人の一生は人の数だけあります。どれひとつ同じものがない。
たまたま撮り溜めていた録画に「プロフェッショナル」がありました。
志村けんさん亡き後、の番組でした。
素顔はシャイで無口。
それが、扮装すると、その演じる人物が憑依します。
子どもに悪影響を及ぼすから視聴禁止の家庭もあったようですが、間違いなく一世を風靡したコメディアンには違いありません。
コメディアンに共通するものは、ペーソスがあることでしょうか?
チャップリンも渥美清さんも一流のコメディアンはどこか寂しげです。
志村けんさんの場合、カトチャンの度量の深さもあったでしょう。
彼はマンネリをこよなく愛しました。
マンネリを愛せなければ落語は聞けません。
同じ演目でまるで違う内容にさえ見えてしまう。
カトチャンと言えば、孫のような女性と再婚し、彼女はかなり叩かれました。でも、間違いなくくるであろう介護の日に備え、ヘルパーの資格を取るイジらしさを責める資格は誰にもありません。
人生いろいろ
会社もいろいろ
結婚もいろいろ
親子関係もいろいろ
です。