日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

続・旧安田邸の小物たち

2008-04-18 | 仕事・建物
旧安田邸では感心させられることばかり
15日と16日には建物の事を書いたが・・
建物ばかりでなく出来る限りに元通りに復旧され、
たてもの応援団の人達で手間ひまをかけて維持管理がされている
部屋の説明書きなどは極力無くし
仕舞ってあった小物類も所定の場所にさりげなく置いてある。

最初に目に付くのがテレビでしかお目にかかれない電話



紙に電話番号まで記されている。
今どきの電話はどうしていたのか気になるところだが
ダイヤルを回し左手で受話器を取る。
上の二つのベルで呼び出されたのだろう。

こちらはテレビでもお目にかかれない照明のスイッチ



引き紐や電球ソケットのスイッチでなく壁スイッチ
四角い突起を回して点灯したようだ。

電気はずいぶんと貴重
台所にあった箱入り分電盤(見にくくて失礼)、回路数は現代並!!



下の引き出しには何が?・・
ヒューズ(昔は良く飛んだ)や電球が収納されていたのかも(今思いついた)

浴室には湯桶と腰かけ、小判形の大きいのはタライか?



見学の叔母様から「ベビーバス」の声が上がったが違いそう。
床下収納か物置からか出て来たのだろうか?

テレビのものあてクイズに出題されそうな小物達
建物と合わせて貴重な文化財産に違いない。

500円の見学料で維持されているらしい、是非ともご協力を・・・

周囲にはお寺のままならない数
下町の大空襲で焼けたお寺が引っ越してきた結果だそうだ(友人の話)
お寺巡りと合わせてどうぞ(土曜日のみ公開)
コメント
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