みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

雑誌の人口減少の記事

2014年06月12日 | 北関東
最近は
週刊現代(2014年6月21日号)
 「人口4300万人ああニッポン30年後の現実」

中央公論(2014年7月号)
 「すべての町は救えない」
など
雑誌でも人口減少について取り上げられています。

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確かに人口が減ると雑誌の販売部数も減ることが危惧されますが、
若年女性の減少率と総人口の減少率とは関係はありますが
 異なります(総人口はゆるやかに変化します)。
※少子化による自然減(出生<死亡)だけが人口減少につながるの
 ではなく、社会減(転出<転入)も地域の人口減少の要因になっ
 ています。
 社会減によって田舎ではこれまでも人口が減少してきました。
※これからもまんべんなく人口が減ることはなく
 東京はそれほど減らずに、田舎のほうがそのぶんただでさえ少な
 い人口が更に減ることが考えられます。

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女性セブンの人口減少の記事ではバスの削減について触れられてい
て、
週刊現代では山手線は15分に1本、新幹線は1時間に3本という
想定も出ていますが、現在の時点でも…

真壁(茨城県桜川市)

「駅やバス停がない町」

  東京から数十kmの北関東では
  人口約2万人の真壁(茨城県桜川市)や
  人口約1万7千人の明野(茨城県筑西市)が
  駅やバス停がない地域になっています。


どこへ行くにもクルマの人にとっては駅やバス停がなくても影響が
なく、それよりもクルマで行きやすくクルマが駐めやすいことが重
要なので、街なかは敬遠されロードサイドのほうが好まれます。
そうすると・・・

国道50号下館バイパス(茨城県筑西市)

「東京から数十km離れると」

  北関東では
  定住自立圏の中心となるような人口数万人の地域だけでなく
  地方中核都市となるような人口数十万人の地域でも
  少子化・過疎化(人口流出)・空洞化が起こっています。


住む人が減っても集まる人でカバーする
という対策もありますが
地域の人が集まらないところでは
他の地域から人は集まってきません。
そのような地域でもクルマで地域の外に行くことによって

それほど生活に不便さを感じていない
ようです。
(北海道の深川や妹背牛ではどうでしょう?)

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人口減少に問題意識を持っている人でも、解決策として‘産める’
人は少ないので、
人口減少の防止策だけでなく人口減少への対応策も具体的に検討さ
れたほうが良いと思います。

※公共施設の統合・集約が多機能化・高機能化につなげられるかも
 知れませんし、
※自治体の合併により、考えること・話し合うことに人を回せる
 かも知れません。
中央公論だけでなく、
婦人公論で産める人や産んだ人を交えて鼎談を行ったらどのような
話になるのでしょうか?。

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コメント
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