もののはじめblog

コメント歓迎 ! 
必ずコメントに参ります by iina

LIFE !

2014年03月30日 | 映画
きょうは、3ヶ月映画見放題パスポートの最後の日。この3か月間に、毎回の予告編に本作が案内されたのですっかり馴染んでしまった。
繰りかえされる予告編が、次のことばを繰りかえす。

  □毎日毎日同じ同じ生活を繰り返していますか?
  □仕事で大きな失敗をしたことがありますか?
  □空想することはありますか?
  □大切な誰かのために、夢を諦めたことがありますか?
  □変わりたいと思っていますか?
  3つ以上Yesと答えた方、
  これは”あなた”のための映画です。



ひとことでいうと、不思議な映画だった。映像はダイナミックでこころに残る作品。

写真の中からアカデミー主演男優賞受賞のショーン・ペンが、手のみ動いて手招きする。大物ゆえに俳優本人のペンだと思ったが、物語の鍵となるフリーカメラマン役だった。存在感たっぷりな人物だった。

ナイトミュージアムをコミカルに演じたベン・スティラーが監督・主演で描くヒューマン・ファンタジックな映画。
写真雑誌「LIFE」誌の写真管理部で働く凡庸で空想癖の中年男が、最終号の表紙を飾るネガがないことから、行方の分からないフリー・カメラマンを探すため一歩を踏み出す。ある種のミステリー仕立てになっており、すがすがしいラストに唸らされた。

実在したLIFE誌は、過去に何度も休刊、復刊を繰り返し、その度に月刊誌~季刊誌~週刊誌になっているから最終号は複数存在する。

字幕篇と吹替篇を見た。
岡村隆史が、主人公を吹替えるが、家族が標準語を喋るのに当人が関西弁なのはいただけなかった。人寄せに使ったのだろう。



コメント (20)    この記事についてブログを書く
« ⑦弁天堂 | トップ | 菜の花 »

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (けん)
2014-03-30 01:58:42
おお~
字幕と吹き替えと両方観たんですか。
俺は吹き替えを観たんだけど、その関西弁が最初気になって気になって仕方ありませんでした(汗
そうですね。
どうせなら家族みんな関西弁にしないと(笑
返信する
Unknown (らいちゃん)
2014-03-30 07:26:19
LIFEの6分間予告編を見ましたが難しくてよく分かりません。
最初の5つの問いも“毎日毎日の繰り返し”が該当するだけなので、私が観る映画ではないようです。
返信する
2コメントに ひとこと (iina)
2014-03-30 09:08:36
(けん) さん へ
>どうせなら家族みんな関西弁にしないと(笑
そのように感じました。ただ、気持ちを変えて不思議な物語りゆえに 許してみつづけました。

すごくダイナミックな映像が、現実とうつつ(夢)をゆきつもどりつし展開されました。
予告編では「仕事で大きな失敗をしたことがありますか?」といいますが、仕事熱心でみつからないネガを探し出す
のですから、一本筋がはいっていました。

洒落た映画でした。




(らいちゃん) へ
雨山城が、北朝と南朝の争奪戦の場となったのなら、臨場感のありそうな跡地ですね。広域な戦場跡ではなく、
限られた場所での戦場跡では、生々しさを感じるところがあります。

また、雨山龍王社があり水と龍の伝説を彷彿とさせるところでもあるようです。

>私が観る映画ではないようです。
「LIFE!」はなかなか洒落た映画でしたよ。映画館で観るべきダイナミックな作品でした。予告編のキャッチコピー
が何をテーマにしようと、見るべき者を特定はできません。おすすめの1本といえます。
返信する
TBありがとうございました (ann)
2014-03-30 09:11:12
不思議な映画でしたね。
ショーンペンがとても良かったです

私はなるべく吹き替えは避けるようにしています
特に日本は話題のためにコメディアンが主役をやったり、「これで監督はよく了承したなー」と呆れる出来のことが良くありますよね!
返信する
こんにちは (延岡の山歩人K)
2014-03-30 09:34:03
3カ月間で何本の映画を観られたのでしょう
「この映画には ! が有る」

5つの質問を読んでいたら
なんとなく ”!”の意味が分かってきたような気がします。

私は、3番目の質問には自信を持って「YES」と答えますが
それも含めて3つ以上はYESがあります。

返信する
Unknown (焼酎学生)
2014-03-30 09:53:13
5つの質問に対するボクの答「イエス」は2つですから、この映画を観る適任者ではありません。
映画といえば、ある人のブログで取り上げられていた米画「虹を掴む男」と、英画「第三の男」。どちらも数十年前に何度も観て、強烈な印象が今も残っています。
返信する
3コメントに φ(..) (iina)
2014-03-30 17:02:04
(ann) さん へ
ショーンペンは、わずかしか出演しませんが、存在感が大きかったです。
吹替版は、3Dのときは字幕を読むと疲れますから重宝しています。
それゆえ、良質な吹替えを期待したいです。




(延岡の山歩人K) さん へ
桃の花が、紅白に咲いて、まさしく桃源郷でした。
さらに、菜の花とツツジが共演するし、アジサイまでが狂い咲き・・・参考画像でしたか・・・でした。
春は、気分が高揚してウキウキするものですが、花見時には実現するはずですよ、なにせ持参で行きますからね。

映画は、結局45本ほどを2度見したのを数えると50本は超えたと思います。
いつもは、3ヶ月を5-6本ほどをシニア割引の5-6000円が、10,000円を出させた映画館側の勝ちなのですが、もちろん
イベントに乗っかって損得抜きに楽しみました。でも、正直にいうと疲れました。




(焼酎学生) さん へ
大きな富士山が手の届きそうに見えるとはうらやましいです。
iina宅からは、山頂が見える程度なのです。
ことしに、また江の島で富士を仰げるかなと悩まし気に思うこのごろなのです。

>5つの質問に対するボクの答「イエス」は2つですから、この映画を観る適任者ではありません。
>米画「虹を掴む男」と、英画「第三の男」。どちらも数十年前に何度も観て、強烈な印象が今も残っています。
「LIFE!」を観る適任者ではないと判断された(焼酎学生)さんなのですが、実はこの映画は「虹を掴む男」のリメイク版
なのです。ですから、はじめにお断りしたように「不思議な映画」なのです。いまは、SFX技術が進化してますから、
あらためて見る価値は高いと考えます。是非ともご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/LIFE!

返信する
Unknown (I.Z.)
2014-03-30 19:32:45
初めまして。I.Z.(イーズィー)と申します。
焼酎学生さんに「LIFE!」を紹介した張本人です。(笑

映画 「LIFE!」、ボクにとってはその上映を心待ちにしていた作品でした。
とても好い作品でしたよね。
リメイクとは言っても、オリジナルや原作とも設定は大きく異なっていて、リメイクということを知らなかったボクのように、全くの新作として見られる作品でした。

5つの質問のうち、奇数番の3つがYesだったボクは、予想通り、この映画に大きく感銘を受けました。
返信する
コメント と トラックバックに コメントします (iina)
2014-03-31 08:12:59
(I.Z.) さん へ
近所のシネコンで3ヶ月見放題パスを買ったので、新作映画をほぼ見ましたが、予告編にこの「LIFE !」が欠かさず紹介されました。

歌が流れる中に、スケールの大きそうな雰囲気でしたから、当方も封切を心待ちにしていた方です。
公開当日の19日水曜日に、さっそく観てきました。I.Z.さんは封切前に試写会で鑑賞できたとは、ラッキーでした。

期待以上の作品でした。




TB(Fish On The Boat)さん へ
主人公を演じたベン・スティラーは、スケボーがすごく上手でした。これほどの腕前は、俳優の他に得意な何か
をもっていることに驚かされました。
はじめは、或いはSFXを使って合成しているのかとも思ったほどです。

日本では、人をうならせるような技を俳優業の他にもっている者はいるのだろうかとさえ思いました。
タレントや歌手から、お手軽に映画に出るような日本とは、ちがう厳しい海外の競争にも思いを馳せました。

返信する
2トラックバックに コメント (iina)
2014-04-01 09:29:57
(勝手に映画評)さん へ
夢とうつつが、シンクロするのにも違和感はなく、ななかな巧く物語りに引き込まれました。

>LIFEマガジンの終焉と、主人公の人生再出発が重なっているのは、狙いなんでしょうね。

LIFE誌にも、かなり思い入れがあったのでしょうね。




(MOVIE KINGDOM ?)さん へ
白日夢の中で、好意を寄せる女性に背中を押されてネガさがしに出掛ける小さなキッカケが必要なのですね。

撮りたい対象を目の前にして、それが極上の至福ならシャッターを切らずに、生のまま見ていたいというのも現代人への警笛です。
・・・ご馳走を目の前に置いて、シャッターを押し続けてどうする・・・。
返信する

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事