こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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那須の高校生山岳遭難事故から一年

2018年03月31日 | 日記
 那須の高校生山岳遭難事故から1年。
先日、慰霊祭が開かれたが、遺族のほとんどは参列しなかったという。
 学校現場にいた一人として、社会一般とのズレは身に沁みてわかる気がする。
学校に限らず、民間会社や官公庁などの大きな組織の中では、
外向けの顔と内部での素顔との落差は大きいのではないか。
断定するわけではないが、競争主義、成果主義が蔓延し、労働組合が数の上でも、
活動の上でも働く者の側に立って奮闘すること。
ここがきちんと機能していないと組織は暴走するのは当たり前。
 組織の中にいい意味での緊張関係がないと、勝手に文書を書き換えたり、
あったことを無かったことにするなど、とんでもないことになっていく。
 若い命が犠牲になった。原因の究明と、責任の所在をはっきりすることなしには
彼らは浮かばれない。


遭難現場はまだ雪の中か。吹き抜ける風に犠牲となっ若者たちの声が聞こえる。

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