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気持ちの整理

2014-09-21 13:31:56 | 子宮筋腫治療~不妊治療
病院での治療をやめようと思っています。

自分の中で「もう十分頑張った」と思えたから…
限界を感じたから…

結婚してから10年と3ヶ月
いろいろありましたが、ずっと子供を授かりたいと思い、日々生きてきました。
2度の子宮筋腫核開腹手術を受け、顕微授精で採卵5回、移植7回を試みました。

採卵1回目 ロング法  7個
  2回目 ロング法  5個(右卵巣のみ)
  3回目 ショート法 4個(右卵巣のみ)
  4回目 ショート法 7個(右卵巣のみ)
  5回目 ショート法 10個(右卵巣のみ)

採卵数はそこそこあるものの、移植できるまで成長する胚が少なく移植は7回
中には状態の良かった胚もありましたが、妊娠には至りませんでした。

そして、3つ目の病院に転院し、低刺激法で卵胞を育てるも、右側の卵巣に卵胞は育たず…
左卵巣は採卵できない位置にあるので、右側の卵巣に卵胞ができなければ採卵できません。
治療前の周期も含めると3回連続右側に卵胞は育ちませんでした。

この前の診察で、今回も採卵が見送りとなり、凍結している胚もないので、私の心はほぼ決まりました。

主人は6回目の移植(結果)で心が折れたそうです。
でも、私が採卵をあともう少し頑張るということで7回目の移植、そして転院しての治療に付き合ってくれました。
2度も採卵が見送りとなり、主人も 十分頑張った という気持ちになり覚悟ができたようです。


自分を納得させるための材料を書き出してみました。

◆ 高度不妊治療を始めた時(当時37歳)は、治療は40歳までと考えていた
 もともと高度不妊治療までは考えていなかったが、高度不妊治療でないと子供が授かれないことがわかり治療を開始。40歳を超えても治療し続け、41歳になってしまった。1年余分に頑張った。

◆ 夫婦の貯金が底をついた
 次の採卵費用分の貯金がなく、親が遺してくれたお金を使うことになった

◆ 薬の副作用が想像以上に辛かった
 ・ 卵胞刺激する時のホルモン剤の注射が痛かった
 ・ 黄体ホルモンの注射が痛い、腕が上がらない、痺れる
 ・ クロミッドによる頭痛(バファリンでは効果薄し、ロキソニン服用でなんとか…)
最初は期待も大きく、痛みを我慢できましたが、それがだんだん苦痛に感じるようになってしまった

◆ 採卵時・移植時の痛みが辛かった
 特に4回目の採卵の時、局所麻酔しているにもかかわらずかなりの激痛
病院によって麻酔の仕方は違うと思いますが、採卵するまでの処置や消毒もだんだん苦痛になる
採卵や移植時、なかなか器具やチューブがスムーズに入らず時間がかかり、器具をグリグリされたりしてこれも苦痛を感じるようになってしまった

◆ 医師が診察の度に「厳しい」「手強い」との言葉
 不妊治療で何千人もの患者を診察した医師がそういうのだから、とても可能性が低い事を意味する!?

◆(多発性筋腫があるため)妊娠しても流産・早産の可能性が高い。
妊娠中に筋腫の変性が起きやすいため、安定期なく管理入院も必要になる可能性が高いとのこと
 今まで診ていただいた何人もの医師に言われた

◆ 出産するとなれば、予定日の約1ヶ月まえに帝王切開しなければいけない
 早産になる可能性が高い

◆ 5回目採卵時、右卵巣のチョコレート嚢胞を採取したのが卵巣にとって良くなかった?
 それ以降右卵巣の卵胞の成長が見られない
  
◆ これまでの結果から、右卵巣では質の良い卵ができないのではないか?

◆ もし次の治療で採卵・移植できたとして、出産は42歳
 そこから子育てをしていくことが想像できない、自信がない
 子供が大学卒業するまで、つまり主人は67才、私は65才まで現役で働かないと金銭的に難しい
 町工場の経営者で会社には借金があるし、退職金もでない
 これからの景気に大きく左右されますが、今後とても景気が良くなるとは思えない

◆ 41歳を超え、ここから採卵となると染色体異常の確率が高くなる
 もしこの年齢で障害を持った子供が産まれたら、子供の世話がどこまでできるか…


採卵まで到達できず、多発性子宮筋腫があるため筋腫がない人より着床が難しい
着床したとしても、胎盤が剥離する可能性が高く、妊娠継続の管理が厳しい
出産は予定日1ヶ月前に帝王切開
おそらくその時に子宮全摘出となる

身体の衰えを感じ始めた今の私には出産・育児がとても厳しく遠いものに感じてしまうようになりました。
ポジティブに考えれば乗り越えられるものもありますが、それでは乗り越えられない要素も私にはあります。若ければ気力で乗り越えられたかもしれません。

どんなに大変な治療をしても最後に報われることが分かっていれば頑張ることができます。
しかし、こればっかりは…

自分の欲を抜いて、自分自身の身体に素直になって考えてみると、もう限界なのだと感じました。