いいりん ☆ ゆつくりえいと☆

未知な木、みちの創作メモ。面白いことを取り込んで、PUREに創ります。
それは有形無形、編んだり解いたり・・・

境界線スタイル

2022-12-11 14:19:49 | Weblog


境界線の上

何となく年末も押し迫ってきて
振り返る。

最近、夢を見たいのに
見られないなあ(⁠´⁠ ⁠.⁠ ⁠.̫⁠ ⁠.⁠ ⁠`⁠)
なんて思っていたけれど
日常のルーティンにトラップされすぎていたのかも。
埋没……

知らない土地に赴いたり、
ちょっと難しい未知の本を読んだりしていない。
まぁ、この3年、思えば地球の人々の頭の中もがかなり似たような状況だったり
ちょっと束縛されることが多い。
気づいたところで、冷静に変化を待ちましょうか。


境界線

無意識的なのか偶然なのか、何故か
境界線に陣取る傾向がある。


実家にいた頃は兄弟、家族に埋没気味
学校でも塾など行ったことがないが成績が良かったので、良くなりすぎないように手加減し目立たない自分を演じたり
(当時は宇宙飛行士になりたかったもんだ(*^_^*))


……なんだけど、
それからは自分で云うのも何だけど境界線取りをしながらサバイバルするスタイルになっている(笑)
結界ともちょっと違う気がしている。

そもそも境界線を画定して護る為に大学、大学院まで費やして消耗した
しかも人類の最前線といわれるエリアだ。
(世界の成り立ちについて大いに学ぶことはできた)

住む場所も何故か
目黒、品川、渋谷の境界線スレスレや
杉並、練馬、武蔵野の境界線スレスレだったり。

糸や縄と、布地の境界線上にあるような手編みに惹かれたり。


ウチとソト内と外、宇宙と里?

『ギリギリ』という言葉は相応しくない。アウトもインも眺める立ち位置だとしたら真ん中だから。

そこにいつも何かが転がっている。
そこ、が境界線。

安全、安心を与えられたいのではなく安全、安心へと辿り着きたいのかも。


境界線は限りなく細いが、バランス取りながら
いい風を待つスタイル!(笑)



■画像■

やさしい甘さの抹茶ラテ。静岡産の抹茶パウダーまろやかで美味でした。
ストローが再生資源というか、薄い和紙のような素材で何より新鮮でした。


素敵な方からの依頼でつくってみたグラニーのつば有り帽子。並べてみて可笑しくなりました。
だってクッキーみたいなんだもの(*^^*)


もう一つ、アベンチュリン(印度翡翠)を編み込む準備。グラニーハット同様オーガニックコットンの18本取りの風合いは、優しいけれど結構しっかりした糸です。

2023年は兎年(グラスビーズでマイクロミニウサギ)

2022-12-10 00:33:46 | Weblog

来年の干支は、うさぎ。

おせち料理、門松、蜜柑と海老の飾り、そして年賀状。
などなど考えていたら、

急にアイデアが浮かんできて、

出来ました(=^・^=)

うさぎの飾りのグラスビーズリング

なんだか懐かしい雰囲気になりました。

指輪としてつくりましたが、
極小サイズの飾りにもなりますね。


うさぎさん、両手を拡げて輪を描く幸せを願うカタチとなり
予期せぬカワイイ仕上がりににやにやしてしまいました☆



もうすぐ2023年ですね~脱兎の如く速い1年でした。
来年は平和なよい年になるといいな!

明るい色のグラスビーズたち

2022-12-08 00:42:21 | Weblog


先日いくつかの出品で、
グラスビーズリングが好評でした。
夏からひとつひとつ
つくりためていました。

小さくてカワイイものは、
季節を問わずいいんですよね(*^_^*)


子どもに人気です。
……ってお小遣いでも手頃に買えるものですからね。


子ども達は並べてみたり重ねてつけてみたり。
楽しそうです。
好きな色を聞くと即答する子、迷う子、戸惑いながらも眼がキラキラしてくる子……思い思いに答えてくれるひとときは、とても楽しい。

そんな中で明るいオレンジ色のグラデーションを選んでいた子の笑顔が印象深かったです。

昨日久々に別の用でユザワヤに行きましたが、
ついついオレンジ色、スカイブルーなど沢山選んでしまいました!



並べるだけで、うれしくなっちゃう(*^_^*)

また、つくりましょう。
春夏は紫陽花やひまわり等からヒントをいただきましたが、
さて、冬場はみかんや青空、どんぐりや松ぼっくりが浮かんできます。

youtoocreate

2022-12-03 17:27:34 | Weblog


you too create❣

そう、このブログのコンセプトの

『ゆつくりえいと』は
you too createでもあります(*^^*)



縄文土器がある前に
編む文化がありました。


さて、
少し空想に耽るとしましょうか☆

草や蔓、革や動物の毛を編んで
家から服まで、いや舟まで編んで来たのが縄文人。
瓢箪の周り蔓で編んで提げたり背負ったり、

時には
瓢箪を繫げ、
丸太をくり抜き、
筏を組んで
ボートを造り
河や海を渡ったり。

それらはみな、
何千年も経つと分解され土や海に還ってしまった。
そりゃもちろんエコロジカルだからです。


何万年も編み続けてきた人類が編み疲れた頃、
火山の大爆発に遭遇した。
火山の噴火で圧倒的な火山灰や溶岩、堆積物にまぶされた人類……
居なくなってしまった仲間もいたが、
豹変した大地の縁で
毎日毎日景色が変わる。
雨が降ればまた変わる。


いのちからがら逃げた先で、
ふと我に返る。
この地面は山からの貢ぎ物。

そう思ってしまうなや否や
気になるのは地面。
あちこち歩き回る時はいつも
石や骨、樹の実や野草を探すと同じように、
土、砂、粘土を見分ける達人たちが現われ

火山噴火や山火事の縁で土器が誕生!

重たいしひび割れたりもするけれど、
材料を選び混ぜ方を工夫し、
焼く温度や時間、冷ましかたを工夫すると

長く使える器が誕生!

煮たり焼いたりができるようになりましたとさ。
長期保存もできるようになりましたとさ。

飾りたくなる、
祀りたくなる、
託したくなる、
譲りたくなる、
豊かな自然界との共生が実現しました。

縄文土器のある暮らしにはいつも編む文化もありました。
(空想する時、いちばん大事なところ)


やがて鉱物を探すようになる、
それはまたいつか別の機会に。


さて、
現代はシリコンウェハースが世界を形造る、
高度な技術の時代、
……といわれるけれど、
シリコン(Si)は珪素。
つまり地面に最も多く存在する砂。
それを極度に精製し作り上げる文明。

いやまてよ(・・?
加工技術はある意味、
地面から泥を選り分け加工する点は

縄文土器と同じ‼


まだ人類は縄文時代からの一貫した智慧に預かっているとしたら

自然界との調和を見いだす能力は温存しているのかも(だといいな)


空想、一旦終わります(*^^*)


昔をほどき、
今の昏迷をほどき、

何か編みましょう。

■画像■

グラスビーズを編んだリングは、
縄文時代と同じ(貨幣も店もない)森で生きる先住民の方々に習いました。圧倒的な人間力のひと欠片を体現しました。

かぎ針編みでグラニースクエアモチーフ。グラニーとはグランド・マザー(おばあちゃん)。短い糸を編み足してアクセサリーから帽子、服、大きなブランケットまで編める魔法の技ですね。

眺めているとインスピレーションが湧くのが、自然界。
くらげもどんぐりも帽子に見えちゃう(笑)

くらげ帽は海を目指す、のかな?

2022-12-02 14:54:18 | Weblog


久々にくらげ帽をつくりました。

ウール(羊毛100%の洗えるウール)+グラデーションのモヘア
ふわふわピンクに黄色が混ざり、海の妖精みたいな雰囲気になりましたね(*^^*)

ワンポイントは、
天然の真珠や釣具店で見つけた蛍光色の浮きです。

十本の足は三つ編みで、
髪の毛と一体のヘアアクセサリー風にもなるし
てっぺんから出すこともできます。
(もちろん帽子の中に格納しても)
かぶるのも良いし、吊るして飾るのもよいかもなんて。


海にちなんだ作品が何故かつくりたくなる昨今。

そして随分久しく行っていなかった駅の向こうの川沿い。
(多分311ぶりくらいだから10年以上!?)
以前は殺風景だったエリア。
LEDライトの照明で川面もゆらゆらエメラルドグリーン。
綺麗です。

混み過ぎず、程よい人通りで賑わい
街なかにちょっとした開放感がありました。

海まで数十メートル
海風が届くエリアでした。