市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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前橋汀子 バイオリン・リサイタル (2013-02-16 千葉市民会館大ホール)

2013-02-20 00:17:34 | 日記

2012年に演奏活動50年を迎えた前橋汀子のリサイタルに行きました。コスモスブログでhirokoさんのセンスの良い音楽会鑑賞記が好評ですが、バッテン、こちとらは音楽センス不足のため演奏曲別には書けません。以下は、早くに並びまして、かぶりつき(前から2列目)に席を取って、ルックス(立ち姿&スマイル)グッド!円熟の有名バイオリニストの演奏技法をぼうっとして眺めました。かぶりつきに陣取っちゃえばですよ、楽器(1736年のデル・ジェス・ガルネリウス)から空中浮遊してくる美しい音楽のスピリット(魂)が脳天からどんどん入ってくるぞ!そうするてーとVnの弾き方が自然に良くなるな~と虫のいいこと考えてるのです。(聴力が年齢を先取りしてどんどこどんどこ低下中だから。ホントのトコロハ)。直近からは演奏の様子が良く見えるので、弓使いや楽器の保持、特に弓使いを見ていました。穴があくほど見ていても、なんであんなにきれいなメロディが出てくるのか、プロの演奏技法のポイントはさっぱりわからない、見ても見えずの悲しさ!。まあ室内楽のリサイタルでは毎度そうなんで、見ても見えずはナレッコワールド。

プログラムは2部構成で前半はモーツアルト、ベートーベンのソナタ形式が3曲、後半はクライスラーの編曲ものやサラサーテの小品のオンパレード(8曲)でした。(↑プログラム↑)、アンコールは5曲(チャルダッシュ、愛の挨拶、タイース、ハンガリア舞曲(ブラームス)など)で盛りだくさん。

私はクラシックの室内楽が大好きでピアノトリオの会などに年に3~4回は出かけます。驚いたのは、前橋汀子さんはすべてが譜面台を立てないで暗譜演奏。小品を暗譜で弾くのは普通なんでしょうが、第1部の3曲もすべて暗譜とは珍しいと思いました。(弦楽4重奏では暗譜演奏はありますけんども)。弓は見事な飛ばしで音楽のリズムを作り、メロディでの弓は緩急の動きが弓先から根元までいささかも止まることなし。息継ぎが不要なVnでは、途切れが無い発音と弓速度の緩急がメロディ演奏で大事なところなんでしょう。まねっこやろうべ。前橋さんの弓の弦に対する直角走行はお見事、どんなに速いパッセージでも90度プラスマイナス5度以内(目測ですよ)!! こちとらは脱力不足でひじが硬いせいなのか、どうしても弓先で音が弱まり勝ち、弦に直角に弓が走らない、鏡の前でやってもやっても直らねえ!ああやんなっちゃった、ああ~ああ~うらやましい! リサイタルが終わって外に出ると冷たい強風が吹き荒れていましたが、アドレナリンなど人体ホルモンの適切な分泌バランスを得て、頭の中はウォームハートでポッカポカ、(ハートについては大正2年生まれのゴッドマザーからはうそをつかない良い心を持ちなさいよと怒られながら、心は心臓のあたりにあるのよと教わりましたが、実は)心は頭の中にあるようですね。ということで、頭暖足寒でJR千葉駅へ。

このリサイタルはコスモスのFLのsachieさんからの紹介でチケット入手、少し後ろでBGのハズバンドさまとむつまじく並んで聴いておられました。千葉県内近隣のSEをながめると、何故かギター、フルート、ピアノなどの演奏者でバイオリン演奏に興味をもたれる方、すでにVnに転向された方が少なからずいらっしゃる。sachieさんも既に良いVnをお持ちですからVnとFLの2刀流をやろうと思われたのではないでしょうか?2刀流ウェルカム!

Ken

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