イーダちゃんの「晴れときどき瞑想」♪

美味しい人生、というのが目標。毎日を豊かにする音楽、温泉、本なぞについて、徒然なるままに語っていきたいですねえ(^^;>

徒然その81☆蝉にとまられた話☆

2011-09-06 08:02:26 | 身辺雑記
                   

 ヤッホー、元気?
 昨日、私用で何気に桜木町を散策してたらね、伊勢崎町のモールをでたとこで、いきなり蝉に着岸されました。
 歩いてたらいきなし---えっ! と思いましたよ---ちょうどね、左肩のとこ。
 よく見ると、それ、アブラゼミなんですよ。
 なんでまた? と思ったけど、まあ支障ないんでそのままにしてたら、通行人がみんな見るんですね。
 カップルの若いねーちゃんなんてガバッと振りかえってのモロ・ガン見です。
 こりゃあ面白い、とか思って歩いていたんですが、このアブラゼミ、どういうわけかさっぱり飛んでいかないんですよ。行こうとしないの。雰囲気的に居ついちゃった感じ。

----まさか、こいつ俺のこと木だと思ってるのかなあ…?

 そんな風に行きかうひとの視線を釘付けにしつつトコトコ歩いていたら、しばらくして左肩に痛みを感じたの。
 ちくっとね、肩付近にちっちゃな痛み。
 見ると、なんとコイツ、樹液を吸う管を出して刺してるよ!
 子供のころ、カブトムシ取りに森とかに行ったとき、背中あたりにとまられたことは何度かあったけど、こんな都会を歩いてて、しかも木に間違えられて管を刺されるなんてね---よもやよもやのはじめて経験ですよ。
 珍しいんで、写真撮りました---冒頭にUPしたのがそれね。
 写真撮ってしばらく我慢してたんだけど、やっぱ、ちーっとイタイんで、肩ふったら、ぱたぱたぱたーって遠くの空に逃げちゃいました。
 ああ、いっちゃった、と何気に目で追っかけて---でもね、なんか得したみたいでちょっと嬉しかった…。
 ぎすぎすした都市の雑踏のまんなかに、悪戯みたいに訪れた小さな自然の恩寵とでもいうんでせうか? その残り香に包まれて歩く後半の道筋は、いつもとちがって見慣れた風景までなんか新鮮に見えるんですよ。
 ありふれた日常が蝉の蝶番でくるりと回されて、きらきらした非日常にふいに染められたあの瞬間---
 それは、2011年9月3日午後2時39分の出来事でありました。(^o^;>