ほんの少し前、向こうの丘にはまだ桜が咲いていた。
谷戸の草花に混じって薄紫の花たちが見える。レンゲソウだ。
ゲンゲ(マメ科) レンゲソウ
昔の田んぼでは春にいっぱいのレンゲが咲いたのだが、今は珍しくなった。
ハルジオン(キク科)
近くにはハルジオンが咲き始めていた。
これから初夏にかけて、どんどん花の数が増えていくのだろう。
少し小高いところへ上がっていくと草の葉が広がる間に小さな花たちがあった。
チゴユリだ。
チゴユリ(イヌサフラン科)
白い花と思ったが花冠の芯は黄色が入っている。
葉が元気に広がっているが冬には消えて地下茎だけが残るという。
こういうところは動植物とも豊かなのですよね。
それでも、田んぼの蓮華はもう名残だけとなっていますか。
わが家で毎年種を取って咲かせていた蓮華も、とうとうやめて
しまいました。
少し草丈の高いハルジオンたちはこれからが本番ですね。
お隣空き地にも何本か伸びてきています。まだ咲いていないようです。
チゴユリはまだ会ったことのない山野草です。花は小さいですが
葉はけっこう大きく展開するのですね。限られた期間に目いっぱい
お日様浴びて、しっかり光合成行うためかな…
はい。動植物が豊かなのだろうと思います。
もう少し暖かくなったら昆虫たちの活躍をたしかめたいものです。
蓮華は田んぼの肥料のための役割を利用しなくなったので、名残を残すだけになったのでしょうね。
チゴユリは葉ばかり展開して花が少ないのでちょっと残念です。
花に頼らない作戦をとっているようです。