自由な感覚を身につける

皆さんには迷惑なことかもしれませんが、最愛の人を失った私は遠慮せずに話し続けます。

生まれてはじめて「おひとりさま」になった私ですもの、新しい生活の一部として思い出を振り返ることは、ツライ思いをした私へのご褒美であり権利だから…。

本当に皆さんにはご迷惑なハナシ。

私は少しずつ変化しています。前の私とは違います。どんなに他人が昔の私に引き戻そうとしても屈しません。

心ない毒語にあったら未解決のまま放っておくのはやめます。心おきなく話を聞いてくれる方にそのことについて話し合います。それが私の心の傷を癒す儀式。

人の目を気にせず、自由な感覚を身につけます。

いつだったか、水道局の方が訪ねてきました。5月から水道の使用量が少ないのですが、何かありましたか？と。

それはそうです。私はずっと病院にいましたから水道も電気もガスも使っていません。

事件性があるとでも思われたかしら？