横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

木の新芽や花がきれい

2017-04-25 22:29:40 | 日記



寺家ふるさとの村を歩いたら少し離れたところにホオノキの新芽が見えた。
田んぼの向こうで近寄れなかったが、花のように赤い葉がきれいだ。






少し離れたところでも遠くのほうの大きな木に白い花の房がたくさん見えた。






こちらのほうは、ぐるっと回り込むことが出来てウワミズザクラと分かった。






同じように白い花序のイヌザクラより若干早く咲き花序が長い。
また花序の下の方に葉がつくところもイヌザクラとの相違点だ。






バス停に向かう途中で紅白の花が咲いているのが見えた。






ハナミズキだ。今あちこちで咲いていて並木になっているところもある。






花弁のように見えるのは総苞で、その真ん中に花の集まりがある。
だから秋になると赤い実の集まりが出来る。



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昔はユリ科

2017-04-24 06:22:00 | 日記



瀬谷市民の森で一面の緑の中に、目を皿にすると極くわずかポツポツと白いものが見える。






チゴユリ(イヌサフラン科)
3日ほど前にも別のところで見たのを載せた。
そこよりは葉が広がっているが花は多くない。






花被片が6で雄しべも6本雌しべが3裂している。
こういうタイプの花はユリ科と分類されていたが、今はチゴユリはイヌサフラン科だ。






市民の森で無数にあるホウチャクソウもイヌサフラン科だそうだ。






ホウチャクソウ(イヌサフラン科)
花被片が6で雄しべも6本雌しべが3裂している・・チゴユリと同じだ。
ただチゴユリとちがって花被片は開いていない。






筒状の花が下がる姿が宝鐸に見立てられた。






こちらも筒状の花が下がっている。アマドコロだ。
ホウチャクソウと違って茎の途中にいくつもならんでいる。






アマドコロ(キジカクシ科)
これも昔はユリ科とされホウチャクソウに似たところがあると単純に思っていた。






ナルコユリやワニグチソウなどとともにキジカクシ科のスズラン亜科だという。






形がホウチャクソウに似ていると思っていたが、
ホウチャクソウは離弁花でアマドコロのほうは合弁花のようだ。

それにしてもキジカクシとはどんな植物か、どこかで会いたいものだ。




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ジュウニヒトエじゃなかった

2017-04-23 04:53:03 | 日記



一週間前に、この花をジュウニヒトエとして記事を書いた。
おととい友人たちと「寺家ふるさと村」に行ってツクバキンモンソウだと指摘された。






ツクバキンモンソウ(シソ科)
そういわれれば確かにそうだ。
どちらもキランソウの仲間なので似ているところもあるが、
ジュウニヒトエはもっと何層もの多くの花が輪生するように咲く。






ツクバキンモンソウはキランソウよりは立ち上がっているが花はまばらだ。






8年ほど前に こどもの国 でジュウニヒトエとツクバキンモンソウも見ていた。
ツクバキンモンソウを見るのはそれ以来で、すっかり忘れていた。


もうろくを恥じるとともに、誤った情報を発信したことをお詫びします。



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優しい感じ

2017-04-22 06:51:58 | 日記



カツラ(カツラ科)
神奈川県自然環境保全センターでも新芽の季節だ。谷戸には何本かのカツラがある。
カツラの葉は秋に黄葉し落葉のころは甘い香りを発するので、
その季節にばかり注目していたが柔らかそうな春の葉も良いものだ。






ハートにも似た優しそうな葉が、太い枝からも直接に出ていて驚く。






ヒトリシズカ(センリョウ科)
ニリンソウが花盛りのところを抜けて坂道を上がるとセンリョウが咲いていた。






何株も一緒に咲いていると少し賑やかだが、一人だと優しい感じだ。
しかしこの花は一人ではなくて、子房一つと雄しべ3本からなる花がいくつも集まったものだ。
雄しべの根元に葯が黄色く見えている。

コメント (2)
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蓮華紫苑稚児

2017-04-21 06:24:15 | 日記



ほんの少し前、向こうの丘にはまだ桜が咲いていた。






谷戸の草花に混じって薄紫の花たちが見える。レンゲソウだ。






ゲンゲ(マメ科) レンゲソウ
昔の田んぼでは春にいっぱいのレンゲが咲いたのだが、今は珍しくなった。






ハルジオン(キク科)
近くにはハルジオンが咲き始めていた。
これから初夏にかけて、どんどん花の数が増えていくのだろう。






少し小高いところへ上がっていくと草の葉が広がる間に小さな花たちがあった。
チゴユリだ。






チゴユリ(イヌサフラン科)
白い花と思ったが花冠の芯は黄色が入っている。

葉が元気に広がっているが冬には消えて地下茎だけが残るという。




コメント (2)
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