今朝のギリギリ事件

早く起きた本当の理由

今朝は変な音で目が覚めた。

ボコッ、ガリガリッ

嫌な予感

飛び起きた！

僕は窓際でそのすぐそばに僕のハスラー君が停めてある。

それは奥から2番目で
その1番奥に赤いビッツが。

狭い駐車場で嫌な予感

祈る気持ちで眠りについた昨晩。

しかし朝の異変は僕の嫌な予感を
さらに加速させた。

あの赤いビッツがまさか？

僕のハスラー君の安否が気になって跳ね起きた。

そして窓を開けようとするが固くて開かない。
裏口を開けてみると

赤いビッツは後ろのブロックにぶち当たり
バンパーが外れ
まだ未だにガリガリ

僕のハスラー君のすぐ隣で何を？

僕は叫んだ！

すると助手席の窓を開けた彼女に

動かしましょうか？
隣の車なので。

と伝えると
カタコトとの日本語で

オネガイシマス

わかった！
分かったからそこを動くな！
フリーズ！

中国系の美人なポンコツ運転手は
どうやったらそっちにハンドルを切るのだ？
という方向に何度も切り返し

スペースを開けて停めた僕の隣をすり抜けて
一礼して狭い駐車場を後にした。

僕が跳ね起きなかったら
確実に僕のハスラー君に3回以上ぶつけてから
当て逃げしていたであろう。

実際ブロック塀のガリガリは謝ることもなく立ち去ったのだから。

どんな外国人だ？

出雲大社にお参りしようとしている、その日に。

何という「ご縁」なのだ？

危うかったで！