日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

ウイウイしいお茶席

2008-10-20 | 趣味・遊び
昨日の日曜日はお茶会だった。
高田馬場の狭い道を曲がった一角に数寄屋造りの茶室が並ぶ
「茶道会館」の裏千家親睦茶会へ
お茶仲間からお誘いを受けて行った。
茶道会館は戦後直ぐに建てられ、お茶や懐石のお教室や
お茶会・お茶事などが催されている。



昨日は濃い茶席・薄茶席・立礼席の3席
「裏」の先輩達や若者達の集まる大寄席の茶会
薄茶や濃い茶は粛々とすすみ、
お軸やお道具を聞く端から忘れていくが、立礼席は違った。

点前席には大学生の男性二人がカチンコンに緊張した面持ちでかしこまる(椅子に)
肩でも叩こうものならパチン!と砕け散ってしまいそう。
それでもお点前の学生さんの所作は奇麗に流れる。
方や半東さんは司会(?)の叔母様に「お花の説明は」促されて
「・・」もじもじ
「忘れたそうです」叔母様
「メモしたものが合ったでしょう、読みなさい」
あわてて、水屋に取りに戻りカキカキと読み上げる。

大真面目な二人のやり取りが可笑しくて
お茶席でなければ大笑いだが、ここは我慢。
お運びは、幼稚園の子供や中学生、高校生が担当
皆さんそれなりに緊張だが、高校生はテキパキと
幼稚園生は可愛く笑いをさそう。

粛々と進むお茶会もいいけれど、
こんな初々しい人達のお茶会もいいなあ・・

それにしても、自然あふれる界隈のはずが
戸建ての分譲地が取り囲んでしまい
塀の中だけが風雅な場所になってしまった。
コメント
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