みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

ハルカスへの準急3両編成

2014年05月29日 | ペンギンがカモノハシに
5月18日にこのブログで首都圏でなくても
東京近郊のJR宇都宮線並みの長い編成で列車が運転されている
滋賀県のJR琵琶湖線について取り上げました
[こちら→]

今度は首都圏でなくても
東京近郊のJR宇都宮線並みの本数の多さを短い編成によって実現し
ている奈良県の近鉄南大阪線について書いてみます。

大阪阿部野橋駅

「大阪阿部野橋駅」(大阪市中心部)

  近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅は日本一の高さがあるビル
  ‘あべのハルカス’の1階にあります。


あべのハルカスを取り上げた3月9日の下野新聞の記事には

「少子高齢化で沿線人口が減少するのをにらみ、
 駅周辺の再開発を集客の柱に育てようという鉄道事業者の取り組
 みが本格化してきた」

と書いてありますが、近鉄南大阪線の‘大和は国のまほろば’とい
われるような奈良県内の区間はそもそも沿線人口が多くはありませ
ん。


「奈良県内の近鉄南大阪線では」

  奈良県内の近鉄南大阪線では日中は2両編成の特急や
  4両編成の急行や3両編成の準急が運転されています。

準急列車は3両編成

「大阪阿部野橋駅行きの準急列車も3両編成」

  こちらは大阪府内の古市駅で増結されるのが一般的です。


わたしが大学生のころバイト先の人が‘たった3両’と言っていた
準急列車は今年になっても健在でした。

二上山駅

「二上山駅」(奈良県香芝市)

  近鉄南大阪線の二上山駅のあたりでは駅名の通り山のふもとを
  通っています。
  そして山とは反対側には近鉄大阪線が通っていて
  ここから約900m(徒歩約15分)のところに二上駅があります。


奈良県内では人口も利用者も多くはありませんが
日中でも急行が約30分おきに各駅停車(準急・普通)が約15分おきに
運転されています。
短い編成の増解結によってきめ細かく運転されているところが
JR宇都宮線と違うところです。

奈良の人が自らを
‘都会の人’と認識するのか‘田舎の人’と認識するのかで
奈良の住宅地のこれからの歴史は変わっていくと思います。
家並みとして残るか、それとも遺跡になっていくか…。
橿原ニュータウンは数百年後は今井町のように!?。



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