すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

自民党憲法草案の問題性と首相の施政方針演説

2017年01月20日 | 日々思うこと

昨19日、「憲法を守る糸魚川共同センター」ではいつもスタンディングですが学習会に切り替えました。講師は上越市在住の9条の会呼びかけ人でもある作新学院大学人間文化学部元教授の片岡 豊さんで、演題は『自民党憲法草案の問題性』安倍「壊憲」政権の実態をお話しいただきました。

片岡さんは先ず糸魚川大規模火災のお見舞いから、阪神淡路大震災や東日本大震災の復興では地域の人たちが望む復興がなされておらず、大企業のカネ儲けになっている事例にふれました。昨年10月、私も福島県浪江町を訪れて原発事故による復興のあり方などに首を傾げていただけに納得です。

(写真は上越の娘の家の洗面所のアメモネです)

本題の自民党憲法草案の問題性では、2017年のアベ首相の年頭の諸発言の解説で、①近代立憲主義の否定 ②<個人>の尊重から<公(国家)>優先・主権在民の否定 ③平和国家から戦争国家へ ④基本的人権の抑制 ⑤経済活動(新自由主義経済)の優先、この5点で「新たな国づくりを本格的に始動する」アベ内閣を厳しく指摘です。

講師のお話はアベ首相のパフォーマンスを入れながらの迫力で、資料を基に難しい問題を分かりやすく、所定の時間はあっという間に過ぎてゆきました。この日は上越から、えちごトキめき鉄道の応援フリー切符で「上越 9条の会」の友人たちも参加され、学習会終了後には火災現場を案内です。

その後は早めの夕食を駅近くのお店でご一緒し、改札口まで見送ってから帰宅すると、神奈川の少し年上の従兄妹の訃報が届きました。故郷の糸魚川を離れてトヨタ自動車の企業戦士としてがんばり続け、政治談議も交わした従兄妹でしたが限りある命を痛感です。

そして今日は大寒、一年で一番寒いだけに日中の気温も1度ですが、風がないのでそれほど寒さを感じません。また今日から通常国会のスタートで、午後2時からNHKでアベ首相の施政方針演説に耳を傾けました。「新しい政治・・・」を繰り返し、30分余りで外出です。

注目の憲法改正の部分は夜のニュースで聴きましたが、「憲法論議を進めようではありませんか」と呼びかける首相の言葉巧みな演説です。さて、どれだけの人が自民党憲法草案の問題と「壊憲」政権を見抜くことができるのかと、支持率上昇と合わせて考え込む一日の終わりです。  

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まるで戦時下、繰り返してはならないこと

2017年01月18日 | 日々思うこと

今朝は氷点下の寒さで、9時前に青空の中を上越市へ・・・、頚城連山からフォッサマグナを挟んで黒姫山も一面の銀世界に輝いています。日本海には雲があるものの波は静かで、上越市へ入ると青い海の向こうに米山のきれいな稜線と、手前には中部電力火力発電所が見え、有間川の信号待ちで撮りました。

今日の上越の目的は孫の子守りで、3時には帰途に着き4時過ぎに糸魚川へ入って、社会福祉協議会(ビーチホールまがたま)へ寄って「がんばろう糸魚川!」ステッカーを・・・。帰宅して早速、車の後ろにも貼りましたがなかなかいい感じです。

夕方、ローカルニュースに耳を傾けると、陸上自衛隊は3月上旬から中旬に米海兵隊との共同訓練で、上越市と妙高市にまたがる関山演習場と群馬県の相馬原演習場で米軍輸送機オスプレイが参加する方向という驚くべき発表です。オスプレイは昨年12月に名護市沿岸で大破する事故を起こしていながらも、両演習場に飛来し隊員の輸送訓練ということですが、米国追随のアベ政権に怒り心頭です。

また今月20日に召集される通常国会で、自民党が議員立法で「家庭教育支援法案」を提出する予定で、核家族化など家族をめぐる環境変化での公的支援のためというが、とんでもない法案です。この支援法案から戦時下体制の社会が見えて、今や戦争準備は共謀罪だけでないことが伝わってきます。

戦時中の1942年、国民を戦争に総動員するための「戦時家庭教育指導要綱」が発令され、家庭は常に“国家活動の源泉”として子どもの健全育成を親に要求し、“相互扶助”という名目で「隣組制度」がつくられました。国家が求める教育が徹底されているかを見張り合ったあの時代へと戻ろうとしていることに、国民はもっと敏感であらねばなりません。

そして空爆を受けたような糸魚川大規模火災からもうすぐ一ヶ月、晴天でガレキ撤去作業も進んでいますが、人は悪夢の光景を容易に忘れられるものでないことも伝わります。戦争は自然災害ではなく人間が起こすもので、まだ止められることを痛感する昨今です。

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がんばろう糸魚川!!ステッカー販売開始

2017年01月17日 | 日々思うこと

がんばろう糸魚川プロジェクトのステッカーの販売開始です。1枚500円 サイズ:200×70(耐水、屋外使用可)ですので、車や店舗の窓などにも貼り付け可能です。

販売利益の全額を「糸魚川市災害義援金」に寄付するシステムです。各キャラクターの使用許可もそれぞれ(糸魚川市役所、糸魚川市観光協会、糸魚川南蛮1エビプロジェクトなど)いただいております。ご協力、よろしくお願いいたします。以下、プロジェクトからの転送です。

がんばろう糸魚川プロジェクト ステッカー 1/18 販売開始!

大変お待たせしておりましたステッカーの販売。。。
1月18日(水) より糸魚川市内の各取扱販売所にて販売します。
1枚500円(販売利益の全額を「糸魚川市災害義援金」に寄付)

現状では、糸魚川市内の販売所でしか購入できません。

【ステッカー 取扱販売所】
 ・糸魚川市役所 ジオパーク推進室(糸魚川市一の宮1-2-5)
 ・フォッサマグナミュージアム(糸魚川市一ノ宮1313)
 ・糸魚川市社会福祉協議会(糸魚川市寺町4-3-1)
 ・セブンイレブン・キヨスクJR糸魚川駅店(糸魚川市大町1−7−55)
 ・いまいスポーツ(糸魚川市東寺町3-11-2)
 ・小林デンキ(糸魚川市本町6-5)

※現状では糸魚川市内のみの販売となります。通信販売は実施いたしません。市外、県外の方は、『糸魚川へお越しいただき』ご購入いただくか、友人や知人を介して入手頂ければ幸いです。(すずきの方でも、県内外のご希望の方に郵送します)

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「平和は願うだけでなく、みんなで作ってゆくもの」

2017年01月16日 | 日々思うこと

小正月も過ぎて、早や店頭ではバレンタイン商戦たけなわですが、年暮れの糸魚川大火で正月気分に欠ける日が続きました。隣りの孫たちは昨日、青海ジュニアスクールスキー教室で、長野県栂池高原スキー場でエンジョイです。冬将軍の到来で、市内のシーサイドバレースキー場も一気に1メートル70センチの積雪です。

女性週刊誌『女性自身』1月17日・24日 合併号、2017年の主役「誓いの書き初め」より、吉永小百合さんをピックアップしました。



「『平和』は待っていてはだめで、みんなで願って、祈って、さらに声を出していかないといけない。そうでないと手に入れることができないと思っています。ですから、朗読会やコンサートでも『観客の方たちもみんな一緒に声を出して、平和をつくっていきましょう』と・・・。

30年も前から、平和への祈りを胸に原爆詩の朗読を続けている吉永小百合さん、有言実行の言葉は力強く私たちを励ましてくれ、今年もその活動に懸ける強い思いを優しい筆使いで綴っています。

人は誰もが平和を願いながら人任せでは守り切れるものではなく、米国のトランプ次期大統領といい差別が差別を生み分断が分断・・・、そして対立を生む構図では世界の恒久平和は程遠いことでしょう。

ところで父の大事にしていた黄梅の鉢は何年か前に枯らしてしまい、同級生のMさんからの株分けであったことをすっかり忘れていた“健忘症”の書き込みでした。平和も与えられるものでないことを忘れずにと思う寒い一日の終わりです。

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この冬一番の寒気とスヌーピー

2017年01月14日 | 日々思うこと

今朝は天気予報通りの白の世界です、とは言っても海沿いの我が家は昨夜からの強風でわずかの積雪で、上越や魚沼地方から大雪の様子が伝わってきます。庭を見ると燈篭の端っこがスヌーピーの顔のようになって雪が作った珍しい光景です。

夕方近くに見ると雪が少し多くなってもスヌーピーは同じなので、雪吹雪の縁側の戸を開けてまた撮りました。下の写真は七草の頃のもので、父が大事にしていた黄梅(おうばい)の鉢で、夏以降の管理不行き届きで花芽がなくあきらめていたら数個の可憐な花をつけています。

ところで昨日はこの寒気が来る前にと、市内のあちこちで用事を済ませたり被災者の情報キャッチを行いました。昔からの知り合いはお店も住まいも全焼し、糸魚川の地を離れ息子さんの所へ行くことにしたというので言葉がありません。70才を過ぎた人に「もう一度、糸魚川でがんばって」とは言えない悲しい現実に直面です。

そんなこともあって今までは大した雪も降らず暖かだったことで、この冬一番の寒気が身にしみて、今日は外出を避けてじ~っと家にこもる一日です。ガレキの撤去作業も午前中で中断で、明日も厳しい寒さの予報ですが、どなた様もご自愛くださいますよう。

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大火から3週間、がんばろう糸魚川!!

2017年01月12日 | 日々思うこと

悪夢の大火から3週間の昨日、アベ首相は午前10時過ぎの新幹線で糸魚川入りです。何ごとも“百聞は一見にしかず”で、首相が大規模火災に見舞われた被災現場を視察することで地元では大歓迎ムードです。

アベ首相は「できることはすべてやる」と力強い言葉でしたが、折りしもこの日は東日本大震災から5年10ヶ月目とあって、当時の福島に向けられたのも同じ言葉ではなかったと思いを巡らしました。また国と県と市が一体となって「糸魚川復興まちづくり推進協議会」を立ち上げる運びとなり、被災者の生活再建はもとより復旧復興への大きな力となり進んでゆくことでしょう。

民間レベルでの支援の輪も広がって、「がんばろう糸魚川プロジェクト」の絵本寄贈作戦もその一つです。https://www.facebook.com/Forward.to.the.Future.ITOIGAWA/?fref=ts

また上越の知人Kさんが7日に被災現場を訪れ、えちごトキめき鉄道の「復興応援フリーきっぷ」を利用していたことを知りました。(同鉄道の全区間・妙高高原駅~直江津駅~市振駅/往復大人1000円・3月31日まで)

また今日の10時過ぎ、柏崎市の池田千賀子県議から電話が入り、「いま糸魚川へ来ているので」と言うことでしたが、あいにくと上越市へ出かける予定でしたのでお会いできずに残念でした。県女性議員の会からのお付き合いで、市議から県議へ今は会長を引き受けていただき、きめ細かで幅広い活動をされているお一人です。

そして私は寒風の中を上越市へ・・・、先ずは寺町の福祉交流プラザへ、ここはいろんな支援センターがあることでいつも活気がある施設です。所用を済ませて夕方4時過ぎに帰途に着く頃は気温1度の寒さで、大荒れの日本海を横目に家路へと急ぎました。

夜のニュース番組では各局とも、米国トランプ次期大統領の当選後初の会見がメーンです。お金持ちしか残れない米国大統領選挙もさることながら、このトランプ次期大統領のメディアへの偏見がひどく、特にCNNへの攻撃に対し、都合が悪くなると言い訳したり逃げたりで何処かの首相によく似ていることが伝わってくる凍える寒さの終日です。

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「文明とは電灯のつくことでもない、戦争しないこと」

2017年01月10日 | 日々思うこと

新しい年になって早や10日、隣りの孫たちは冬休みが終わって今日から3学期です。朝から青空が見えるものの風は冷たく、こんな日のガレキの撤去作業も大変ではと思いながら近くの金融機関へ出かけました。

偶然、同じ地域にいながら数年ぶりにOさんに会い、「スズキさ~ん」と突然ハグをするので行員の人たちの視線が注がれ、チョッと戸惑ってしまいました。ネアカのOさん、別れ際には「がんばってねえ、応援しているよ」と言うので、「??」チョッと考え込んでしまいました。

次に少し離れた八久保郵便局へ行くと、ここでも同じ地域のSさんの酉年にぴったりの写真展です。確か昨年にも催され、その枚数の多さもさることながら動く被写体(飛ぶ鳥たち)をこんなにきれいに撮り続けていることに感心仕切りです。 

ところで昨日の午後は、新年初めての「憲法を守る糸魚川共同センター」の拡大役員会があり、政治の動向やメディアが伝えないこと、今後の活動方針などを話し合いました。“平和こそすべて”、そんな中で藤井日達上人の「文明とは・・・」という心にストンと落ちる言葉と出会いました。

明日は雪マークの大荒れで、最高気温3度という予報の糸魚川です。厳しい寒さの中で、ボランティアの皆さんにとっても大変な作業になることでしょうが、くれぐれもお身体に気をつけて・・・。

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糸魚川大火、休日返上のガレキ撤去

2017年01月08日 | 日々思うこと

昨日は松の内にと青空の中、能生地域への新年の挨拶回りに出かけました。先ずは“糸魚川かに裁判”で米山知事が弁護士の時からのご縁のかにや横丁の盛紋丸さんへ立ち寄りました。例年この時期のマリンドリームのかに売り場の他店は休業中で、お隣の宝寿丸さんと2軒だけとあって、N女性社長も大忙しです。

次の知り合いのお宅では少し長話しになってしまい、棚口地区の郷の茶店「えほん」へと急ぎました。県道246号沿いには雪はなく、山あいに近づくと里山はほんの少しの積雪です。「えほん」での先客が友人だったので、しばらくおしゃべりをしていると地域のカメラマンでJAカレンダーでもおなじみの小笠原 力さんが入ってきました。

小笠原さんは最近、写真集(非売品)を出されたそうですが、話題は写真のことよりも大火のことが中心です。この2週間余り、多くの人に出会ってお話しをすると被災された人たちの様ざまな事情が伝わってきますが、知り合いのYさんと同級生と言うことで避難先を聞くことができました。

帰途、姫川桜つつみへ回ってみると、日没前の頚城の山々がきれいです。手前の田んぼには雪がなくとも、活火山の新潟焼山(2400メートル)はかなり白くなっています。

今日は昨日とは違っての悪天候で、本町通りのおおせ元おもちゃやさんには、休日返上の重機と地域ボランティアの大勢の人たちの姿です。また三連休とあってか、カメラ持参の人たちの多さにも驚きです。そば処泉家さんは5日付けブログで●出発点で、お店を再開する気持ちを綴っていました。「がんばれ泉家さん!がんばれ糸魚川!」です。

地域たすけあいボランティアセンター作成の「ガレキ撤去の前でも、後でも大切なものを探すことができます。」と明記されたチラシができ、立ち寄ったお店にも置いてありました。先日書き込んだ衣類などの物資の受け入れは中断でも、現場でのお手伝いは募集中です。問合せ(運営主体:市社会福祉協議会・お困りごと相談専用 080-5799-5981)

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戦争も核兵器もない世界を

2017年01月06日 | 地震・原発

大火から2週間が過ぎた被災地では、所有者の同意が得られたところからガレキの撤去作業が始まりました。先ず重機でガレキの金属類を分別しながら3月末をめどに、姫川河川敷の仮置き場に運搬されるそうで雪がないのが何よりです。

寒空の中を市内あちこちへ出かけ、糸魚川地域振興局へ所用で立ち寄りました。入り口で泉田前知事の“置き土産”の新品種「新之助」の紅白の垂れ幕が目に留まりました。

ところで昨日、鳥インフルエンザ問題で延期となっていた米山知事と東京電力の数土(すど)会長ら幹部との初会談が県庁で行われました。前日4日の定例会見で米山知事は、これまで泉田前知事からの検証(事故原因)作業を行ってきた県技術委員会とは別に、新たに「健康被害の検証」と「避難計画の検証」を加えた総合的な組織として3つの機関を新設すると明言していただけに、この日の東電との会談を注目です。

米山知事は「県民の命と暮らしが守られない現状において原発再稼働は認められない」と、昨年10月の知事選で掲げた方針を直接伝えました。3年半前の広瀬社長は、この日と同じ場所での泉田前知事との会談で、福島第1原発のメルトダウン隠しなどについて「東電はウソをつく会社なのか」などと厳しい追及を受けていたことを思い出し、福島と同じ災禍を繰り返えしてはならないことを再認識です。

また昨日は市役所各課で用事を済ませてから、庁舎1階の市民ホールでの恒例のカレンダー配布の方を覗いてみました。今年は行われていないのではと思っており、家にあるカレンダーを持参しなかったのですが、会場にはかなりの量が集まってたくさん残っており、その中から偶然、高校生平和カレンダーを見つけました。

昨夏、国連軍縮会議に新潟県代表で参加した当市の高校3生の渡辺未鳩さんもアップされている15ヶ月カレンダーで、毎月「戦争も核兵器もない世界を」が掲げられている長崎新聞社発行のものです。そんなことで核の平和利用などはありえず、原発から発生する核のゴミ問題はどうするのかと、知事と東電幹部との会談を重ねてしまいました。

次にお隣り市民会館のボランティアセンターへ立ち寄りました。被災者への支援物資が全国各地から届いていますが、衣類全般は十分な数量が確保できており、受け入れを中断ということで支援の難しさが伝わる一日です。(被災者支援情報やボランティアなどについては、糸魚川市HPで詳細に掲載)

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大火から再建始動の糸魚川

2017年01月04日 | 日々思うこと

雪のない正月3日の昨日の午後、焼け野原となった本町通りを通って郵便局まで出かけました。2日にアップした加賀の井酒造さんの無傷(?)の看板が気になって、この目で確認したいこともあり現場を通ると、アマチュアと思しき人たちが道路に三脚を立てての写真撮りです。いい写真を撮りたいと寒空の中を遠くからやって来たのでしょうか、地元の人ではなさそうです。

この看板は蔵元の西側の第四銀行寄りの庇の下に設置されていたことが、28日付けの写真で思い出し、改めて加賀藩参勤交代と加賀の井酒造(小林家)との関わりを読み取ることができるのでもう一度貼り付けました。

実は加賀の井酒造さんへは私が20代の頃、市内の建設会社に勤めていた時にご縁があって何度も訪れていただけに悲しさが深まります。お隣りの泉家さんからも当時、会社への出前で先代が自転車でお蕎麦を届けてくださり、近年には孫たちとよく出かけていました。お座敷の古い柱時計も棚に飾ってあったたくさんの蕎麦猪口も、みんな燃えてしまったことが現実とは思えず胸が痛くなります。

裏の銀行の駐車場は時どき利用していましたが、欅や針葉樹などの何本かの焼け焦げた大きな木が痛々しく感じます。土蔵の屋根と木造トラスがすべて焼け落ちて、石造りの壁面と煙突だけが残って災の大きさが伝わります。

今日は冷たい雨の中での仕事始めで、米田市長は職員を前に「災害に強い元気な街に・・・」と新年の決意です。ガレキ処理への個人負担が限りなくゼロになったことで、撤去作業が本格的に進んでゆくことでしょう。当初は対象が木造だけとされていただけに、銀行を挟んでの交差点のRC3階建ての住居兼用の知り合いの歯科医院も、家屋構造に関係なく支援されることでホッとしました。今月23日から横町の元歯科医院で再院する運びで、被災された方々は生活再建へがんばっています。

明日は寒の入りで糸魚川駅北大火から2週間、がんばっている老舗和菓子店の紅久さんへ寄ってから、危機一髪で被災を免れた知人宅へ・・・、その後は市役所へ義援金を届けるなど私も始動の新年です。

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「共に、がんばろう糸魚川!」

2017年01月02日 | 日々思うこと

糸魚川市の中心部が消失した本町通り商店街ですが、延焼を免れた店舗もがんばっています。消火活動で商品が水をかぶり営業をやめていた山岸呉服店さんが、仮設店舗で例年どおり2日の初売りです。

イノヤベーカリーさんも同様で、年の暮れに買出しに出かけた時に牛乳パンをたくさん求めました。お正月に帰省した人たちも、昔から変わらぬ味を懐かしんでくれることでしょう。

また全焼した鶴来家さんは正月8日から、えちごトキめきリゾート「雪月花」のお弁当をと、仮設調理場でがんばっています。蕎麦処の泉家さんも大火を乗り越えて営業をはじめられるとか・・・、皆さん寒空の中で負けずに前に進んでいる様子が伝わってきます。

ところで災害ボランティアネットワークの李事務局長が「糸魚川市地域たすけあいボランティアセンター」を立ち上げ、アドバイザーとしてがんばってくださっています。会員でもある燕市の元市議のSさんも年初めの今日、現地を視察し「火災現場は想像以上。あまりの状態に言葉もありません」と・・・。そして加賀の井酒造さん前に「加賀前田候・本陣跡」の看板が無傷(?)で立っていることをSさんのフェースブックで知りました。

年暮れのNHKローカルTVで、「共に、がんばろう 糸魚川!」のスポットが時々流れていました。NHK新潟放送局制作のもので新年には見ることができませんが、今は募金を募る画像が常に映されています。支援のカタチはそれぞれ違うけれど、皆さんのあたたかさが伝わる正月2日です。

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明けましておめでとうございます。

2017年01月01日 | 日々思うこと

明けましておめでとうございます。

申年から酉年へ時の流れは誰にも平等で、あっという間に2017年を迎えました。昨年は参院選続き、県知事選と忙しく動き回りお陰さまで願いが成就の年でした。

しかし年の瀬の糸魚川大火では、歴史ある街並みが焼け野原になってしまう悲しい出来事でした。県内外の多くの皆さまからお見舞いメッセージをお寄せいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。元旦の糸魚川は曇り空の中で、時どき晴れ間もあったりと比較的穏やかな一日です。

我が家でも夕方には上越から下の娘家族がやって来て、隣りの孫たち家族と合流のにぎやかな食卓です。アフガンで活動するペシャワール会の中村哲先生曰く「食べものがあるということは争いもなく、平和の第一条件・・・」と、家族とこうした平凡な幸せに感謝の思いです。

お正月の縁起物の万両(ヤブコウジ科)と千両(センリョウ科)の違いがよく分からなかったのですが、赤い果実が下向きが万両で上向きが千両ということを最近になって知りました。昨秋の庭では野鳥に食べられることが少なかった万両の鉢を玄関に飾りました。

孫たちも年々大きくなって私も人生の折り返し点をとうに過ぎて、残された時間をどう生き抜くかというカウントダウンです。今年も世界の恒久平和を願いながら、たった一つしかない地球といのちを大切に暮らしてゆきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

米山知事のブログ「謹賀新年( https://t.co/mAcXgqAx0a )」がアップされております。

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がんばろう糸魚川!!負けるな糸魚川!!

2016年12月30日 | 日々思うこと

年の瀬の寒空の中を市職員は年末の休暇を返上して市民相談などに対応で、地域ボランティアも動き出しました。私も今日は市内あちこちへ・・・、広小路通りの火元の2軒お隣りに住む92歳の亡き母と同級生Aさんのお宅をたずねました。

実は火災の2日前にもAさんを訪問していましたが、出火当時は美山のデイサービスを利用されており、その後は親戚の家で寝泊りをして昨日やっと自宅へ戻られました。幸いにして延焼を免れたものの火災へのショックは大きく、またこの通り周辺の被災した人たちはみな借地ということで、復旧から再建への難しさが伝わってきます。

本町通りの交通止めが解除されて、北越銀行の壁面に「がんばろう糸魚川!!負けるな糸魚川!!」の垂れ幕が下げられ、白かった北面外壁と燃え残った雁木通りの骨組みが痛々しく感じます。でもこんな時だからこそ、みんなで智恵を出し力を合わせて頑張るしかありません。

米山知事も昨日のTwitterで「与野党一致して被災者の生活と街の復旧復興に全力で取り組むと同時に、この大火によって明らかとなった木造家屋が密集する日本の街・地方の課題に応え、糸魚川の新たな街作りに資する建設的な国会討論を期待しています」とつぶやいていました。

そんな中で28日に現地を視察した松本防災担当大臣は、本日の自民党の会合に出席し、新潟県糸魚川市で起きた大規模火災について「強風によって延焼し、通常の火災とは異なる」として、被災者生活再建支援法の適用対象とすることを明らかにしました。これは異例のことで支援金が最大300万円(基礎支援金100万円+住宅再建・購入に200万円など)支給されることになりました。

その後、新潟県の上限100万円が決まり、最大400万円となったことを知り、被災世帯はこれで希望への一歩が踏み出せるのではと思います。そして糸魚川市も復旧復興からさらなる再建へ向けて、米田市長は「火災に強い街づくりを」と主張です。火災に強い都市計画は過去に大火を何度も経験してきた当市にとっては遅かりしの感がありますが、消防庁消防研究所の「樹木の延焼防止効果に関する研究報告書」が参考になります。http://nrifd.fdma.go.jp/.../giju.../files/shiryo_no15.pdf...

ところで22日の糸魚川の大火からず~っと、アベ首相の真珠湾訪問や稲田防衛大臣の靖国参拝などについてはガマンのスルーでした。大火に見舞われた糸魚川市の緊急事態を中心の書き込みが続き、明日はもう大晦日です。今年の年の暮れは、火災のせいにしてはいけませんが大掃除どころではなく、今日訪れた友人宅で「大掃除なんかしなくても死ぬことはないよねえ」と、同級生Mさんと開き直りです。(笑)

そういえば日中の大火とはいえ犠牲者を出さずに済んだことは、各戸への広報無線(防災無線)の設置や、地区自主防災の取り組みがあったことは言うまでもなく、震える寒さの中で心温かくし「がんばろう糸魚川!負けるな糸魚川!」で、新しい年を迎えたいと思います。

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糸魚川大火、悲喜こもごもの一週間

2016年12月28日 | 日々思うこと

大火から7日目の朝は冷え込み、根知シーサイドバレースキー場は待望の雪で明日からオープンということです。市内海沿いでも薄っすらと白の世界になり、被災現場には厳しい寒さの一日です。

被災した人たちにとってこの一週間は悲喜こもごもで、仏具の“火事場泥棒”ニュースに怒りと悲しさです。また全焼の加賀の井酒造の清酒が、東京・表参道の「新潟館ネスパス」での売り切れに続き、市内でも売り切れ状態で喜んでいいのか悲しむべきか複雑な思いです。

写真は「#加賀の井酒造」さんから借用で、在りし日の蔵元です。

12月27・28日、ヒスイ王国館で被災者説明会が開催されました。行政による1時間近くの説明の後の質疑応答では、火災で何もかも失った被災者から出火原因や消火の初期対応などに厳しい意見が出され、怒りをどこにぶつけていいのか悲痛な声をメディア各社が伝えています。また厳しい寒空の中で、被災した世帯への10万円の見舞金はともかく、ガレキ処理への所有者の2割負担が年金暮らしの住まいを失った高齢世帯に重いことが伝わってきます。

そんな中で5年前の東日本大震災で糸魚川市へ避難していた南相馬市の住民有志から、「震災避難の恩返し」ということで市へ義援金が届けられました。そういえば22日の火災当日、昼のニュースを見てと我が家への一番早い電話は、南相馬市で津波に家を流されたYさんからでした。故郷へ戻ってもずっと交流が続いていたのですが、しばらくご無沙汰でしたので驚きと嬉しさでした。

そして28日、松本内閣府副大臣を団長とする政府調査団が現地視察で糸魚川に入り、米山知事も随行され、市・県の要望を国へ伝えられました。写真は知事のfbからお借りしました。

糸魚川災害ボランティアセンターが立ち上がりました。ボランティア活動は必ず窓口を通して欲しいとのことで、計画的な作業や安全確保、盗難防止など注意事項もあるそうです。

名称:糸魚川市地域たすけあいボランティアセンター
  場所:糸魚川市一の宮1-2-1(糸魚川市民会館内)
  電話:080-5799-5980

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被災者に寄り添った思いやりの生活支援

2016年12月26日 | 日々思うこと

悪夢の大火から5日目、焼け野原となったあの光景を見たなら誰もが言葉を失うことでしょう。今日は太陽が少し顔を出した中を上越市へ・・・、昼食を兼ねながらの市民ミニ会議です。高田本町の和会席を気軽に味わえるお店のランチは、季節の山海を丸盆に品よくあしらわれ、男性にはボリュームが少ないようですが身体にやさしい丁寧なお料理です。

これにご飯とコーヒーが付いて1080円というお値段もお手ごろで、お店は繁盛の様子です。こんな普通の至福のひと時を失った被災者に思いを寄せながら上越から早めに帰途に着き、本町通りの交通止めが解除されたことで近火見舞いに知り合いを訪ねました。

昨日の現場から少しガレキが片付いているとも思えず、この光景が目に焼きついて頭から離れることがありません。全焼された人たちだけでなく、避難勧告区域で商売をされている人たちにも大きな影響があることが年の瀬を前にして伝わってきます。

こんな時に不謹慎のようですが、いくつになってもクリスマスプレゼントは嬉しいものです。お気に入りの耐熱のマグカップの取っ手が割れてしまい、瞬間ボンドでもうまく付かず捨て切れずに取っ手なしで使っていたら、下の娘から「それでは“運気”が入ってこないよ」と温かいソックスと一緒の早めのプレゼントでした。先日の冬至にカボチャスープを作って、目を細めながらの使用です。

そんなことで被災者の皆さんの生活再建に向けて、各地から復興支援の手が糸魚川市に寄せられ「ふるさと納税」もその一つです。また今日は友人から、お母さんが施設に入ったことで使わなくなった男女共用の新品の紙オムツ(パンツ式)と手押し車があるのでと嬉しいメールが届きました。人それぞれの復興支援のカタチは違っても、温かい思いやりで被災者の皆さんに寄り添って年を越せたらと願う一日です。

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