雫井脩介「銀色の絆」

久し振りの雫井脩介
「銀色の絆」上下　PHP文芸文庫刊



雫井脩介はミステリー作家と思い込んでいたが
近頃はジャンルに括り付けられない作品が多い
（どの作家でも同じだが）

カバーイラストは幻想的な可愛い姿
フィギュアースケートの上を目指す子ども達と母親の物語

スケートリンクに女の子を送り、
練習の合間にママ友とおしゃべりをしたり、ランチを取ったり
それなりに裕福な親子

ヒョンな事から夫の浮気を知り子供と名古屋で暮らす事にする。
名古屋はスケートの優秀な選手達が出た現実
コーチと二人三脚で子供を上達させる。

コーチのお弁当を作り、アドバイスは正座をして聞く

この辺りで親戚の子の事とバッティング
やはり母親が子に付きっきりでクラブチーム通いをしていたっけ
（スケートではないが）
家族の団らんよりクラブの練習が優先し
家族の海外旅行の計画を告げると、コーチは
「行ったら後が無いと思いなさい」

あんまりでした。

そんな気分で読んでいたが
お弁当コーチは人間味豊かで、指導は的確
子供達は堂々たる選手に育つ。

巻末にジャンプの図解が載っているがよく分からない

ちょっとした精神の揺れが演技に反映する
メンタルなスポーツがフィギュアー

昨日のNHK杯の男子ショートプログラム
スマートで氷上に立っただけで視線を釘付けにする羽生選手、
衝突の怪我から2週間、ジャンプ２つは失敗したものの
スケーティングは目を見張る。

本の中にも衝突場面があり
「気をつけなさい！」母親にきつく注意をされる。

経済的理由から高校で競技生活を終えた親子
力を出し切り、次の人生のステップに乗り出した。

競技では上に上がりきれなかったけれど
人生ではきっと豊かな経験を積める事だろう。

しかし、今名前の知れたスポーツ選手達
普通の生活をなげうって、のめり込んでお金をつぎ込んで
ようやく一流選手になれる。

怠惰な生活を送っている大多数は
うらやましくもあり、うらやましくも無し・・
（誰でも出来る訳ではない）

「座・高円寺」＆高円寺貯水槽

たまたま通りかかった「座・高円寺」
伊東豊雄設計、築5年
気に入った公演あれば行きたいと思いつつ5年
ロビーより奥に入った事無し



講演が終わったのか人がゾロゾロと出て来た。
3つの個性的な劇場を内包しているが
デザイン故かこじんまりと感じる

環七を少し下ると給水塔
　
　　　　

ニョッキリ、
水道局の高円寺貯水槽（塔とは言ってなかった）
足元で見上げた為か
小さいのに迫力満点！

今では動力で水圧を加えているので
防災のための貯水槽になったのだろうか？

秋日和

今日は小春日和のお天気予報
薄着で出掛けると、ちょっと寒い

やはり秋
セシオン杉並の銀杏並木

　　　　

梅里公園



どこも秋日和
紅葉真っ盛りの今日この頃です。

緑のカーテンの落し物

連休中、ベランダを夏から冬への変更をした。

遠目に見ても枯葉色になっていた。
ゴーヤーと夕顔と四角豆の枝を切り
カーテンわかめは根っこがやる気充分なので
来年にも使えそう、植木鉢は残した。



グロリアは花が咲いてるのでそのままにし
時計草はまだまだ伸び盛り
ゴーヤは残りを収穫した。



網を狭く張り直し、気付くと時計草の茎が折れていて
その先の葉がションボリ



折れた所にサージカルテープを巻いて元の形にすると
ションボリが復活！

花は咲かず、ましてや実は成らないままの四角豆
根元を引き抜こうとすると、抵抗、抜けない
シャベルで掘ると、生姜のような根っこがコロリン



ビックリ！
来年の為に植え替えたが、調べると
根っ子も食べられるとか

緑のカーテンの落し物？

役立たずだった四角豆
腹立ちまぎれに食べるか？　年越しか？
思案のしどころ・・

東山彰良著「ミスター・グッド・ドクターをさがして」

本屋さんで何気なく買った一冊
東山彰良著「ミスター・グッド・ドクターをさがして」幻冬舎文庫



思わせぶりな題名とカバーイラスト
読み始めてビックリ
なんて品のない会話の羅列！
なんて面白いのだろう！！
☆4.5（私の読書ノートの評価、4.0以上はめったに無い）

元キャバレー勤めの女性、今はお医者の斡旋事務所に勤めている。
美人にしてやり手

露出趣味のお医者を脅して離島に飛ばしたり
親友のお水仕事のスタッフ（とは言わないだろうが）と協力して
医者の悪事を暴いたり
本の中ではやりたい放題

恋愛あり、欲情あり、純情あり、勿論策略あり
斡旋仕事のためとはいえ、結果的に悪をこらしめる。
痛快・痛快・・

「このミス」大賞、大藪受賞
面白いと感じた作家の追っかけ読書、久し振りにピンポ～～ン
だが、アマゾンで見るとマンガの原作が多い
引いてしまうラインナップ
WIKIで見ると、台湾出身で現在は福岡の大学で中国語を教えている。

やはり書店で見てから次を読む事にしよう。

中華バイキング

今日は友人とランチ。
池袋の中華バイキング食べ放題、



とは言え、そうそう食べられる物ではないが、
サラダから始まり、唐揚げ、エビチリ、肉団子、チャーハンなどなど・・
お味はそこそこ、お値段￥980円

卵スープや酢豚などはギブアップ
友人は果敢に攻めて全品制覇の上、お代わりまでしていた。
タピオカに杏仁豆腐とコーヒーでおしゃべり三昧

こんなにお得なのにお店の入りは今一つ



外に出ると紅葉のプラタナスと、人混み

友人手づくりのベーコン



私のお返しはトマト麹
和食派の私と違い肉食系の友人は、巧く使ってくれるだろうか？
しっかりした出来栄えのベーコンは炒め物にスープに活躍してくれそう。

ご馳走さまでした。

運動日和

今日はよく歩いた。
午前に徒歩で往復４kmのお宅へ
気持ちよく仕事を終え、ウオーキングコースを横切る



晴れ渡った空はスッキリ
遠くに保育園の子ども達が見える



運動公園の桜の木
大部分が散って残りが紅葉していた。
近頃桜の葉は紅葉の前に散ってしまう、何故だろうか？


午後は地下鉄で出掛けて徒歩2km
隣りの駅のバス停まで歩き合計4.6km

夜はコーラスの練習に往復約4km

今日は珍しいほどの運動日
お天気も良いし気持ちの良い日和で良かった！

日比谷公園大噴水

まだ土曜日の話しです。

日比谷通りを右手に見ると、第一生命ビル



晴天の土曜日とあってジョギングやサイクリングの人達
皇居のお堀一周だろうか？

日比谷公園では障害者向けのイベントの歌声



食べもの売りの車が並んでいた。

　　　　

大噴水、水面が美しいが
今日なら見ているだけで寒気がするかもしれない
12月中旬の寒さとか、

もう少ししたら出掛ける
暖かいコートでも着込まなくては・・

晩秋の日比谷公園

土曜日の映画の前に散歩をした。



木々は紅葉している
奥へ進むと松本楼



昨日のツワブキはここの庭に群生していた。

　　　　

大公孫樹は枝を広げて迫力満点
　


池の鶴は元気に水を吹き上げ、真冬にはツララをまとう



昔懐かしい日比谷公会堂
昭和2年の建物、おん年85才　いまだ健在
イベントがあるのか、階段に大勢が腰掛けている
陽当たりのいいこの場所は見ていても気持ち良さそう。

大噴水の様子は明日アップします。

ツワブキのイメージ

土曜日にツワブキを見かけた。



暗い所にヒッソリと咲くツワブキの花・・と思っていたが
日差しを浴びて明るく輝くばかりでなく



群生して茎が長い

寒くても頑張って咲く可憐なイメージとはほど遠く
一斉に太陽を追いかける？？

イメージ違いのツワブキでした。

映画「6才のボクが大人になるまで」

土曜日に見た映画
「6才のボクが大人になるまで」アメリカ映画
監督・脚本　リチャード・リンクレイター
12年間に渡り、同じ俳優で毎年夏に撮り進めた映画と言うことで話題になっている。
子供の心理（？）が知りたくて日比谷まで出掛けた。

早めに着いて看板を見ると



あら、面白そうな映画が他にも・・
しかしチケットはネット予約済
近所を散策した後見た。

6才のメイスンは両親の口喧嘩にウンザリ
父親が出てゆき、母親はスキルアップの為に東海岸の大学へ
父親とは時々あって楽しく遊ぶ

母親が再婚し義理の父に虐待され危機に
母親と出てゆき元の姉と三人の家族に戻るが・・

小学生から中学、高校生へと普通の子供と変わらない生活だが（たぶん）
母親は学ぶ大学生から教える教授（？）へと変わり
波瀾万丈な親の日常

自己主張の多くないメイスンは環境にも関わらず素直に成長し、
大学生になり自立の道へ進む

アメリカにとってそう変わり映えのしない親子らしいが
みんな太っちょ、別居の父親（イーサン・ホークはスリム）
子供から大人まで、ポッチャリ

今まで子供は言う事を聞かない、イメージだったが
メイスンの側に立ったこの映画で
大人は子供にお説教ばかりしている事が分かった。

一年に一度くらい来ている映画館「TOHOシネマズシャンテ」
JR線の高架下のすぐ近く



高架下のお店がいつの間にか入れ替わっている
今回は特に空きが目立った、
数年前にご飯を食べたお店はもう無い。

　　　　

ガード下のレンガは相変わらず絵になりそうな風貌
同じ場所に同じようなシダが生えている。

かごしま遊楽館

今日は午後から日比谷の映画館に出掛けた。

早めに出かけて近くを散策



人だかりは南九州市の100円お茶屋さん
その先には鹿児島県のアンテナショップ
「かごしま遊楽館」



前では奄美民謡「シマ唄」とゆるキャラ君（名前？）

いつも通りのお買い物



昔懐かしい「ボンタン飴」飴ではなくゼリーだった。
カルカンに紫芋飴、大人の生姜飴（効きそう！）
瓶入りジンジャーエール
鹿児島と言えば薩摩揚げ



これから味見です。

今朝の出来事

今日は朝8時前に家をでた。

朝は寒くて薄手のダウンではかなり厳しい状況
一仕事終えて、落ち葉の中を進むと、
揚羽蝶の羽根が散乱していた。
赤い桜の落ち葉に白黒の蝶の羽根
美しい風情だが、カメラは無し

しかし、どうして羽根だけ？
幼稚園のフェンスの向こうを覗くと
鳥が横たわっている。

蝶の羽根に鳥の死骸
なんでかな～～

鳥は青くて美しいし、落ちてから時間が経っていない様子

不思議に思いつつ帰り道を急ぐと
見慣れた、善福寺川も朝は輝いている。

　　　　

思い立ってスマホでパチり！
（蝶の羽根だって、写真に出来た筈だが・・）

そこで思い付いた。

鳥が蝶を捕まえたが、ケヤキの大木に激突
昇天・・
ヒョットすると脳震とうで気絶して、
あの後にピーと啼いて飛び立っていったか？
触ると温かそうな見てくれだった。

通販生活続く

先日着ていたセータを「キラキラしているね」と言われた。
色が良さそう、と注文したセータのラメが多かったが
「まあいいか・・」そのまま着ていた。
「何でもネットで注文するので、ビックリするのが来るのよ」
と言って驚かれた。

ついこの前は、ストラップの時計を注文した。



夏に腕時計がうっとうしくなり、鞄に装着し
そのまま、腕時計はしなくなってしまった。

見易く素敵な2点を注文したが
右手は重い、左手は電池を入れるのにうんと苦労をした。

通販生活は思いもよらない物が届く。
この前は特別気に入ったカーディガンだったが
着て見ると「重い！」
重いセーターは伸びて、だんだんだらし無くなりそう（きっと）
ハンガーに掛けて見て随分と迷ったが、返品した。

靴は足に合わなくて返品
生協の食品も（これも通販みたいな物）
新鮮で美味しいばかりとは限らないし（返品はしないが）
見て買うより当たり外れは大きい。

今回の時計もたった40gでも重たく感じれば
左手の20gはうんと軽く感じる。

感覚、質量、デザイン全て満足はなかなか難しいが
辞められないのが通販生活。
まだまだ続きそうだ。

名前を知れば楽しい

今日は阿佐ケ谷駅の北側まで出掛けた。
仕事を終えて阿佐ケ谷駅へ戻ると、桂の木が色づいている。



以前友人に「♡の形の葉っぱはなんの木？」と聞かれて答えられなかった。
以後、桂の木をあちらこちらで見る様になった。
名前を知らなければ、ただの木
名前を知れば紅葉も楽しみになる。



誰でも知っているサザンカの花
この季節、少しずつ咲き始めている。
サザンカの花は「杉並区の花」
ちなみに区の木はスギ／アケボノスギ（メタセコイア）
どおりで、小学校の校庭に見かける。