人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

日経新聞に登場。 水上村の初仕事の話

2007年03月13日 | Weblog
3月10日付けの日経新聞「きらり」というシリーズで紹介いただきました。

地元を活かす風起こす

なかなか立派なキャッチコピーです、。
記者さんありがとう。

さて、その中では前職リクルート時代の地域活性化の仕事が記載されていました。
10年前、熊本県水上村  が私の最初の仕事でした。

東京発コンサルはいらないー!
会議の冒頭で住民Kさんから飛び出したこの言葉は私にとって、衝撃的なものでした。
「そうじゃないんです、違うんです」と言っても、傍から見ればそうなんです。

「じゃ行動で示すしかない!」
現場にトコトン入る! 年50回は来たる!
 宣言しました、。若かった、。でもホントに来ました。
 訪問回数が、クオリティとは違うけど、何か自分で掴んで見たかった。
 現場が動くことを体感したかった、。

水の上の学校
 http://www.vill.mizukami.lg.jp/tourism.html

 今のグリーンツーリズムでしょうか。その時はそんな言葉じゃなく、
 住民が参加して生業に結びつくことを形にしたい!6年ぐらい通いました。

 10年経って、その頃の役場の担当者もみんな変わりました。
 関わってきた人もかなり変わりました。

 今も続いているものもあれば、なくなったものもあります。
 これが、地域にとって良かったのか、成功したのか、、そんなことは今結論づけ
 できません。だって「水の上の学校」は今も継続し続けているのですから。

 今も、このコンセプトは生きていると思います。
  私たちが暮らしやすい村。
    たくさんの人に来てもらうために何かするのではなく、
    今ある自然の恵みや生活を大切にしながら、私たちが楽しみながら、
    ありのままの姿を 都会の皆さんに触れてもらいたい。

 さて冒頭の住民Kさんは、民宿 川原別館『番所』の女将さんです。

 今じゃここが、私自身のツーリズム の居場所です。
 隠れ家ですが、良いところなのでみなさんにも紹介します。
  http://www.kumashoko.or.jp/mizukami/member-pages/hotelkawahara.htm