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隅田川周辺

2022年02月27日 | 東京エリア
勝海舟像が、2004年7月に墨田区役所傍に立った。写真を大きくして再
本所亀沢町で生まれた海舟は、青少年期に吾妻橋から向島近辺が剣の修業や参禅で心身を鍛練した所として、隅田川沿いの此の地が選ばれた。

海舟は剣術道場で稽古に励んだ後、毎晩牛嶋神社境内でも夜に稽古した。島田虎之助より剣術を学び、直心影流免許皆伝の腕前だった。
牛嶋神社は、本所の総鎮守社。墨堤沿いの弘福寺近くにあったが、昭和初年に水戸徳川邸跡の現在地に遷座された。タイトルは桜の境内。
文武天皇(701-704)のころに向島両国の本所一帯にかけて大宝律令による官牧(国営牧場)の「浮嶋牛牧」だった。三輪鳥居(三つ鳥居)と狛犬と狛牛が珍しい。

「撫で牛」。体の悪い所と同じ場所を撫でると病気が治る。


三囲神社
(みめぐりじんじゃ) 狛犬と狐像もいる?
「伝説では中世の創建とされるが、社殿は安政年間の建築とされる。600年ほど前の文和年間、近江国三井寺の僧・源慶(げんけい)が東国を巡礼していた途中隅田川のほとり、牛島のあたりを通りかかると荒れ果てた小祠を見つけ農夫にその由来を尋ねると、弘法大師ご創建の由緒ある祠であると聞いた。
源慶はそのさまを深く悲しみ自ら再建しようとして地面を掘ったところ、白狐にまたがった神像が納められた一つの壷が出てきた。
その時どこからともなく白狐が現れ、神像のまわりを三度めぐって消え去った。この故事から「みめぐり」の名が起こったと伝えられている。」
三囲神社の三本足の鳥居
日本で唯一の京都「蚕の社 木島神社」境内に「三柱鳥居」と瓜二つの鳥居がある。三本足鳥居はかつて三井家に祀られていたのを此処に移築した。
三越を興した三井家の発祥は江戸初期に遡り、三重県松阪市にて武家の家柄であったとされ、かつて京都の呉服商「越後屋」である。なお、三越の店章のマークは、三囲神社に奉納されている茶釜の台石の紋章が由来となっている。三越デパートにもここの分霊が祭祀されている。

隅田公園少年野球場は王貞治が少年時代に野球に明け暮れしていた所。隣が言問団子。

黄檗派弘福寺で禅の修業をした。


   オリジナル①2005年06月05日

   オリジナル②2005年06月19日
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5 コメント

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狛牛 (ウォーク更家)
2022-02-27 06:56:59
なるほど、この辺り一帯が国営牧場だったので、狛犬以外に狛牛ですか。

三囲神社は、どこからともなく現れた白狐が、神像のまわりを三度めぐって消え去ったからでしたか。

そうでしたか、三囲神社に奉納されている茶釜の台石の紋章が三越のマークの由来でしたか。

色々と勉強になりました。
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(ウォーク更家) さん へ (iina)
2022-02-27 10:30:21
車窓の富士山を見ながらの列車の旅も好いです。^^

手を付いて宿の役人が口上を述べた「おてつき石」を見て、「おじぎ石」の上に手形を差し出させた関所を連想しました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/e390ffb017c5c734f9cf5d469cb18572

                「石抱刑」で拷問される罪人でないのが幸いです。

> 国営牧場・・・三囲神社・・・白狐が、神像のまわりを三度めぐって消え去った・・・茶釜の台石の紋章が三越のマークの由来
浅草に勤めていたときの昼休みに、隅田川を巡ってブログにしていました。桜咲くころがベストでした。

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Unknown (ムツゴロウ)
2022-02-27 14:42:49
iinaさんも、海舟が巡った隅田川を歩いてるんですね。

面白そうな所が、いろいろあります。
 
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(ムツゴロウ) さん へ (iina)
2022-02-28 08:58:39
浅草に勤めていた昼休みに、隅田川界隈を巡って気分転換してました。

桜の季節は、弁当もって 花見してました。

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(荒川三歩) さん へ (ina)
2022-03-06 10:13:58
浅草に勤めてましたから、昼休みに隅田川の吾妻橋から桜橋をよく巡ってましたが、「蚊トンボ白鬚の冒険」藤原伊織 著を読んだ頃に、白髭神社を一度だけ訪ねました。

(荒川三歩)さんの白髭神社を懐かしいというか、そんなに覚えてないです (;^_^A

たまたま、いま浅草界隈の記事を掘り起こして、写真を大きくし直して再していて、「浅草の北」と題して白鬚橋の対鴎荘跡を含めて、8日に投稿予定です。

   (荒川三歩)さんのブログアドレスをコメント上に置きました。
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