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「クモのイト」 しんぶん赤旗「学問文化欄」がおもしろい

2019年12月23日 | 日記
 本日のしんぶん赤旗日刊紙の文化欄に「へぇー」
7面のシリーズ「学問はおもしろい」で京都女子大学教授、中田兼介氏が語るクモの話。
実に面白く興味深く読み進めた。
 クモは世界中で4万8000種が確認されているが、おそらく12万種はいるとのこと。
クモの糸で網を張るのは半分くらい。残りは地面を歩き回ったり、花の中で待ち受けたりして
獲物を取るという。
 ほぼ毎日網を張り直す、クモの糸はたんぽく質でできている、回収して食べて再利用している、
リサイクル率は90%以上、クモは消化液を餌の体内に注入し、液体状になったところで飲む、
クモ類全体が1年間に食べるえさの量は4億から8億トン。昆虫の量は全体で13億トンで
クモはそのうち3~6割を食べている計算に、など驚くことばかり。
世の中には面白いことに研究を注いでいる人がいるもの。
 日本共産党が目指す未来社会では、学問文化が花開く社会に、と謳っている。
折しも日本共産党の28回党大会に向けて党綱領の一部改訂案が党内外で議論されている。
こうした普段の取り組みが次につながっていくのだろう。
 失礼だが、記事に登場した子どものような中田兼介氏の笑顔が素敵。
「昆虫が大好き」な子どもそのものの笑顔である。
翻って、学問研究を役に立つ、立たないで差別化し、予算を削る安倍政権の政策。
研究者の笑顔をつぶす政権の一刻も早い退陣を願うばかり。

岩槻城跡公園に立つトーテムポール。カナダの姉妹都市からの寄贈とのこと。
その大胆で豪快な彫りの迫力に圧倒される。



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