人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

気の抜けたビールと宿の話し

2007年04月14日 | Weblog
これは先日、ある旅館に泊まった時の話しです。

旅館と言えば、温泉あがりの食事が楽しみ。

部屋だしの食事で、いつも懐石風夕食が並んでいます。

仲居さん:「生ビールありますよ」
私たち :「じゃお願いしますー」

と言って10分近くが経過、、。
前菜を摘みながら、、やっと到着。

さあ、カンパーイ!と一口飲むと、、気が抜けている。

と言うか全く泡がないじゃありませんか、
          ↓これだもの。


たまらず電話すると、支配人が現れて、
 「うちは気が抜けたビールなど出していません、。
  たぶん、ビールサーバーのノズルの調子が悪くて、泡がでてないだけです。」
 と、言い訳を言い始めました。

 「いやいや事実、気が抜けていますよ。」

 「そーですかあ、おかしいですね、」  と結局、詫びずに退出しました。

数分後、最初の仲居さんがビールを持って、
 「こちらは泡が入ったビールです。」と、ドン!と置き捨てていきました。
まるで、私たちが文句を言ってきたお客のように、。

料理も刺身が、、まずい。
というか何時間前に盛られたのだろうか、、。
刺身の重なった部分が変色しています。



あれ、部屋に「ベープマット」が置いてある、。
まだ4月なのに「蚊」はおらんでしょう、。
年中置き去りか、、



実は、これは再生モードの旅館に宿泊したのでした。

決して、ハードは悪くはないのですが、このソフト、サービスでは、。
従業員が顧客を向いていません。

これもすべて経営者の姿勢の表れです。
なのに、経営者は「市況が厳しい、景気が厳しいから、経営が」等と言います。

まず、泊まって、自分の目で確かめてほしいですよね。
顧客満足を勝ち取る術はいくらでもあります。

先ず隗より始めよ ですよね。

結局、冷蔵庫の瓶ビールを開けて飲むと、キィーと喉ごしがあって美味かった
さすが、ビール会社