国際福祉機器展の出会い

午後から東京ビックサイトで開かれている国際福祉機器展に行きました。
今日で最終日のせいかとてもにぎわっています。　ポータブルトイレや入浴機器・リフトなど住まいに必要なものから、おむつ・食事補助の用品、介護施設の案内や施設運営のサポート会社など何でもありの展示です。　見学者は主に福祉施設関係者が多いらしく、熱心に説明に聞き入っています。
車イスの人も多く、寝たまま口に操作棒をくわえて、直角にスイッと曲がって、見ている人を呆気に取らせたりしています。
そろそろ帰ろうかと思った矢先、アレッ知った人かも？　
１０年以上前のお施主さんで電動車イスに座り介助の人と一緒でした。
初めて身体障害者の家の改築でしたが、ご本人はアメリカ留学中で完成した後に１～２回会ったきりなので直ぐには思い出して貰えません。　
改築した後「お風呂ってこんなに気持ち良いものだったか」と言って下さったのが印象的でした。　打ち合わせをしたお母様から「家を出ました」と聞いていましたが、介助の方が「私と暮らしています」とはっきりおっしゃり頼もしく感じました。
もう少しお話したいところでしたが、外の知り合いに挨拶されてしまい、そうそうに別れました。　近ごろはテレビにでたり、本は何冊も出したりする売れっ子です。