日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

インドの魅力がふんだんに…

2013年01月05日 21時06分40秒 | 思うがままに

こんばんは。

今日は、横浜ユーラシア文化館に行き『華麗なるインド神話の世界』を観てきました。インド屈指の画家、ラヴィ・ヴァルマの夢のような絵画を中心にインド神話の魅力をふんだんに観せてくれた稀に見る企画展でした。

田原豊道先生も私も月曜日から本格的に授業が開始しますが、その前に、インド神話の世界に触れ、身の引き締まる思いで大満足で帰宅しました。

ラヴィ・ヴァルマは19世紀に活躍した画家で、イギリス人画家に油絵を教わり、西洋絵画の魅力の虜になりました。多色石版術の工房を開いたり、当時は画期的で発展的な画家だったようです。

『マハーバーラタ』の絵で広く大衆の目に触れ一躍人気画家になりましたが、「ベンガル・ルネッサンス」の画家たちがその西洋化を、激しく批判し、一度は世間から隠れた存在になったとか…。

しかし、その人気は再浮上し、現代に至っているようです。
学芸員の福原康子さんという方が、約1時間ご説明くださいました。本当にインドの神話が好きで、学問が楽しくて仕方がない…と、感じさせてくださいました。情熱ですね。

インド人は、ラヴィ・ヴァルマの描いた女神様のお召し物のサリーにキラキラしたビーズを華美に飾ったりして、まさに祈りの対象として大事に扱っているのです。日本では多分受け入れられない世界だと思いますが、インドでは、さもありなん…ですね。

今年のインドツアーはインドの女神様に焦点を絞ってみたくなりました。

2013年1月14日まで開催しています。まだご覧になっていない方は是非覗いてみてはいかがでしょう。こんな素敵な企画展を教えてくださった柳沼千枝さんに大感謝です。(荻山貴美子)

 

 

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