日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

住宅の依頼先ランキング

2007-08-31 | 仕事・建物
机上に積まれている建築雑誌を見ていた。
日経アーキテクチャー8月27日号の巻末
「建築世論&ランキング」に目を引かれた。



住宅の設計は誰に依頼したいですか?回答グラフには
1-ハウスメーカー  40.5%
2-個人の設計事務所 13.0%
3-地場の工務店    8.5%
4-組織設計事務所  5.0%
(日経アーキテクチャー+Yahoo!バリューインサイト2007.7調査結果)
設計事務所は2+4で18%にも上リ、ハウスメーカーの半分近い数字だ!

「お茶の合間だけ読もう」のつもりが調べに入ってしまった。

検索すると、「三菱総研+goo」(2006.6調査)に面白いのがでていた。
「家づくりの不安に関するアンケート」
すでに住宅の購入経験者では
ハウスメーカー 52.7%
工務店     37.1%
建築事務所   7.4%
こんなものかなと先に進むと

これから購入予定では
ハウスメーカー 42.7%
建築事務所   20.2%
工務店     18.3%
日経アーキテクチャーとほぼ同じ結果になっている。

このところの地震の影響で建築家の信頼向上か
住宅の取得年齢層が下がったためか?
私たち住宅の設計事務所にとって嬉しいことになってきている。

それにしても、設計事務所を選ばなかった理由として(日経)
1-設計料が高そう
2-依頼ルートが分からない
は「痛い!」

住宅購入にあたっての不安は(goo)
1- 手抜き工事がされないか
2- 予算内で収まるか・・など
20項目にも上る。

家づくりは一生の大仕事
失敗の無いように私たち信頼のおける設計事務所と頑張って欲しいものだ。
敷居は高くないし、声を掛ければ気楽に会える。
設計料以上の結果が得られることは確実だ。

一寸だけのつもりが、2時間もかかって出来た本日のブログです。
コメント (2)
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オーシャンズ「浪花節リベンジ」

2007-08-30 | 趣味・遊び
昨夜は年に一度の映画鑑賞日
目指すは、新宿3丁目のシネマコンプレックス「バルト9」
以前の「東映」
待ち合わせの紀伊国屋から歩くと、ずいぶんと雰囲気が違っている。
地下道ばかり歩いているうちに地上は様変わり。
「確かここは丸井」建物が取り壊されて工事の仮囲いが続く。
「丸井は?」3丁目の交差点の先に見たことも無いガラス張りのビル
「あの場所は東映のはず・・」
超近代的なガラス張りの建物の一角、下階が丸井
9階から上が映画館になっている。
13階までに9つの映画が上映されている新宿一の規模だ。
エスカレーターで上ると、暮れかかった夜景がはるか遠くまで一望出来る
全席指定、目線の正面に画面の好位置。
客席はさすが、ハイバックチェアーで体を包み込み
傾斜角度が大きく前の人は全く気にかからない。



毎年映画を選ぶ基準は
並んで泣くのは恥ずかしい、
アニメはイヤだ(友人)
宗教がからむのは避けたい(友人はうんちくが多い)
・ ・で、今年は「オーシャンズ13」



ジョージ・クルーニー率いる犯罪集団の3作目
(以前のERで癖のあるドクター役から一気に人気者になり
まとっていた影が消えた/役柄か?)
ブラッド・ピッド、マット・デイモンなど11人に対する
悪のカジノホテルのオーナー、アル・パチーノ
今までの対戦相手のアンディー・ガルシアを仲間に引き込み大作戦。
発端は「浪花節」色の濃い、陥れられた仲間の「リベンジ」
導入が長いく(作戦が大規模)どうなるか心配程なく
実行部で一気に盛り上がり、メデタシメデタシ・・

何と言っても出演者がなみなみなら無い人たち
これで新人が多いと顔を覚えるだけで手いっぱいのはず。
映画の波とこちらの波長が合ったところで「カラッと浪花節」は終了。

先だってテレビで放映された「オーシャンズ11」
ビデオを取っていたっけ
後先になったがこれから見よう。

写真はネットでお借りした。
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すぎなみ地域大学・講座開催

2007-08-29 | 仕事・建物
私の所属する「福祉住環境ネットワークin杉並」が
すぎなみ地域大学の後期講座に採用された。

福祉・建築・医療・関連法規の知識を持ち
高齢者や障害者に合った住宅改修を目指す人々の集まりで
数年前から勉強会や事例検討会を行い、
改修の提案をボランティアで実施してきた。
この秋にはその成果が実を結び始め地域の人たちに
「住宅改修アドバイザー」講座が開ける事となった。




地域講座だけに誰にでも受講資格がないのが残念ではあるが
杉並区の住人又は勤務者が参加出来る。
出来れば「福祉住環境コーディネーター」の資格を持っている事が望ましいが
これから受験しようとしている人達にも役立つようになっている。

私は3回目11月10日「部屋別・空間別の住宅改修」の講師を担当する。

受講資格を持つ人のご参加をお待ちしています。
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「カポック」の実・縁起担ぎ

2007-08-28 | 仕事・建物
昨日は上石神井中学校の先生との打合せがあった。
日照りの激しい道を歩きながら
「まさか、エアコンが無いなんて事は無いでしょうね」
同行のNPO法人家づくりの会の二人は「無言」想像するのも怖いか?
幸いがっちりとした歴史ある(古い!)建物の案内された部屋は冷えていた。
「ほっ!」一息つけた。

校庭では女子中学生がソフトボールの練習中。
「あのボールは重い」「マウンドに届かなかった」など懐かしい声。
歩くだけでもクラクラしそうな炎天下でシャープな動き。
こちらが年をとって軟弱になったのか、中学生が元気過ぎるのか・・

杉並NPO支援センターの取り持ちによって
9月と10月の課題授業のお手伝いをする事になった。
教室になる技術室と体育館を見せてもらい予定より早く打合せは終了。
コーヒーが210円の喫茶室で更なる打合せと一休み
3人とも中学校で教えるのは始めての体験、
女子大で教えているラビさんが頼り
ラビさんは、中学生の子持のオチさんが頼り
誰にもアテニされない私は・・どうしよう?
話し合っているうちに先が見えてきた・
上手く行きそうな気配、きっと大成功。



行きがけに目をつけていた「カポック」が見えた。
赤や黄色の実、マガイ物かと近づくがやはりれっきとした本物
「カポックに実がなるのを知らなかった」「始めて見た!」同感。
上から横から出ていて、かなり華やか
カポックは以前は家の中で大事に育てていた。
10年ほど前からベランダに出しっぱなし。
それでも大きくなり過ぎるので、切り詰めていた。
挿し木でも簡単に根づいて増えるので近ごろは邪険にしている。

「植物図鑑」によると暑い沖縄では花と実が普通らしい。
・ ・と言う事は、東京も沖縄並ってことか。
が・・、心配の先に赤い実
何か幸先の良いような縁起の良いような・・
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同じに混乱・不安「建築確認」

2007-08-27 | 仕事・建物
先週の〔建築家と話そう〕が無事終了。
個人のページではないので少々緊張したが
「格調高く」のつもりが、いつも通りになってしまった。
今週からはまた勝手気ままなブログでご容赦下さい。

今日は朝から酷暑の日差し
午前は上石神井へ来月の行事の打合せ。
午後は杉並区の商工会館に向かった。

「改正建築基準法と確認審査等に関する講習会」に出席
定員100名のところが160名にもなる超満員
いかに設計者が不安に思っているかの現れだろう。
6月の改正で建築確認は大混乱をきたしている。
今までは民間検査機関対行政庁の割合が7:3
改正後は半々になっていると言う話だ。
民間は難しい案件は受け付けたがらない
雨後の筍のように検査期間が出来たが
この先つぶれる機関が出そうだ。

杉並区の建築課の課長をはじめ、審査の責任者が順次説明をする。
確認申請を出す我々以上に混乱していたようだ。
国土交通省の準備不足か説明不足か現実不案内か、
はたまた机上の空論だたのか。
また数年で変わる事になりそうだ。

心細いのは設計者だけでなく
お役人も一緒に混乱し、一緒に不安なのだと
分かっただけでも出席の意義があった。

明日からは凌ぎやすくなるらしい。
先週の空模様、
何やら希望の光が・・

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東洋大学「OU研」試作棟総括

2007-08-25 | 仕事・建物
2004年から今年の6月まで大学の研究会に参加をしていた。
東洋大学の浦江助教授と積水化学の産学共同研究
オープンユニット研究会「OU研」
NPO法人家づくりの会からは、倉島さんをチーフに
菊池さん・小林さん・新島さんとの5人がボランティア参加

セキスイハイムの住宅の建替の際に引き取り
使える鉄骨を点検再塗装後、市場に出す「再築システムの家」の
汎用性を目指す研究の一環として参加をした。



対になった2ブロックのうち右手が京都の設計事務所の担当
((有)フェイ・ローデザイン中村氏)で‘05年の12月に完成した。
「土壁」「竹の壁」「木目のサイディング壁」「木の面格子」で構成された。
私達や学生さん左官屋さんを巻き込んで手造りの「土壁パネル」を作成し
それはそれで楽しい経験が出来た。
出来上がった一次試作棟は京都の匂いが漂っている。



‘06年始めから家づくりの会グループの本格始動。
京都の1人に比べ5人の意見の一致が難しいと危惧したが
譲り合うところは譲り、チーフの奮闘に合わせて
各自が程よく手伝いプランは完成。
コンセプトは「離す・接する・貫通する」
外部仕上げのパターンを応用が利く納まりにする。

ところが、土壇場で予算が1次試作棟の半分以下に削られてしまった。
浦江助教授は「設計図書だけでもいい」と言って下さったが
全員一致で「半分以下の予算並の試作棟をつくる」と決めた。
1階部分が大きい2階建ての案を
2階だけの1階ピロティー型に設計変更。
外部への出口(窓)は一切無し
手分けをして設計図は完成した。

外壁面を少なくしても予算に合わせるのは至難の業。
あちらを削りこちらを無くし、チーフは眠れない思いをしただろう。
削った分の建材の無料提供が失敗の元
加工に手間取り費用は膨らんだ。

あちらをハラハラ、こちらに無理をさせ
今年の6月にどうにか出来上がった。
シンプルにしてシャープ
家づくりの会のメンバーは一応の満足はできた。





日頃住宅設計者の相手は「個人のお施主さん」「工務店の関係者」
意外と付合いは狭い。
このOU研では大学の関係者や学生さん
積水化学の再築担当者や色んな部署の人
同じ建築関連でも多彩な人たちと着き合えた。
大企業も一人ひとりが違って担う役割も大きい事が分かった。

私たちの足掛け3年にわたるボランティアは一段落したが
完成した試作棟の研究はまだまだ続くらしい。
(経過はこのページの右下の検索欄で「東洋大学」にてご覧下さい)
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近所のビルの解体工事

2007-08-24 | 仕事・建物
近くでビルの解体工事が始まって1月以上が過ぎた。
四角いコンクリートのショールーム
屋上が駐車場になっていて
夜にはヘッドライトの明かりが部屋の中まで差し込んで
UFOかと驚いたものだ。



何台もの重機が稼働し続けて
離れている私のところまで音が響いた。
近所の人はさぞかし苦痛を強いられた事だろう。

その騒動もまもなく終わりそうだ。
解体作業は終了し、今は鉄筋コンクリートの
鉄筋とコンクリートの分別仕分け中
鉄筋は再生工場で溶かして再利用し
コンクリートは現場で破砕し道路の舗装の下に使われる。

建築現場のリサイクル率は家庭ゴミよりはるかに進んでいる。
コンクリートや木材は90%以上にもなる。
廃材の法規制が厳しくなったのと
廃材の最終処分場(埋め立て)費用が高騰していると言う事情がある。
(処理場が遠くなったり、場所が無くなったりしている)

住宅の現場でも解体作業中に分類分別してトラックに積み込んだ様は
「お見事!」声を掛けたいぐらいに奇麗になっている。

この現場も8月中には全てを終え、新しいビルの工事が始まる事だろう。

人家なくなった現場のゲートの間からこっそり写真を撮り
空を見上げるとうっすら染まった雲が浮かんでいた。

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一日長瀞旅

2007-08-23 | 自然・風景
今日は長瀞観光に行ってきた。
異業種交流会の幹事役だ。



カンカン照りが一休み、涼しい朝で雨模様。
日頃の行いが良いせいか長瀞は丁度良い晴具合で、夏の普通の暑さ
なんとも可愛い駅舎
せっかくのひなびた感じが電飾の工事中、けばけばしくならねばいいが、勝手に心配する。



早速、長瀞のライン下り
船頭さんが前後に着く和船
左右重量差がないように子供を配置
「そこの細いお姉さん、反対側に移って」船頭さんの塩辛声に女の子が嬉しそうに移動。

雨が降らないないので水量が少なくスリルも今一つ。
「水量が多いと、この当たりで悲鳴が上がるんですが」ヒヤッとしつつも問題なく終点へ到着
和船はクレーンで釣り上げてトラックに乗せられ、また元の船着き場に移送される。
ゆっくり見物したかったが「早くバスに乗って下さい!」
私たちも元の場所にバス移動。、システムマチックに出来ている事・・



長瀞の景色を眺めながら昼食をし、露天風呂に入り、一休みをして予定は終わり。
ダラダラと「岩畳通り」の商店街で買い物をした。

西武秩父駅に戻り着くと。目の前にセメントの原料の採掘山
いつもお世話になっているコンクリートだが
剥ぎ取られた山容を見ると
「すみません」
山を削って平地に家を築く
申し訳ない気分になった。
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驚きの変身・コブシの実

2007-08-22 | 自然・風景
私は道路に何か落ちていると拾う癖がある。
あいにく、お財布やお金にはトンと縁がないが
拾うものの筆頭は花(誰かが落としたもの)、風で落ちた枝や木の実
秋には奇麗な落ち葉。
我を忘れて拾い集めていたら
知らない人に「拾ってどうするの?」聞かれた。
「どおって??」
ただ捨ておけない気で拾ったが・・
それ以来拾ったものはトイレに飾る事にした。



水栓タンクの手洗を外して棚を作った。
(手洗いは隣の洗面台でしてます)
花瓶に生けたり、笊に入れたり
トイレの度に楽しめる。


7月に公園で拾った「辛夷の実」
驚きの変身ぶりだった。
7月のコブシブログ)

緑の皮をかぶった実が
数日後には赤い実が露出し
少しづつ皮が無くなり
全部剥け

実が不完全だったのだろうか
黒ずんで
どうしようもなくクズカゴへ


この間20日
驚きの変身ぶりだった。
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あきる野・蝉の7年

2007-08-21 | 自然・風景
東京の西、あきる野市は緑豊かな町だ
バブル期に裏山の木を切り
宅地分譲をしようとたくらんだ業者がいたが
斜面を買う物好きが現れずに計画は頓挫した。
おかげで、切り倒され木々が自然に復活し、また林が出来た。

小学2年生と蝉取りも出来るようになった。
林に1歩入ると蝉の啼き声
早々とヒグラシをゲット!
日の当たる草地には涼しげな蔓植物
十字の花が珍しい「センニンソウ」



少し先に行くと古い家と新しい住人の「自然派の村」
中央に大きな紅葉
見ると葉のあちこちに蝉の抜け殻が
数えきれないくらいぶら下がっている
1歩踏み出すと「チッ!」と生まれたばかりの蝉の初飛翔
隣の雑木林ではうるさいぐらいの鳴き声
2年生がそろりと踏み出し難なくミンミンゼミを捕まえる
が、同じ木に何個もの蝉
仲間の不幸にもめげず啼き続ける。
今年は蝉の当たり年だろうか?

「蝉は7年も土の中で
やっと出てこられたんだから、明日逃がしてあげる」
(地中の蝉達の方が幸せよ・言葉を呑込む)
物分かりの良すぎる2年生。
チト物足りなさを感じてしまう。

緑豊かだから安心出来ない
裏山の反対側では山を切り崩し、谷を埋める工事の真っ最中。
裏山が崩れるような事は無いだろうか?
7年地中の蝉達は絶滅しないだろうか?



翌朝のヒグラシはヘトヘト・・
カゴから出しても飛び立たず木につかまらせた。
ミンミンゼミはあっという間にどこかへ・・
まだお役目が残っているのだろう。
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五日市のお蔵さん

2007-08-20 | 仕事・建物
休み明けの今日からNPO法人家づくりの会のブログ
「建築家と話そう」の担当になった。
一日に2つのブログ書きでは頭が混乱するので(言い訳)
転載+コメントにて失礼します。


私の出身の五日市(あきる野市)は古い町だ。
鎌倉時代より定期的に市が立ち名前の由来になった。
古くは薪や炭の交易が盛んで
明治時代は繭の仲買人が多くいた。
こんな話を中学時代に聞いた事がある。

そのせいか土蔵が多い気がする。
母屋はさほどの贅沢はされていなくても
裏庭にはしっかりとした蔵を見かける。



夏休みに散歩をしていると
山際の家が取り壊されて
すぐにでも工事が始まらんとしている奥に土蔵が出現していた。
表面の漆喰が剥がれ落ちたのか
修理のために剥ぎ落としたのか
まさに土蔵が土蔵のまま建っていた。



町の幹線道路際には
道路拡幅で現れた蔵
中には貴重なお宝が隠れているのだろうか?

新しい倉の利用法も現れている
大きな屋敷の奥にあった倉を移動して
イタリアンレストランにした。
その名も「kan kura」
秋川を目の前にした眺めと
倉の内部の梁を誇張したインテリア
美味しさと相まって繁盛している。



そういえば中学の同級生に「倉」の付く人が多い。
市倉・内倉・沖倉・保倉・田野倉さん
一度頭の中で反すうしてからでないと間違える。
立派な家の大きな倉と言うより
庶民の大事なものの仕舞い場所的なお蔵さんだ。
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敗戦記念日の・・支離滅裂

2007-08-15 | その他
今日は終戦記念日・・
訂正「配線・・」間違い「敗戦記念日」
誰かがどこかで書いていたっけ
「終戦」にするからきれい事になる
「敗戦」として事態を見据えるべきだ。
お偉いさんが戦争を仕掛け
色んな国の庶民を苦しめ、揚げ句に負けた。
庶民は不本意のうちに加害者になり、被害者になった。
ごく一握りを除いて、人を傷つけるなんてイヤな事。

建物をつくっている目から見ると
爆破される建物は見るに忍びない
誰かがお金を出して、大勢で積み上げたもの。
時間をかけて創造したものが一瞬のうちに木っ端みじん
「絶対止めて欲しい!!」



そんな重大な今日一日
やはりえらい暑さだ
エアコンを使わない部屋は37度C
10分もいると汗だく
省エネの掛け声さえ消し飛んでしまう。

そんな明日から、いよいよ夏休み
涼しいあきる野市で川遊び
数年来あこがれだった「スポーツサンダル」をゲット!
ウンと大きかったり子供用しかなかったり諦めかけたが
ネットで見つけた。
かなりゴツイがここから履いて出よう。
川の中の小石も岩もドント来い!

敗戦記念の高らかな書き出しから
支離滅裂で本日は終了。
失礼しました。
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その筋の「鬼がわら氏」

2007-08-14 | その他
先週打合せの帰りに池上線に乗った。
座席の前の人は「鬼がわら」のようなご面相
四角い顔にしわを寄せて携帯をにらんでいる。
上下揃いの白に黒の幾何学模様がただならぬ気配
「その筋のお人」と見た。

ホッとしたような顔で携帯を畳んだ。
その携帯に目がくぎ付け。
私が買い替えようとしている携帯の2つのうちのひとつ
白半分にメタリックなカバーが半分
デザインが今一つと迷っていたが
鬼がわら氏が持っているのはコンパクトで美しい
「あれにしたい!」鬼がわら氏とお揃いは不本意だが・・
真っ白が好きな「その筋人」なのだろうか
携帯を見て人畜無害そうな雰囲気に見えてきた。



しばらくすると車内はつり革につかまる人で混んできた。
「一寸・ちょっと!」
鬼がわら氏が体に似合わずかわいらしい声
さては知り合いの「姐」さんか?
声を掛けられたひとは知らんぷり
(こりゃ大変・どうなるか)

今度は隣のご夫人が「あのお・落とし物です」
ハンカチを拾った姐さんでないお嬢さんが
「ありがとうございます」
「この方が気づきました」ご夫人
はにかむ笑顔の鬼がわら氏、・・

池上線は高級住宅街を走っているが
乗客はいたって庶民的な人ばかり
鬼がわら氏は「その筋人」とは筋違いか?

それはそれとして
今日、白にメタリックの携帯を買ってきた。
持ち帰ると鬼がわら氏のより大きい気がする。

写真は善福寺川からの新宿方面の夜景
関係ない画像で失礼 
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1日に2冊「水上勉」「桐野夏」

2007-08-13 | 読書
今日も暑い・34度C
午前中は曇りで、しのぎやすい日になるかとの期待もむなしく
入道雲が湧き出て、今や雲ひとつ無い晴れようだ。
・ ・と書きつつも、話題は昨日の事。



新宿でかねてより読みたかった5冊の本を手に入れ
久々に読書熱が高まった。
最初に水上勉「虚名の鎖」
1961年(昭和36年)刊行の映画界にまつわるミステリー
一気に読み終えたが「なんだかな~~」
解説には水上勉曰く「失敗作でしょう」の評価だが
帯には高々と「重厚深甚なるミステリー世界」
草葉の陰から忸怩たる重いをしている事だろう。
極端に小柄な男性が劣等感をバネにして成功する
それに乗じて無理から無法へ

そういえば傑作の「金閣寺炎上」の主人公は
吃音であることの劣等感から犯罪に走ったっけ・・
時代ゆえの考え方の行違いか「失敗作か」
今一つの感がぬぐえない。



もう1冊
桐野夏生の「残虐記」2004年刊
こちらも実際の犯罪を契機に書かれたものだが
(9歳の少女を9年間監禁した事件)
読者の意表をつく事ではぴか一
精神分析(?)も付いていけない位すごい!
この所の桐野作品はどれをとっても大変な事になっている。
人間性があまりにも多様・あまりにも複雑にして暴力的
読みながら吸い込まれそうになる。
少し間を置いてもう一度読み返したい本だ。

2冊を読破して昨日は
網戸とガラス戸の掃除をし
昼寝をし
ウオーキングにも出た。
そして読書、テレビを見なければかなりの事が出来る。
(テレビも見た)
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和菓子・メロン・梨、気づけば3時間

2007-08-11 | 仕事・建物
午後から打合せにでた。
「冷房は苦手」とおっしゃる建て主さん
炎天下の中を心配しつつお部屋にはいると程よい涼しさ。
「扇風機を回しますか?」「お願いします」
気遣いをありがたく頂戴する。
打合せの前に涼しげな「和菓子」を頂き。
順調に打合せを済ませ、一段落した
これで本日の用事は終了・約45分。
そこで出された大きなメロン美味しく頂く。



長年可愛がっているワンちゃんの話
ご夫妻の老後の話し
お子様とお孫さんの話し・・などなど
話は尽きない。
途中梨も出され、麦茶を何杯も頂き
思い出したようにプランの質問が出たりで
気がつけば3時間経過

私ペースの室内環境にして下さり
苦痛だったのではないか?
帰り道で心配になったが後の祭り。

暴力的な暑さの中を帰り着くと
室温は37度
この先快晴つづきの東京らしい。
ヤレヤレ

写真は涼しげな「メタカラコウ」
キク科の野の花
「この植物は何? ~ これ何?掲示板 ~」
で教えてもらった。
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