こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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戦争はいつも「国を守るため」を掲げて

2022年02月27日 | 日記
 1931年、中国東北部で中国軍から銃撃を受けたとして(ねつ造)
日本軍が反撃。戦端を開いた満州事変。「満州は日本の生命線」と
国民を煽り、中国大陸への本格的な侵略戦争を開始した。
 今のロシアのウクライナ侵攻は、まったく同じ理屈。
「ウクライナ国内のロシア人が迫害を受けている」
だから「ロシア人を守るため」
「ウクライナがNATOに加盟すればロシアの安全保障が危機に」
だから「ウクライナは非武装中立に」そのためには政権転覆も。
 アメリカもかつてはトンキン湾で北ベトナム海軍の攻撃を受けたとして、北爆を開始。
(これはのちにアメリカ国防省の情報開示でまったくの嘘とわかった。)
「やむを得ぬ反撃」と、北ベトナムの首都ハノイを爆撃。泥沼の戦争へ。
 1931年、日本の中国への侵略行為とその後の泥沼のような15年戦争。
 1964年、アメリカの北ベトナム爆撃開始とその後のアメリカの敗北までのベトナム戦争。
 2022年、そして今回のロシアによるウクライナ侵攻。
 これらに一貫して反対を表明し、抗議し、行動しているのが日本共産党。
自民党は日本のかつての戦争の誤りを認めず、安倍元総理などを中心とする日本会議などは
いまだに「アジア解放のため」と称して「正義の戦争」の立場に固執。
ベトナム戦争でもアメリカを支持し、沖縄など日本の米軍基地をその前線基地として
提供し、協力してきた。
かつての対応には目をつぶり、ダブルスタンダードの節操のなさ。
他の政党はどうか。
 歴史を真摯に見つめ、誠実な平和外交と政治を。今こそ。

「春よ来い 雪解け水と新緑と心地よい風を引き連れて 平和な春よ 春よ来い」