みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

無欲なのは良い子?

2017年02月17日 | 雇用・仕事・生活費
子どもの貧困は経済的な問題だけではないのでは?
と今週は何度か考えていました。

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昔とくらべて今は物があふれていて豊かだから
‘貧乏で満ち足りてなければハングリー精神が育つ’
と思う人がいるかも知れませんがそうとは限りません。

そもそも今の日本は経済的に豊かな国というよりも、経済的に豊か
な人がいる国ですし、お店とかでたくさんの品物を見かけてもそれ
らは自分の物ではなく、お金を出して買わなくては自分の物にはな
りません。

貧しい家庭の子が欲しい物があっても買えないとしたら
何も望み通りにはいかないあきらめる ようになります
『欲しがらなければお金がかからない』
欲しがらない子は良い子に見えます

普通の家庭の子は欲しい物があった場合買ってもらえたり買っても
らえなかったりします
何でも望み通りにはいかない考える ようになります
欲求があれば‘何をしたいか’・‘何をするか’の思考につながり
ます。
遊ばないで勉強をするというのは、
遊びたいという欲求を我慢して努力しているという位置付けにもな
りますし、
進学したいという欲求を満たそうと行動しているという位置付けに
もなります。

これらは
我慢しているのを怠慢にみられたり、
無欲なのを無気力とか意欲がないとかみられる

違い(分断)にもつながっています。

栃木駅の北西

「強く望めば私立に進学出来るぐらいの家庭の子は」

 知力が上がって目ざとくなり…
 運動能力が上がって素早くなり…
 コミュニケーション能力が上がって仲間を呼び寄せ…
 より手強い存在になっていくように感じます。



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コメント
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