いいりん ☆ ゆつくりえいと☆

未知な木、みちの創作メモ。面白いことを取り込んで、PUREに創ります。
それは有形無形、編んだり解いたり・・・

徒然なるままに、70年の時を俯瞰した思いで。

2020-10-23 14:35:35 | Weblog



70年で変わること。
それを実感したことがありました。



三年くらい前、イベントに参加した。

戦争の記憶を共有することによって 
戦争のない世界を見つけようよ、というようなテーマ。

戦地で怪我をし崩れ落ちる兵士を演じるパフォーマンス。
20代~30代の若者、ドイツや日本の文化を共有している
ナチュラリーにワールドワイドな世代。



……焼け野原になった空襲を
想像した。

私にしてみれば写真等の資料を見る以前に、
幼い頃、
祖母や、父母からも直接の体験を聴いてきたから
「冗談じゃない」ということが
本人たち以上に沁みちゃっているわけだが
とにかくそれに上塗り上塗り、とめどなくけりがつかない、それが戦争というもの。
大変で切ない。
戦争の話は何ともしようのない難儀なもの。



ふと。
70年位のサイクルで
「忘れ去られること」に勝る「何か」に気づいた。

それは
思いが物質に替わる
その怒濤の勢いと物凄さ………

焼け野原は嫌だけど
物質に押し潰されるのも恐怖だよ。



焼け野原に倒れる兵士を演じた舞台は
ガラス張りの超モダンな中層のビル 
たしか浜松町の一隅だったかな。 


海も近く高速道路が取り巻く
都会のコンクリートジャングル
電線が張り巡らされ
樹など殆どないエリアで、
空には飛行機、人工衛星


ガラス、鉄、コンクリート、アスファルト……


毎日見ていると
ごく日常の街並み

でも、70年前の焼け野原からの
その街並みは
紛れもなく物質化を進めた人間活動の産物。


たったの70年でこんなカオスを生み出してきた

誰のセイとも云えない。

抜け出しても脱け殻みたいな灰色の街が残る。




あ~あ。
ゆっくり結晶化する
水晶でも眺めて
地球のゆったりペースに
合わせたいなあ。





…そうか、悲観的になることもないね。
もしかしたら、
次の70年では、
意識のベクトルが向かえば
想像を超える
美しい世界もできるかも!

ネット社会、なのだ。

2020-10-15 15:22:29 | Weblog




ネット社会、なのだ。

都市型農園は手間暇かけている

あちこちにネット掛け。



温室育ちではなく、
雨水をたっぷり受け、
風に吹かれて育つ。
なんだかいとおしい。


ふと見上げたら、
雨上がりの中、
柑橘類も艶々。


★最後の画像は
ハートの耳もつ後ろ姿の猫、みたい。