものなのだ。
ふと、鬼滅の刃のセリフが思い出された。(ちょっと意味がちがうかもしれないけど)
生殺与奪の権を他人に握らせるな(せいさつよだつのけんをたにんににぎらせるな )
漫画の『鬼滅の刃(集英社)』第一話の冨岡義勇 のセリフ
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