うぐいすの巣、ありました。
街なかの空き地みたいな庭に、
小ぶりな椿の木が二本あります。
そこに蜜柑くらいの小さな小さな巣がありました。
可哀想に白いナイロンの切れ端やプラスチック破片も混ざっている。
でもよく見ると木にくくりつけたり外側の断熱材みたいにしていて部屋の中は自然なつるや小枝。
感覚は、人間も同じかも。
実は1月にピィピィパタパタパタ
聴こえていた。
これまでも毎年、何処からともなくホーホケキョと聴こえてきたから気に入ってくれたんだろうな、陽もあたるし草茫々だから。
雪も降り寒かったろうけれど、
無事に成鳥になれたかな。
猫、ハクビシン、鳩、烏、ヘビ、モグラ…街なかだけど野生生物はたくさん訪れる一隅。
この数日姿は見ていない。
きっとすぐ近くの藪に飛んでいっただろう。
ところで。
”bush warbler”
鶯はブッシュウォーブラと云うそうです。
warble
〈小鳥が〉〜を美しい声でさえずる」という意味
ブッシュウォーブラは灌木で美しくさえずる小鳥、つまりウグイス。
ジーニアス英和辞典より
トゥイッターTwitterはさ、
tweetから名付けられたらしい…
ピィチクパァチクというさえずりを表している。
ウォーブラwarblerというアプリが有ればいいかも。
………でもwarウォーって戦争を連想しちゃうのかな。
敢えて鶯のように聲も姿も美しく、ホーホケキョと神仙の日常を展開する、戦争とは無縁の世界観がいい~
平凡でよいのよ。
凡 小さな世界に何か、人びとの意識のような気配がある
風 虫つまり細菌類まで仲間にすると微風がおきる
嵐 山々の稜線迄吹き上がるような嵐にもなる、のが地球の理。
それを感じながらウォーブラしてみよ。
ホーホケキョ。