瀬谷市民の森で一面の緑の中に、目を皿にすると極くわずかポツポツと白いものが見える。
チゴユリ(イヌサフラン科)
3日ほど前にも別のところで見たのを載せた。
そこよりは葉が広がっているが花は多くない。
花被片が6で雄しべも6本雌しべが3裂している。
こういうタイプの花はユリ科と分類されていたが、今はチゴユリはイヌサフラン科だ。
市民の森で無数にあるホウチャクソウもイヌサフラン科だそうだ。
ホウチャクソウ(イヌサフラン科)
花被片が6で雄しべも6本雌しべが3裂している・・チゴユリと同じだ。
ただチゴユリとちがって花被片は開いていない。
筒状の花が下がる姿が宝鐸に見立てられた。
こちらも筒状の花が下がっている。アマドコロだ。
ホウチャクソウと違って茎の途中にいくつもならんでいる。
アマドコロ(キジカクシ科)
これも昔はユリ科とされホウチャクソウに似たところがあると単純に思っていた。
ナルコユリやワニグチソウなどとともにキジカクシ科のスズラン亜科だという。
形がホウチャクソウに似ていると思っていたが、
ホウチャクソウは離弁花でアマドコロのほうは合弁花のようだ。
それにしてもキジカクシとはどんな植物か、どこかで会いたいものだ。
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