ギャーオー
マンマンマンマン マンマンマンマン
ママン マーン
いじめ人間 ロマンマ~ン(ニャニャニャ)
リベラルしぐさだ ロマンマ~ン(ニャニャニャ)
プンクボイだよ ロマンマ~ン(ニャニャニャ)
オタクに寄生だ ロマンマ~ン
ロマンポルシェだ マンマンマ~ン
サブカルだァー
ギャーオー
コネコネコネコネ コネコネコネコネ
コネリアス あ~す
いじめゴリラよ コネリア~ス(ウニャハニャ)
食糞ドロップ コネリア~ス(ウニャハニャ)
根本パクるよ コネリア~ス(ウニャハニャ)
手紙晒すよ コネリア~ス
五輪降りるよ コネコネコネ
サブカルだァー
ギャオー サブカル コネリア~ス
アカダだー ムラカミー キタオだー!
ギャーオー
クックククックク クックククックク
クイックジャパ~ン パ~ン
いじめ編集 北尾だー(チョンギリ)
いじめ編集 赤田だー(チョンギリ)
いじめ企画だ 村上(チョンギリ)
いじめ鬼畜だ なんにもない
ギャー ドカーン アレー ボコッチン
ウジョウジョ ウナカナビュー
ギャーオー
――というわけでごきげんようみなさん、人気アニメ『いじめ人間サブカルズ』のOPより始めさせていただきました。
少し前、小山田圭吾問題及びロマン優光の著作『90年代サブカルの呪い』を扱いました。その項タイトルに「いじめ人間」云々とつけていましたが、要するにこれ、『はじめ人間ギャートルズ』のOPのパロディだったのです。
『ギャートルズ』は74年に放映開始した、原始時代を舞台にしたアニメ。
基本ギャグものですが、タイトルが明らかに「ビートルズ」のもじりであることからもわかるように、当時のサブカルチャーに強く影響を受けたものでした。
EDは「何にもない」「ただ風が吹いていた」原初の地球を歌うという寂寞感溢れた歌詞なのですが、二番の最後には「やつらの足音が聞こえた」とあります。これはどうも「人間の誕生」を意味しているらしいのですが、アニメそのものの最終回サブタイトルも「やつらの足音が聞こえた!」で、ストーリーは狩猟民族としてのんびり暮らしていた主人公たちの下へ農耕民族がやってきて農業を広めようとするも(そいつの真意ははじめ人間たちを子分にするところにあり)主人公たちはそれを拒否する、というもの。つまりアニメの「やつら」は「搾取者」としてやってくる「文明」そのものを指しているわけで、作品は当時のヒッピームーブメントの価値観を色濃く持っていたわけです。
そう、『ギャートルズ』的価値観を引き継ぐ者であるはずのサブカル君たちは、いつの間にか罪のない者を搾取するだけの敵キャラになってしまっていた、ということですね。
――以上、『ギャートルズ』がおわかりになる方もほとんどいなかろうということで、ご説明させていただきました。
さて、こんなことで文字数を費やしていてはいけません。
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本稿は前回と同様、その目次(及びちょっとした解説)となることを目的としたもので、一応、有料記事になっています。以降はnoteの方に掲載しますので、ご覧になりたい方はそちらへ(←「note」の部分をクリックして)飛んでいただければ幸いです。