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みんなつながっている

2013-10-17 18:06:23 | 感想
「アンパンマン」の作者 やなせたかし さんが逝去されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

「それいけ!アンパンマン」がテレビで放送され始めたのは、1988年10月だそうです。
子供向けの番組ですが、時々私もみていました。
甥や姪たちがアンパンマンが大好きで、話題作りのためにキャラクターを覚えたこともありました。

理屈ではまだまだ理解できない幼児には、こういうアニメで良い事・悪い事・友達・いじめ・思いやりなど感覚的に理解しやすいのではないでしょうか…

エッセイストの小島慶子さんは
「ばいきんまんを憎むべき敵ではなく、困ったやつという仲間の一人としてみている。そんな描き方に人間の生きるうえでのリアルさ、優しさを感じる。」と魅力を語ったそうだ。

なるほど…確かにそうだ。
あのアニメに出てくる登場人物はみんなどこかで仲間のつながりを感じる。

どうしても嫌いな人、憎い人がいる。
地球上には何億人といるのに、そういう人と遭遇するということは、これも何かの縁であり、この世で一緒に時を過ごす仲間なのかもしれない…


やなせたかしさんは、あの有名な歌の作詞もされていました。
小学校の音楽の教科書にも載っていました。
1番は歌詞を見なくても歌えますが、2番3番の歌詞は忘れていました。
歌詞をじっくり読んでみると、あらためて感動します。

悲しい事なんてないほうがいいのかもしれないけど、生きているからこそ味わえる感情で、いろんな感情を味わうために生きているような気がする。

アンパンマンで描かれたことと似ている歌詞
みんなどこかでつながっている。
人間同士だけでなく、命あるもの同士がつながっている。

後世に残したい素晴らしい歌です。

「手のひらを太陽に」

やなせたかし作詞・いずみたく作曲

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)
ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 笑うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから うれしいんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
トンボだって カエルだって
ミツバチだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから おどるんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 愛するんだ
手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮
スズメだって イナゴだって
カゲロウだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ