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久しぶりにみんなに会えた、
そんな感じの嬉しいお蔵フェスタでした。
まあほんとに、ふつふつ不思議なふくふく楽しいことが盛りだくさんな1日でした。
昨年は四万人の人出があったと聞いていたので、今年はもしかしたらもっと増える?と予想していましたが、朝から快晴で風もなく穏やか、、
いずこより湧いてきたの~という人、人、人、、、
あまりの人の多さに、なかなか目的地まで辿り着けず、すわ、迷子ですわ。
普段は無人駅なのに、すでに朝からお祭り騒ぎの小さな改札から出て、まずは窓ガラス越しの白猫たちに、お久しぶりでございます、ご機嫌よろしゅうと軽くご挨拶。
完全に無視されましたが(笑)、また来年もくるからね~とウィンク。
だらだら道を二十分ほど歩いて、寺田本家の脇の神社参道にようやく着いたのは10時ちょっと前だけど、もう歩けないほどの人。
なんとお殿様発見!
と、それは鶯色の羽織りに髷(というかヅラ)、紅でフルメイク、の寺田本家御当主でした。
朝から仮装大会(=^▽^=)ナイス!
またまたご機嫌麗しく
お久しぶりでございます
(=^▽^=)
その江戸情緒のある煉瓦の門を入り手作りステージへ。
そのお蔵わきのステージでアースウェーヴはアメニモマケズ♪に始まる30分くらいの演奏をしました。
あとはそぞろ歩きであちこち立ち寄って、菊芋やスペルト小麦などめづらしいものにワクワクしながらのんびり過ごしました。
神崎神社は今年も涼風が吹き抜け、清々しい気を戴きました。
帰りは葉付き大根小脇に抱えて餅と麹と共に在来線の旅でした。
おまけのエピソード。
なるべく交通費をかけずにその分美味しいものを買いたいなあ、と編み出した帰りのルートは、乗り換え駅で街に一度出て7、8分も歩かなくてはならないスペシャルコースw
それはまるで京成蒲田駅からJR蒲田駅に行くかのような離れ業(って、比喩にもなってないかな 笑)
で、さすがにそこまでしなくてもよい気がしたのだが、何となくトイレに行くタイミングでその駅で降りてしまった。
降りてしまったので、仕方がないから宵闇に大根片手に一度街に入る。
そこで魔法が効いた!
小さな小さな小さな靴屋さん。背中の丸いおじいちゃんが1人ポツンと片付け始めた脇をみると、2年越しでずっと買おうとしていたメーカーの靴が二足だけある。それも数あるなかでも欲しかった色、型のぴったりサイズが二足だけある。
実は、2年越しで探していたのに色、型が無くて困っていた。
先週、とうとう前に買った遠方の靴屋に問い合わせたところ、在庫が無くて来月あたり入荷したら連絡するから、連絡先教えて欲しいといわれしぶしぶ承諾したところだった。
おじいちゃんに、
勢い余って、わあこれ探してたんですよ~サイズピッタリです。色もこうゆうのを。
ちょっとびっくり気味のおじいちゃんが試着をすすめてくださるのももどかしく、早々に、これを下さいな!
とな。
何が魔法かって、
欲しかった色、型が有ってしかも、おじいちゃんの靴屋さんの価格は、前に在庫確認したものよりも、丁度ピッタリ帰りの電車賃分だけ安いのでした。まるで魔法の靴(笑)
かくして葉付き大根と餅と麹と靴を抱えて漸く帰宅です。
やれやれ。