日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

プランター菜園の「摘み菜」

2009-01-31 | 趣味・遊び
年明けの1月は今日でおしまい、例年になく雨の多い月だった。
インフルエンザは小休止かも知れないが、
唯の風邪引きさんは多いに違いない。
先週引きこんだが風邪がまだザワザワし
先のばし出来る事は延ばし、ひたすら図面書きに専念した。
おかげで、面白くて役に立つブログネタがなく
平々凡々を絵に描いてしまった(何時ものことですが)

今週の初めはNPO法人家づくりの会の仲間山本成一郎氏の
真似っこで始めたプランター菜園から始めるつもりだったが、
当てにした芽がなかなか育たずに、今日になってようやく写真にすることが出来た。
「摘み菜」のふたばです。



今の季節に野菜になりそうな種はこれしかなかったが
ケシ粒ほどの大きさの種に土にクラックを作るほどの力があるなんて驚き
寒さでカジかむこともなく、トットと大きく育つわけでなく
マイペースながら確実に大きくなている。



何時になったら野菜になってくれるのかは分からないが
パソコンで目がショボショボしたり
頭がコンガラカッタ時には一息つかせてもらえる。
しかし、こんなにくっついてしまっていてはどれかを見捨てなければならない。
楽しみでもあり・・

今のところはお隣さんのパセリをスープに入れたり
サラダに混ぜたり重宝している。
春になったらもう少し種類を増やして見たいと思う。

今週私が担当した、家づくりの会のブログ「まちにでた建築家たち」もご覧下さい。
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告示「業務報酬基準」

2009-01-30 | 仕事・建物
建築基準法の大幅改正に伴う関係法律のうちの
建築士法の報酬基準(改訂案)が発表された。

私達住宅設計者に関係ある「戸建て住宅」はかっては2つに別れていたのが
3つに分類された
1構造設計が必用な詳細設計を必用とするもの



2 構造設計(計算)はなく詳細設計を必用とするもの



3 その他の一般設計

本棚に2007年版があったので比較して見た。
改訂案は、面責に対する業務時間
07年版は工事費に対する業務日数
で一概には比べられないが
改訂案(別表15)・100㎡・監理込み合計390時間
07年番2000万円・同じく監理込み36日(288時間)
100㎡を2000万円の工事費とすると100時間(約12.5日)の業務費のup
(金額的のは担当者の時間辺り報酬+経費となる)

私達にとって嬉しい数字かというと「そうでもない」
いくら告示で出されたといってもこの金額がたいして参考にならないこと
公共工事でさえ告示の金額では受注は出来ない。

「絵に描いた餅」になっている。
確認申請や建築士方法で決められた業務の複雑化に対する業務の増え方など考えると
やはり「あ~~あ」ため息が出るばかり・・

増えた業務といえば今夜参加した建築士法改正講習会の説明で
毎年の「業務報告」や「定期講習会」が義務づけされ
罰則規定まで付いて厳格化が強化された。

ま・この不況下では仕事があるだけ「まし」と思わなければならないか・・

今日の雨のように冷たい湿ったブログになってしまいました。
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短大根の迫力

2009-01-29 | 生活
昨日届いた大根
短躯ながら、なかなかのド迫力の「短大根」
長さはたったの17センチなのに
周囲は30センチ、ダイコン足に迫る勢い。



少量の使い切りサイズで重宝している。
生産者ラベルには
「ただの短い大根ではありません、その名も“味一番”という品種
 肉質がきめ細かく、煮物に、おでんに、ふろふきにピッタリ」千葉県産
私の食後感でも証明済み。

ネットで調べると
(以前の「日々好日」がトップにでた!)
「青首極太型大根(短形)」とほぼ同じで
青首大根の改良品種のようだ。

しかし年々短躯度が進んでいる気がする。
こんなに小さくなくとも良さそうだが・・
来年には「蕪」になってしまいそうな勢い(?)
「短大根を二本下さい」では本末転倒
“少し小振りの美味しい青首大根”で充分な気がするが

さて、どのように調理をしようか?
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1枚で3度楽しめる年賀はがき

2009-01-28 | 趣味・遊び
「nt-lab」さんのブログで気づいた。
年賀はがきの当選番号のチェックがまだなこと。

パソコン画面とはがきの番号を照合する。
昨日届いた遅い返事の1枚が当選!(切手シート)
これは幸先がいいが、毎年の事ながら1番違いが多い
今年は下二ケタの前の数字で歯ぎしりをする。
これが当たるとWILや自転車がゲット出来たが、残念至極。

それでも、もう一度見直す文面
思い掛けない引っ越しの話しや
昨年「この子だあれ?」とビックリさせられた赤ちゃんが
しっかりした笑顔になっていたり、
どう見ても、子供より親の方が嬉しそうな遊園地場面や
毎年、手書の絵はがきの人達。
3回見ても嬉しくて笑えてしまう。

1度目は初見
2度目は御返事の必要な方のチェック
3度目が当選番号のチェック
時間が空くためかそのつど新鮮に楽しめる。

私の年賀状は「お前のはつまらん!!」お叱りが来そうだが・・



年賀状って官製・民営関係なく楽しめる日本の風俗に思える。
昨年民営化に伴って作られたモダンアートな絵入り葉書
今年は浸透したのか何人からもいただいた。
空白が多くて、
どのようなアレンジにも対応出来る自由さが受けたのだろうか?

・・そんなコンナで当選はたった2枚
昨年辺りから当選率が下がったような気がするが
気のせいだけなのだろうか??
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建築の常識は世間の非常識

2009-01-27 | 仕事・建物
「本」が好きだけれど「本屋」さんに思い入れはない。
手元に欲しい本(面白い本)が届けばそれで満足
本屋さんの親戚がある仕事仲間に、
「ネットで注文して取りに行くシステム」を提案したがいまだ採用されない。
アマゾンに注文するのは良いのだが送料や送金料がばかに出来ない。
高い単価の品物なら「この位」と思えるのだが
千円単位に2~3割の諸経費は堪らない。

そんなわけで、建築雑誌は送られて来る2冊
「日経アーキテクチャー」「日経ホームビルダー」
なかにはこの類いは「建築雑誌ではない」と言う輩もいるが
「これで充分」
本棚に飾って悦に入るほど「本嫌いではない(中身で勝負)」



建物は竣工したと同時に古くなり
本は出版されると同時に過去の情報となる。

そんな中、日経アーキテクチャ「建築世論&ランキング」
―家を建てる時、分からなかった建築用語―
断トツに「建ぺい率、容積率」だった。
続いて、「外断熱」や「坪単価」など
この辺りは建築に関心がある人には「常識」かと思いつつ
「知ってますよね」と顏色を伺うが「はい」と答えてくださる。
これが迂闊だった。
「知ってる」と聞かれて「知らない」と答えるのは勇気がいることだ。
「NPO法人家づくりの会」の窓口相談で
「設計者に聞いたらどうですか?」と答えてしまうが
聞くに聞けない立場に追い込まれていたのだった。

日経ホームビルダー「リフォーム客141人のホンネ」
―床材の品質に関する不満点―
「傷つきやすさ」「足の冷たさ」「滑りやすさ」
「クッションフロアーの不満」
クッションと付くから柔らかいかと勘違い
硬い材料は冷たく傷つきにくい、柔らかい材料はあ冷たくなく傷つきやすい・・などと
説明しているが床材に不満が高じたら大変なことになりそうだ。

「建築の常識は世間の非常識」
ここらをしっかり踏まえて打合せに臨もう!
(美しくない写真でごめんなさい)
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マスクの疑問

2009-01-26 | 生活
先週雨の寒い日に仕事に出ていたら
案の定風邪引きさんになってしまった。
翌日「いけない」と思いつつ、約束のレストランの試食に出かけた。
なにぶんお相手はこの日しか空かない人。

「咳エチケット」が叫ばれる今日この頃
素顔(?)で咳き込むわけには行かない。
鳥インフルの大流行のための買い置きのマスク(下)を装着する。



以前のと違い気配りマスク、息苦しいことなんかなく快適。
しかしマスクをしたまま食事は出来ず、畳んで置くが
お隣の席からは紫煙が漂う。
そんなコンナデ土日は寝たり起きたり生活。

帰りの車内の真正面に同じマスクをしたお兄さんと目があった。
かなり立派なお顔(面積が)
お兄さんはチョコンとしたマスクで空き地が多い。
私は頬の大部分をマスクが覆う
ドウリで・・
咳をするたびに両端を押さえなければお隣さんにご迷惑がかかる。

顔のサイズは色々
高橋英樹さんのようなお顔や、瑛太さんの小顏
渡辺えり子さんのお餅顔からソニンのアラレ顏まで
同じマスクが合うなんてあり得ない。
眼鏡が「紳士用」「婦人用」「子供用」とあるように
「L」「M」「S」合ってしかるべき・・

念のため調べて見た。
ありました「ユニ・チャーム」に3種類
「やや大きめ」「ふつう」「やや小さめ」
サイズの選び方もでています。

しかし、レストランでテーブルの脇に畳んで置いたり
バッグにコンパクトにしまうのは立体型より、折畳み型がよさそう
こちらの方がサイズの変更も自由になりそうなはずだが・・
まだない。
来冬には、顔に会ったマスクを装着したい。

鼻の話で失礼しました。



鼻の通りが良くなりそうな(?)お花で許して下さい(ミニバラ)
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浅田次郎「きんぴか」

2009-01-24 | 読書
年明けの読書はパトリシアコーンウエル「ドクタースカーペッター」で始まっていたが
ネタ切れか無理やり若返らせたのが不人気なのか、発行が止まってしまった。
代わりに眉目秀麗な「捜査官ガラーノ」
相対する地区検事のモニークが出世欲の塊の策士
好かれる人物でないのが人気のでない元ではないだろうか・・

それはともかく、年初2冊目の(1冊目は「ヒルダよ眠れ」)
人気作家浅田次郎「きんぴか」の文庫本3冊組
「長編悪漢小説」小さく入っているが
これは文字で書いた「劇画」そのもの
「長編痛快小説」の方が似合いそう。



時代遅れの正義感と身に付いた不器用さ
アラフォー3人の明るい復讐劇と言うべきか
心の中の葛藤は詰め腹を切らされた元代議士秘書だけで
後の二人は思うがママ、考えるより行動に出る人達
元自衛隊が戦車や迫撃砲を持ち出しヤクザと政治家の関係を撃墜し
真っ直ぐなヤクザがそれ故にうっとうしがられたり人気を博したり
元代議士秘書がスーパーコンピューターを使い、
強力な手助けの元完ぺきなシステムを打ち破る。

もういいや・・
爪弾きされ第1戦から離れたた3人の底力と退職した辣腕刑事に
「私が法律」の凄腕看護師
そんなこんなが重なり・ほどけ、ドタバタと痛快に進む。
システムマチックになりすぎて、正義や・・(思いつかない)が置き忘れられ
長いものに巻かれろという世の中
これでもか・これでもかと悪漢達(?)が暴れまくる。

中には笑い過ぎて可笑しくなりそうな場面(1-P208)
では硬派のヤクザと一緒に笑いこける。

浅田次郎の人気故だろうか
各巻ごとに違う人達の解説付き
ミステリー作家・ライター・女性作家、皆ファンなのだろう。

気分が晴れず、うつうつとしている人
失恋した人
失業した人
塀の中のヤクザやさん(もう読んだことでしょう)

まだ読んでいない方
「気分が晴れますよ」
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加湿・過ぎたるは・・

2009-01-23 | 生活
先日仕事で訪ねたマンションの一室、北側の廊下に面する窓から水が滴っていた。
すわ・雨漏りか??
尋ねると、「部屋の結露です」と「ちょっと上がって見てくれませんか?」
床の音対策の質問と疑問を話されたが、どうも気になる結露のこと
納戸代わりにしているお部屋のドアは開けっぱなし、隣の寝室の結露は極少ない。

在室中は石油ストーブをつけっぱなし
夜の寝室はオイルヒーターで暖房とのこと。

これが結露水の原因だった。
石油ストーブは燃焼時に水蒸気を出し、寒い北の部屋の窓で結露をする。
その上窓に冷気がまともに当たる場所になっている。
寝室のドアはピシッと閉めて石油ストーブの水蒸気は溜まりにくいし
オイルヒーターは水蒸気を発散させない、温度もさほど高くはならないし
窓は北風がやや当たりにくい位置取りにある。

居間にはエアコンが付いているが
「力不足で使ったことがない、乾燥をするから咽に悪い」と毛嫌いされていた。
加湿をしながらエアコンを使うか
除湿をしながら石油ストーブを使うかを提案したが
分かってくれたかしら??

乾燥が「インフルエンザの原因」の情報が行き渡り
どんどん加湿し、まさに「過ぎたるは及ばざるがごとし」
カビでアレルギー症状がひどくならないことを祈る。
ストーブは汚染空気の入れ替えに窓も開けて下さいね



私の事務所はエアコン+加湿器+温湿度計
見やすい位置に温湿度計を置き「顔(センサー代わり)が乾燥したな」
加湿器のスイッチon、60%をこえたらスイッチoff

お施主さんには「湿度センサー付きの加湿器」を進めているが
写真の加湿器は安い「KAZ」製
ファンの回りに折り畳んだ紙が取り囲み、水を吸い上げて蒸発させる、いたって簡単なもの
もう10年以上も使っている。
(毎年書いている気がするが、気付いた方ごめんなさい)

加湿+湿度コントロールが健康の元だが
昨日の寒さで鼻水と咳に悩まされている。
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芯から冷えた一日

2009-01-22 | つぶやき
今日は寒かった!
朝10時から荻窪で勉強会があった。
会場は寒く、お隣さんはインフルエンザの後遺症で「コンコン」
「インフルエンザはつらいから気をつけて下さい」言われてもねえ・・

午後は「寒いからお迎えに行きますよ」
ありがたい一言ながら、雨降りの路上の寒いこと。
車で1時間の現場に到着
仕事柄問題点を見つけると「寒さ」「雨降り」なんのその
動き回って気がつくと、手から足から冷え冷え
4時「振り出しに戻る」また荻窪駅へ送ってもらう。




事務所のエアコンをガンガン・電気ストーブを付けて
熱々のコヒーをすすってもまだ寒い
続けて「カップスープ」を飲み、ようやく人心地がついた。

芯から冷えた一日でした。
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オバマ米大統領就任

2009-01-21 | ニュース
今日の新聞はアメリカ大統領就任の関連記事一色
Uチューブで演説を聞きながら書いている。



口跡鮮やか、冷静さ・力強さ・情熱、
すべてを備えて世界中の人々の関心を集めているが
ニューヨークダウや東証は株価を割り込んだ。
演説の中にあった「子供じみたことはやめる時が来た」や
「市場は注意深く見ていないと制御不能になる」や
「イラクをその国民の手にゆだねる」や
「私たちはイスラム世界に新たな道を模索する」などが
気に入らないのだろうか?

朝日新聞の訳文を読む限り前任者と違う点は
等身大のアメリカを認め、
非難の的の「世界に冠するアメリカ!」を
前面に打ち出さなかったことだろう。

朝の光で埋め尽くす人々を前にして
高らかに、むやみに大風呂敷を広げることなく
信頼と決意と責任(新聞の受け売り)をアピールした。
「チェンジ!」ほど強烈な一言はないにしろ、感動した人は多いだろう。

それに引き替え
「湯ばーば」のようなご面相で(照明が悪い)
「畢竟(ひっきょう=とっておき)」を
知っていると自慢げに言うのとレベルの差は歴然。
代わりも、どうにかする力もない政党も最悪。

そんな差を痛感しつつ新聞を隅々まで読んでしまい
今日中に終える予定の残りの仕事はどうしよう・・

写真は世界の隅から新大統領に送るミニガーベラ
(かわいいでしょう)
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ニンマリ笑う時計

2009-01-20 | 自然・風景
昨年11月6日のブログにニンマリ笑う時計を載せた。
先週通りかかったのでもう一度見ると、
なんのことはない
ピッカピカ(ステンレス)の文字盤が波打って
景色をゆがめて映していた。

青梅街道から分岐した五日市街道の根元
地下の駐輪場の入口に設置された時計
回りはタイル貼りの共同住宅群
タイルを渦巻きに写し



黒い影をゆがめる(おすましの鼠?)。



そしてニンマリ笑う時計の出現。



面白いデザインと感心したけれど
設計者(?)の予想の埒外だろう。

右へそろそろ
左へうろうろ
かなり怪しい動きをして見上げてしまった。
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南荻窪住宅街

2009-01-19 | 仕事・建物
今日は暖かだった。
午後西荻窪まで打合せに出たが、帰りは荻窪駅まで歩くことにした。



幹線道路から少し入ると、広い敷地にゆったりと建つ家々
空にはポッカリ白雲、絵になる景色ではあるが
お邪魔虫の電線がウヨウヨ
無くてはならない電気なのだが
せっかくの景色を写真にするにはお邪魔
住宅を建て替える際に電線を引き直すが
最短距離で引かれているのだろうが、
空を覆う雲のようになってしまっている。

電線地中化までは時間が掛かりそうだが
せめて、もう少し秩序立って奇麗に出来ないものか??



そんな事を考えながらキョロキョ・ロウロウロ歩いていると
空き家発見!
大きな桜の木の元の昔ながらの平屋建て
敷地の端に2階建てを増築
植木達が伸び放題になって見捨てられてから年月が過ぎたようだ。

少し先にも敷地いっぱいの大きな家が見放されていた。
豊かで閑静な住宅街だけに空き家も大規模
相続などのメドがっ立ったら
小さく分割されてしまうのだろうか?

そんなこんなを考えながら20分で荻窪駅に辿り着いた。
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チリレンゲの謎

2009-01-17 | 生活
午前中杉並区役所で開催された「耐震診断」にでた。
広いロビーは土曜ゆえか人はまばら
1階の窓口業務が行われ、彫刻家の作品展が開かれているが
ロビーの中心に据えられた「建築防災啓発フェア」は係員ばかりがが暇をしている。
木造耐震診断士は3人、ベテラン二人に挟まれ、なすすべも無く情報交換に終わった。

外は穏やかな陽気にもかかわらず、下からじんわりと冷えてきて
定刻の1時、放免になり中華屋さんに入った。

脂分の少ないものをと「五目チャーハン」を注文すると
程よく卵が絡まりおいしそう・・
脇にはプラスチュックのチリレンゲ
すくって、口へ・・誠に具合が悪い。
味は辛みが少なくほどほどで美味しいものの、
チリレンゲが不都合。
目一杯口を開けても、入りきれず
横からかぶりついても食べられず
吸引力を駆使してもご飯が残る。




少しづつ食べ進むものの、なんとかならないものか
スープを飲むには大きくとも、縦から横から全く問題なし。
いったん固形ものに取りかかると
思わず「スプーンを下さい!」叫びたくなる。

ウキペディアで調べて見た。
「ただし、日本で出回っているレンゲの多くは、もともとはスープをすくうサイズで、口に運ぶには大きく、深さもあり、チャーハンなどを食べるのには、あまり適していない。その一方で、中華文化圏のレンゲにはさまざまな形状・大きさがあり、たとえばチャーハン類が食べやすいよう、日本のレンゲより小さく深さも浅く作られたものなどもある。」

やっぱり!
1種類だけを使っている日本は本家の思惑とは違ってしまっていた。
中華屋さんの店主達は変に思わないのだろうか?
それとも中華屋さんは大口の人ばかりなのだろうか・・

家にあるチリレンゲをためして見た
中華屋さんのより一回り小さいが、口には入りきらない。
チャーハンにはチャーハン専用のレンゲを使いたいものだ。
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「夜逃げ」の後始末秘話

2009-01-16 | 仕事・建物
今朝ハドソン川の飛行機不時着報道には驚かされた。
・・が、夕刊の一面を見てさらにビックリ
水面に浮かぶ飛行機の翼にギッシリと乗客達の姿。
凍りそうな水面ではなく、飛行機事故でなければ
親鳥に寄り添う子供たちと平和そうにも見える景色だけれど
寒くて凍えそうになった事でしょう。
「ダブルバードストライク」滅多に起こりえない事故に
ベテラン機長の機転で155人が救われた。

と、書きつつ昨日の続きに入る
家族経営の建設会社には不動産部があり
繋がりで町の不動産屋さんの仕事の依頼も多いという。
貸し事務所の内装工事を請け、その延長で夜逃げをした事務所の後始末をすることがある。
残された備品を丸ごと廃棄し、内装を奇麗にした事務所を次の会社に貸す。

夜逃げが珍しい頃には、職人さん達が
「このイスは貰いたい」「FAX機を使いたい」などと持っていっていたが
夜逃げが頻発(?)するこのご時世には
「もう何もいらない」職人さん達の欲しいものは無くなった。
おかげで、業者さんの事務所は処理業者が来るまでは
コピー機や家具・備品・コピー用紙の山が築かれるという。

そういえば、昨年年賀状が来ていた職方さんからなしのつぶてで
私が出した年賀状が「宛先不明」で戻ってきた。
工務店に尋ねると一言「飛んだ」という。
業界用語なのか「夜逃げ・行方不明」=「飛ぶ」らしい。
昨日の人も「飛んだ」と言っていたっけ。
新聞には「夜逃げ」をせずに債権者には謝って
「借金を猶予してもらいなさい」とあったが
昨年飛んだ職方さん、今年はまた年賀状がきていた。
借金がどうにかなったのだろうか?

何がどうなっても誠実に対処すると、どこかに「出口」はあるはず
不況の中、お互いに助け合って頑張ろう・・と言いつつ
「夜逃げ」の後始末秘話(?)でした。
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今どきの工務店の倒産

2009-01-15 | 仕事・建物
今日は寒かった。
業者さんと一緒にリフォームの現場調査に行った。
あちらこちらを詳細に見て、案を作るのが私の役目。
2時間ほど動き回っている間は寒さを感じなかったが
終わって駐車場に向かう途中「寒いですね」の一言で身体が震えた。
気がつくと日は落ちて風が吹き出した。



調布から車に同乗させてもらい
打合せ事項を話しの後に雑談に入った。
業者さんは設計者と違った情報を持っているので面白い話が聞ける。

この頃の工務店の倒産は以前と様変わりしているようだ。
前は倒産が報じられるや否や、工事は完全にストップし
各職方が少しでも仕事の報酬の一助にしたいと
現場から使えそうなものを持ち出し、
管理者(施主)はそれをさせじと現場を封鎖する。
結果、工事はとん挫し解決の糸口は難しく
施主さんの負担は増えるばかりだった。

ところが、今どきは倒産慣れしたのか、
業者はあぶないとなるとサッサと会社更生法の申請をし
工事を再開、セッセと進めて現場を完成させ
工事代金を受け取る方向になっているとのこと。

施主の被害は少なく、いい方向に進み出しているようだ。
この不況の中、倒産は無くならないだろうが、
施主の大事な建設資金が無駄にならないことが何より・・

倒産が増えた結果(いい事ではないが)の思い掛けない学習効果だろう。

次は今どきの夜逃げ整理の聞き書きをします。
写真は一昨日の夕焼け
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