七沢から日向薬師付近や日向林道を歩いて、春を感じるいろいろな花に会った。
タチツボスミレはあちこちに咲き始めていたが、スミレも見つけることが出来た。
斜面にへばりつくように咲くボケの花。クサボケだ。
背が高くならないので草木瓜と呼ばれているが、れっきとした木の仲間だ。
林道ではあちこちでオニシバリの木が見られた。
せいぜい５０ｃｍぐらいの樹高で目立たないが、慣れると雰囲気でオニシバリと分る。
薄い黄緑色の花は萼裂片が５ｍｍ程度なので、歩きながら見ていると咲いているのに気づかない。
１ヶ所だけクサイチゴが咲いていた。こちらは直径４ｃｍぐらいの白い花なので見つけやすい。
これも樹高が低いので草苺と書くが木の仲間・木苺の仲間だ。
オニタビラコ。林道脇の斜面との境目辺りには花期に先行する花がいくつか見られた。
キジムシロ。これもオニタビラコ同様に４月以降に見るのが普通で、まだ雉筵の雰囲気はない。
キランソウも１ヶ所で見られた。
地面にへばりついて目立たないので、もっと咲いていたかも知れない。
テンナンショウの仲間も一株だけ咲き始めていた。
多分これから林道のあちこちで顔を出すことだろう。
