日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

言葉による錯覚

2013年09月14日 12時09分07秒 | 思うがままに
映画やドラマはまさに言葉による錯覚。
「半沢直樹」は面白いですね。

机をバンバン叩きながら激怒する小木曽次長は何とも憎らしい。

国税庁エリートの片岡愛之助さん演じる黒崎さんはオネエ言葉がかえって怖い。

けれど、二人とも分かりやすい。分かりやすいからちょっと許せますね。


問題は…

香川照之さん演じる大和田常務。底知れず分かりにくい手のつけられない黒幕。
今までくすぶっていた悪事が段々あらわになって来ました。

香川さん、上手ですね。本当に憎らしいですもの…。(笑)

次回、よほどいい人を演じなきゃこの憎らしさは払拭できません。

私たちはドラマや映画を観ては、その世界に入り込みます。いちいち「そ んなことあるわけない!」なんて思ったら楽しめません。だから面白いんですね。

しかし、日常生活では困るときがあります。
5つの心のはたらきのなかに「言葉による錯覚」が、あります。
ある人がいいかげんな思惑を言いふらすと、多くの人は信じてしまいます。
私達は、自分の都合で脚色して自分を苦しめ他人も苦しめる。

もし、自分が標的にされたらどうするの?
スートラは答えます。
「放っておきなさい」と。

さて、半沢さんの倍返しはヨーガ的ではないのですが、あれだけ悪人だと放っておくほうが罪ですね。(荻山貴美子)
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